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【HAON】幸福を掴む言霊【꽃 (FLOWER)】

韓国ヒップホップ界期待の、いや、もう間違いなく近い将来シーンを背負って立つであろう若手ラッパー・HAON君が1月18日(金)にニューシングル「꽃(FLOWER)」をリリース!

昨年9月5日にリリースされた1stEP「Travel:NOAH」(タイトル曲「NOAH/Prod. GroovyRoom」)以来、約4ヶ月ぶりとなる今作ですが、ティーザーを見た時から良い予感しかありませんでした。

一応、当記事で初めてHAON君を知ったという方もいらっしゃるかもしれないので、ざっと経歴を説明させて頂きたいのですが、「BLOOMINT MUSIC」の編集長・鳥居咲子氏がGINZAに寄稿したインタビュー記事がございますので、そちらをご覧いただいた方が有意義なんじゃないかと思います。これを読めば彼の経歴や人柄、どんな人物なのかという事が大体わかるはずです。

とはいえ、それだけだとこのブログの意義は?って事にもなってしまうので、以前書いた記事も合わせて読んでいただけると有難いかなと。動画なども観れますし。リンクは以下。

天才は情熱と読書と瞑想とTWICEで作られる/NOAH feat. 박재범, Hoody

SHOW ME THE MONEYのスピンオフ「高等ラッパー2」で見事に優勝し、2018年5月にはジェイ・パークが代表を務めるH1GHR MUSICと契約しプロとしての第一歩を踏み出したHAON君。
同年6月28日にはデジタルシングル「LOVE! DANCE!」、9月5日には前記した1stEP「Travel:NOAH」をリリースし、その後はジェイ・パークと高校を訪問してパフォーマンスを行ったり、11月23日にはレーベルメイトのSik-K、Woodie Gochild、ph-1と共に、渋谷WWWで日本初となるレーベル・ショーケース“H1GHR Music Records in TOKYO 2018 Presented by lute”が開催されたり、MILLION MARKET傘下のレーベル・ATM seoul所属のラッパー・Coogie、SHOW ME THE MONEY5の優勝者・BewhYとコラボしたりと、着実にキャリアを積み重ねています。

そんなHAON君が「音楽やってて良かった〜!!」(そう言ったかはわかりませんがw)と大喜びする出来事がありました。それは彼が出演するJTBCのバラエティ番組「요즘애들(Kids These Days)」でのこと。彼はTWICEの大ファンで、特にダヒョンペン。そのTWICEと番組で共演!ナヨンは自分の歌を口ずさんでくれ、おまけにダヒョンとはハグまでしてもらえます!!

ナヨンが自分の歌を口ずさんだ事で、喜びが爆発するHAON君。ラッパーから、普通の男子に戻った瞬間です。

そしてサムネにもなっている憧れのダヒョンとのハグ!そこら辺の男なら「ダヒョンになにしとんじゃ!!」というところですが、HAON君なら許します。むしろ祝福です。

さて、そんな彼の音楽的特徴として主に2つの事が挙げられます。

一つはサウンド。
デビュー前の代表曲である「붕붕(Boong Boong)」や「NOAH」、そして今回の「꽃(FLOWER)」でもあまりエフェクトのかかっていないナチュラルなギターサウンドやフルート、サックスなどが中心に据えられ、流行りのトラップやデジタルサウンドを多用したものとは違う、彼独特の音色で構成されています。

そしてもう一つは歌詞です。
韓国語は非常に罵倒語が豊富な言語だと言われていますが、彼はそれを一切使いません。それはヒップホップという音楽から見ても稀有な事ではないかと思います。それは彼の根底に「人生を楽しむには」という考えがあるからだと思います。有り体に言ってしまえばポジティブシンキングという事になりますが、より良い人生を歩むためには悲観、憎しみ、憂鬱といった負の感情を極力排除すべきだという姿勢から来ています。

「꽃(FLOWER)」は、自分が20歳という節目を迎え(HAON君は2000年7月7日生まれの18歳ですが、韓国では数え年が用いられるため)、同じように卒業や成人する事で社会の一員となる人たちへ向け「たとえ困難な事が待ち受けていようとも、綺麗な花を咲かせるために立ち止まるな」というメッセージが込められた曲です。

MVは彼のファンから送られた映像を元に構成され、冒頭にはHAON君が高校を辞める前の姿(高等ラッパー2出演の前に自主退学しています)も映っています。

日本には言霊という言葉がありますが、彼は「꽃(FLOWER)」の歌詞で繰り返しこう歌います。

이제 막 깨어난 씨앗같이 피어나 흔들리며 Baby don’t worry ‘bout it. Don’t worry ‘bout it.
(今まさに花を咲かせようという時に揺らいでも、気にするな。心配することはない。)

生きてさえいれば必ず良い事がある、というのは欺瞞です。受動的になるのではなく、幸福を得るためには何をするべきなのか。どう考え、自分とどう向き合うのか。それを常に考えることが大切なのだと思います。

幸せへと向かう方法。より良い人生を歩むための姿勢。それは自分自身が発する言葉にあるのかもしれません。

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