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【TAEMIN】デカダンスのダンス【SHINee】

SMエンターテイメントの、いや、もはやKポップの“メインダンサー”と言っても過言ではないSHINeeのテミン(TAEMIN/태민)が2月11日に2ndミニアルバム『WANT』でカムバックしました。

TAEMIN/태민
イ・テミン(이태민)
1993年7月18日/ソウル特別市 道峰区
175cm/58kg/B型
明知大学映画 ミュージカル学部ミュージカル専攻(在学)
メインダンサー/サブボーカル/マンネ
カトリック(洗礼名:フランシスコ)
2008年5月25日SHINeeとしてデビュー。毎週土曜日に開かれるSM公開オーディションで2年ぶりの合格者であり、ダンサーとしての才を認められて合格した。SHINeeにおいても振付のほとんどを担っており、他のメンバーが他のSM所属歌手とのコラボレーションをする時もダンス関連はテミンが担当していることが多い。MAMAのベストパフォーマンスソロを二年連続(2016・2017)で受賞している。マイケル・ジャクソンの熱烈なファンであり、得意なジャンルはポッピン、ジャズ、ファンク、フリースタイルなど。最近では「Music Bank in Hong Kong」でTWICEのモモ/ミナ/ダヒョン/チェヨンが「MOVE」をカバーし、再び注目を集めた。変声期に入社し16才(韓国年齢)でデビューしたため、3年間の練習生期間でボーカル・トレーニングをほとんど受けなかった。そのため初期のSHINeeでは、歌唱力を疑問視されていたが、デビュー後にトレーニングに励み安定したボーカルを披露するようになった。SHINeeの楽曲においてもパートが徐々に増えてきている。ピアノが堪能で作曲や作詞もこなす。シャープな体型と端正なルックスから“CG人間”という異名を持つ。

グループとしてのSHINeeは、2018年の12月にリーダーの長兄オニュが入隊し、次兄のキーは3月4日に正式入隊が予定されており、三男のミンホも2019年上半期の入隊が噂されています。ミンホを覗く二人は入隊の置き土産かのように続々とソロデビューを果たし、慌ただしくも精力的に活動しました。キーは2月8日にSTATION3から「Cold (Feat. 한해)」もリリースしています。

最も音楽的に活動していたジョンヒョン亡き今、マンネでありながら2014年の8月に先立ってソロデビューを果たしていたテミンは今回の『WANT』が通算5枚目(リパケ含む)のアルバムであり、その兄たちとは異なる段階、ステージで活動しています。

オニュやキーはソロデビューに際し、SHINeeの絆やジョンヒョンへの哀悼の意をアルバムに込めましたが、テミンはソロ歌手としてすでに確立されていることもあり、自身の世界観を継続するような内容となっています。

今回のカムバックにあたり、ティーザーとは別に「コンセプト・シグネチャー・フィルム」というショート・ムービーが公開されています。

テミンの楽曲は、本能的でシンプルな世界観を構築することが多く、それは明確な長所であるダンスを際立たせるためだと考えられます。言葉としての無駄を省いた分、テミンのプロモーションにはビジュアルでのアプローチが多く、今回のビジュアル・ティーザーも公式Twitterで11回に渡って、公開されています。

「コンセプト・シグネチャー・フィルム」「PHOTOティーザー」と言語化を排除し、徹底的にビジュアルという視覚化に拘ることで、ただ“魅せる”という世界観に引き込もうとしています。

テミンは若くしてデビューしたため、デビュー10周年を経た今も26才です。兵役の予定もなくソロ活動の多い現在のSHINeeでダンサーとして肉体的にも絶頂期を迎えつつあります。2015年ごろから取り組んでいる現代舞踊の融合も形を成しつつあり、そのボディ・コントロールにはますます磨きがかかっています。

ダンスの求道者として邁進する姿は、芸術至上主義を指す言葉“デカダンス(décadence)”を思い起こさせます。またデカダンスの、もう一つの意味である“退廃的”という言葉はテミンのダンスの世界観を表す言葉としても適切だと思います。

孤高の舞踊家テミンが求める(WANT)もの、それは究極のダンスなのかも知れない。

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