ALL YOU NEED IS KPOP!

【GIANT PINK】ジャイ子のリターンマッチ【Mirror Mirror】

数年前から日本政府は女性活躍推進を謳っていますが、世界経済フォーラム(WEF)による男女格差の度合いを示す「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数・2018年版」によりますと、日本は149ヶ国中110位という非常に残念なデータが出ております。
そして我々の愛するKポップを産んだ韓国も同115位と、共に相変わらずの男社会なのだという現実を突きつけられる訳です。

そんな中、国基準で見れば小さなことかもしれませんが、朗報がありました。

ジャピンことGIANT PINK姉さんが約1年ぶりに帰って参りましたのです。

GIANT PINK
パク・ユンハ(박윤하)
1991年4月23日
A型
  AIKM(All I Know Music)

彼女は2016年にSHOW ME THE MONEYのスピンオフであるUNPRETTY RAPSTAR・シーズン3に出場しており、先日カムバした(G)I-DLEのソヨンやBrown Eyed Girlsのミリョたちとしのぎを削り、見事優勝を果たしています。

「E.G.O. (feat. 보이비 & 산체스)」

その後は同年にミリョとの共同名義で「가위 바위 보(Rock Paper Scissors)」を、2017年にはMYSTICエンタ所属のJane JangとPERC%NTというシンガーとレドベルの「Dumb Dumb」をカバーしています。
ここで一つ補足させていただくと、ジャピン姉さんの所属するAIKM(All I Know Music)はMYSTICエンタ(※現MYSTIC STORY。2019年3月25日に名称変更。2020年5月30日追記。)の傘下レーベルで、そのMYSTICエンタはSMエンタの傘下なのであります。
つまりUNPRETTYに出場したミリョとは大きく括れば同じ事務所で、「Dumb Dumb」のカバーもSM系列だからということになります。ちなみに今回の「Mirror Mirror」のMVにSMがクレジットされているのはそういう事です。

そして2018年3月にはこちらも同じくUNPRETTYに出場していたKassy(ケイシー/케이시)をフィーチャリングに迎え、「I Dont Think I Love You」をリリースしました。

しかし。

それからは始球式に出たりバラエティ番組の楽曲に参加したりという事はあったものの、個人でのリリースはおろか、表立った活動はほとんどなし。

なぜだ?

SHOW ME THE MONEYの優勝者やスポットを浴びた出場者は様々なライブや楽曲参加、オーディション番組のメンターなどを務めているのに…。

GIANT PINKですよ?
名前もフロウも声も顔も十分インパクトあると思いますし、曲がりなりにもUNPRETTYの優勝者ですよ?
名前の通りジャイアントで172cmあるんですよ?
ああ見えて海雲台女子という女子校出身なんですよ?
釜山訛りが抜けないジャピン姉さんなんですよ?
その昔、現AOMGのサイモン・ドミニクに音源を送ったけど酷評されて、それでもめげずに努力してUNPRETTYの栄冠まで勝ち取ったんですよ?

これはやはり男女格差ではないか。そんな考えすら頭をよぎります。

しかし姉さんは戻ってきました。

「止まっていた時間を再び進めるんだ」という強い意志を歌詞に込めて。

韓国に限らず、ヒップホップの一線で活躍するアーティストはやはり圧倒的に男性が多いと思います。その中で彼女のような存在が再び表舞台に立つことが出来たというのは喜ばしいことこの上ありません。

タイトルの「Mirror」はハングルで「밀어/ミロ」。

これは「밀다(ミルダ)/押す、押し通す、貫く、進ませる」という意味です。

男ばかりが活躍するヒップホップ界の中に身を置き、長い沈黙を破って再びそのリングに上がったジャピン姉さん。

第2ラウンド、開始です。

最新情報をチェックしよう!