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【Rothy】麗しの美しきハスキー【Burning】

あなたは一目惚れをしたことがありますか? 私はありません。
そもそも一目見て“惚れちゃう”って、どんだけ恋愛体質なんだよ、と思いますが、「お、あのコ可愛い!」なんて程度なら、ほとんど家と職場の往復で毎日が過ぎていく私ですら、1日に30回くらいはあります。
ま、それはいいんですが、一目惚れはないけど、“一聴惚れ”ならあります。イントロが流れた瞬間、或いは第一声を耳にした時、「あ、これ絶対好きだわ」ということが音楽においては少なくありません。
「いいね」ではなく「好き=惚れた」という確信。音楽的な特徴を捉えて、なぜそうなるのかというのを言葉にするのは難しいですが、声に関しては一つだけ傾向があります。それは“ハスキーな声”です。そこに男女は関係ありませんが、男性ならブルージーな声というと伝わりやすいかもしれません。
ただ、女性ですと少し話は変わってきます。ジャニス・ジョップリンの声、良いです。シェリル・クロウの声もヤバいです。ただ、この2人の声は「よくあんな声が出るなー」と感心しながら「カッコいいな」と思ってしまう。それは“惚れちゃう”とは少し違います。紙ヤスリに例えるとジャニスとかの声は、目が荒過ぎる。ガシガシなんです。私の惚れちゃうハスキーヤスリは、仕上げに使う細目、ただし中目よりです。わかりづらいですね。

わかりやすく伝えます。彼女の声です。

Rothy(로시 /ロシ)
カン・ジュヒ(강주희)
1999年5月6日
AB型
翰林芸能芸術高等学校実用音楽科(卒業)
DOROTHY COMPANY

韓国の国民的歌手であるシン・スンフン氏によって発掘され、彼が初めてプロデュースしたシンガーです。デビューは2017年11月9日。デビュー曲は「Stars」。

ちなみに、シン・スンフン氏の事は勉強不足過ぎて知りませんでした。30年近くのキャリアがあり、えげつない数の賞を受賞している凄い人なのね。日本版のHPもあって、そこに受賞歴も載っているので気になる人は見てみて下さい。ビックリするから。


Rothyのボスであり、DOROTHY COMPANYの設立者でもあるシン・スンフン氏。

話をRothyに戻しましょう。
彼女の通っていた学校「翰林芸能芸術高等学校」はアイドル好きにはお馴染みかもしれません。数多くの俳優やミュージシャンが卒業しており、ガチ同期にはTWICE/チェヨン&ツゥイ(2人は来年卒業予定)、レドベル/イェリ、モモランド/ジュイ&ナンシー、LOONA/キム・リプ&チュウ達がいます。チングかどうかまではわかりませんが。
学校は卒業していますが、彼女が事務所に入ったのは中学生の時。元々はアイドル志望でしたが、事務所のオーディションがある事を知り、迷った末に応募。そして合格。そこでシン・スンフン氏から「ユーは声が魅力的だからソロシンガーになってほシン」と告げられ、契約する事を決めます。そんなことを直々に言われたら、アイドルからの転向なんて余裕でしょう。そして5年間の練習生活を経てデビューへと至ります。
「Stars」でデビュー後は、2018年6月1日に2ndシングル「술래 (SULLAE:鬼)」をリリース。その前後に3曲のOSTを挟みながら、2018年8月30日に第1集「Shape Of Rothy」リリース。そのタイトル曲が「Burning」でした。

シン・スンフン氏の秘蔵っ子、というか隠し玉、いや、リーサル・ウェポンが遂に本格始動です。これまでは音楽番組の出演も控えていたようで、「Burning」で晴れて解禁となりました。ラブソングでありながらも、歌詞には愛の比喩としてキャンドルや蛍という言葉を使っているところなんかは、やはりアーティスト性を強く押し出していこうという意図なのでしょう。

さて、彼女の声ですが、「Burning」を聴くと粗目のハスキーボイスではなく、中域が伸びていくところで、グラデーションのようにとても良い感じで掠れていくのがわかります。しかしそれは基本の声に中目よりの細目ヤスリハスキーがあるからこそ、より楽曲としての完成度が磨かれ、美しく仕上げることが出来るのだと思います。あ、なかなか上手い感じでまとまったぞ。とにかくこの声、完全にやられました。顔も可愛いし。文句なしだよ。

グッジョブ、シン・スンフン!(最後は呼び捨て)

「Shape Of Rothy」のリリースにあわせて、1st、2nd、タイトル曲以外に収録されている「Lost Time」もMV公開となったので、せっかくだから貼っておきます。

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