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【GIRIBOY】日本の漫画DAISUKI BOYの変化【Used Feat. Kid Milli】

これです!この感じ!!ハード過ぎず、ソフト過ぎず、でもしっかり芯を食ってるというか。キックの強さ、音の使い方、サンプリングの入れ方とかも丁度良い!最近の洒落すぎたヒップホップじゃなくて、とはいえトラップとかでもなくて、というにはまさにドンピシャ!そのアーティストとはGIRIBOY
面白い名前。このアーティスト名の由来は「앞 길이 창창하다(アプ キリ チャンチャンハダ)」という韓国の慣用句らしいです。意味は「春秋に富む、先残されている年数が多い、まだ若い」。まぁ「前途洋々」って感じみたい。ただ別のインタビューでは「길이 보인다(キリ ポインダ)=道が見える」とも言っているので、どちらが元なのかはわかりません。とはいえ、意味的には近いので良いでしょう。

では彼のプロフィールと簡単な経歴です。

GIRIBOY
ホン・シヨン(홍시영)
1991年1月24日
ソウル特別市 道峰区倉洞
国際芸術大学実用音楽科/ヒップホップ専攻
178cm/60kg
デビュー:2011年「You Look So Good To Me」
所属レーベル:JUST MUSIC
所属クルー: Buckwilds、Do’main、Truck so big、WYBH

大学でヒップホップ専攻ってあるのね。すげー。さすがノリに乗ってるK-HIPHOPの国。いいね、シヨンって名前。名前も可愛らしいけど、顔も可愛らしい。笑顔が素敵。MVにも映りますが、ちょっと印象が違います。

彼は「GIRIBOYと言えば眼鏡」というくらい自他共に認める眼鏡好きで、いつか店も開きたいと思っているほど。日本の眼鏡ブランド「白山眼鏡」のものだけでも30個は所有。最近はオリジナルのファッションブランドを立ち上げたりで、まぁオシャレ番長ですな。
そんな彼はSWINGS率いるJUST MUSIC所属のラッパー兼プロデューサーで、プロとしてのキャリアも8年目。デビュー以降はかなりコンスタントに作品を重ねていて、プロデュースもする。今やレーベルの稼ぎ頭っていうんですから、それだけでも彼が関わった作品が多い事がわかります。曲はその多くがポップでアーバンで、でもちょっと変だったりという、とても間口の広いヒップホップです。全作品を載せるのは結構な長さになってしまうので控えさせて頂きます。その代わりに代表的な曲を少しだけ。

GIRIBOY/Hogu(호구) (Prod. by Fisherman of wybh) (Feat. BrotherSu(브라더수)
2015年12月29日リリース(MV公開は2016年1月5日)。
フィーチャリングではなく「GIRIBOY」名義で1番再生数の多い曲がこちらです。完全に片言の日本語を話す女の子がGIRIBOYに語りかけるところから始まるこのMV。面白いのは彼が持っている漫画です。「ONE PIECE」。彼はかなり日本漫画好きらしく、それ以外にも「ベルセルク」「彼岸島」「NARUTO -ナルト-」「ワンパンマン」「僕のヒーローアカデミア」などを持っているとのこと。それだけでも親近感が湧きます。
GUHARA(구하라) _ Choco Chip Cookies(초코칩쿠키) Feat. GIRIBOY
最近なにかと話題のク・ハラちゃんへのフィーチャリング。2015年7月14日リリース(MV公開は7月13日)。これはク・ハラちゃん初のソロで「DSP Kara」と「1theK」の再生回数を合わせると約500万回というスマッシュヒット。
GIRIBOY/Take care of you(지켜줄게)
歌の要素が強めで、いわゆるヒップホップとは少し違う感じの曲。彼の幅の広さが分かると思います。2015年3月17日リリース(MV公開は3月13日)。
アルバム「Sexual Perceptions」より。

そんな彼が一躍世間の目に留まったのは2014年にMnetで放送されたSHOW ME THE MONEYのシーズン3への出場でした。ちなみにこの時の優勝者はiKON のBOBBY。

元々彼は「즐겜 마인드(ジュゲムマインド/楽しくやるというような意味)」で音楽をやっていた人だったので、Dis戦などがあるバトルには乗り気ではありませんでした。が、SMTM2の3位であり、レーベルのボスであるパンチライン・キングことSWINGSに「Yo、お前SMTM出て頭とってこんかい、われぇ」と言われ出場するハメに。

身長は170cmと意外に小さいけど、中高生時代は地元で有名なワル&保護観察処分2度というYANCHA BOYに言われたらGIRIBOYも従うしかありません。

渋々出たとはいえ、SMTM3での結果は黒歴史と言われるほど散々なもので、さすがにその時は自信を失ったらしい。プロとして3年のキャリアがあるのに、歌詞を忘れる、リズムを外すなどしたら、そりゃあ落ち込むでしょう。とはいえ、世間的な知名度が上がったり、マンネリに近かった「즐겜 마인드(ジゲムマインド)」での音楽制作への姿勢を見直すキッカケにもなったということなので、彼がここで得た事は非常に大きかったとも言えるでしょう。

しかしSMTM以降にリリースされた2015年の「Sexual Perceptions」、2016年の「Mechanical Album」という2枚のアルバムでは、音楽的に大きな変化はなかったように思います。それが2017年12月20日にリリースされた「Graduation」では、急にフロウが力強く、音も太くなったように感じます。そして2018年5月26日にリリースされたタイトル曲「Hurejasik」にフィーチャリングでWoo Won-jaeを迎えたシングル「3Songs」ではこれまでよりシンプルな音の構成になり、今回8月30日にリリースされた「Hightechnology : 3Songs & Instrumentals」へと至ります。

いいぞGIRIBOY!彼らしさをしっかり残しながらも、変化を恐れない感じ。タイトル曲の「Used」のフィーチャリングはWYBHのクルーメイトであり、レーベルのボス・SWINGSが別に運営するIndigo music所属のKid Milli。


昔はプロゲーマーになるのが夢だったKid Milli。本名Chae Won-jae(최원재/チェ・ウォンジェ)。Woo Won-jaeとはインスタをフォローしあう仲。

改めて彼の作品を系統立てて聴いてみると、非常に面白いラッパーだなと。SMのプロデューサーであるHitchhiker(私の大大大好きなRedVelvetの「I JUST」を手がけた人)や、超絶イケメンで「多音節ライム」の開発者の1人であるVerbal Jint のファンらしいので、いずれそんなコラボも見てみたいものです。

前記したように非常に多作なアーティストですから、彼の作品を全部聴こうと思ったら100時間単位が必要なので、気になった人はまずタイトル曲から年代順にさらっていくのをお勧めします。

今年7月には東京・大阪で来日公演も果たしたGIRIBOY。次きたら絶対行くからな!という事で今回はここまで。앞 길이 창창하다!GIRIBOY!

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