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【DJ Wegun】ターンテーブリストが生み出すバンドワゴン効果【Band Wegun Effect】

皆さんは「DJ」と聞いて何を思い浮かべますか?ラジオで話すラジオDJ?クラブなどでノンストップで曲を繋いでいくクラブDJ?レゲエアーティストやラッパーの後ろでレコードを回しているライブDJ?はい、どれもDJに違いありませんね。
DJにはもうひとつあります。それはターンテーブリストと呼ばれるDJで、曲を繋げるだけでなく、ターンテーブルを楽器のように扱う人たちの事です。最も有名なテクニックとしてはスクラッチでしょう。レコード盤を前後に動かし「キュキュキュキュッ」という音を出すあれです。
私の年代的にはDJ Qbert、Beastie Boysの「Three MC’s and One DJ」でお馴染みのMix Master Mike、Z-Trip。日本ではDJ KENTAROあたりでしょうか。
はい、そんな訳で当ブログとしましては初となるターンテーブリストのご紹介です。YeahYeah!

DJ Wegun(DJ 웨건/DJ ウェゴン)

彼はAOMGのプロデューサー&DJで、1986年9月24日生まれの32歳。本名はキム・ミョンジュン(김명준/Kim Myung Joon)。2006年にEP「Wheel Of Steel」でデビューし、以降はDok2、The Quiettが率いる1LLIONAIRE RECORDS(イリオネア・レコーズ)のライブでDJを務めるなど、韓国ヒップホップシーンの中心で活躍し、2015年、AOMGに加入。
Jay Park、Loco、The Quiett、Loptimist、Deepflow、Rhythm Powerなど数多くのヒップホップアーティストのアルバムに参加し、レーベルメイトのDJ Pumkinと一緒にBACK&FORTHというクルーとして継続的にプロデュース作業やパフォーマンス、様々なパーティーなどで精力的な活動を行なっています。
昨年の9月には伴侶も得て、益々の活躍が期待されていましたが、そこから1年。2年ぶりとなるアルバム「Band Wegun Effect」がリリースされました!

こちらは自身のInstagramで結婚発表をした時の写真。笑顔が可愛いです。

アルバムにはAOMGのボスであり若大将ことJay Parkをはじめ、サムディことSimon Dominic、Loco、GRAYと言うメンバーが名を連ねており、他にもGIRIBOY、Kid Milliが所属するクルー・WYBH(宇宙飛行)のOLNL(オルネリン)、そのWYBHのメンバーとも交流のあるCoogie、1LLIONAIRE RECORDS傘下のレーベル・AMBITION MUSIK所属のラッパー&プロデューサーのCHANGMOといったバラエティ豊かな面々で固められていて、ディープなトラックあり、ジャジーなサウンドもありという聴き応えのある1枚になっております。

そんな「Band Wegun Effect」リリースに先立って公開されたのが、最初に動画を貼った「Venom」です。フィーチャリングは韓国系アメリカ人ラッパー・nafla(本名:Nicholas Choi)。彼は昨年Dynamic Duoの「J.O.T.S.」にフィーチャリングとして参加し、 現在放送中のShow Me The Money777にも参戦中という大注目の若手ラッパーの1人です。

nafla。誰かに似てるんだけど、思い出せません。

この曲、MV自体はDJ Wegunとnaflaが引きの固定アングルで映っているだけですが、バックに映し出されるモノクロの映像が、バックトラックとnaflaのラップをより際立たせ、何よりもDJ Wegunのターンテーブルテクニックを存分に堪能出来る仕上がりになっていると思います。こういうのをスタイリッシュと言うのでしょう。

さて、この「Band Wegun Effect」、「Venom」と一緒にもう1曲MVが公開されています。それがこちら。

フィーチャリングにはHIGHGRND(EPIK HIGHのTABLOが率いていたYGエンタ傘下のレーベル。現在はその業務が全てYGXへと移り、EPIK HIGHもYGとの専属契約を終了したため、HIGHGRND自体はなくなりました)に所属していたPunchnello(パンチネロ)とsogumm。このsogummがね、個人的には凄くグッときまして。

はい、可愛らしい女の子です。しかし、彼女の声と歌い方が妙に頭に残ったのです。まぁおそらく一度聴いたら忘れない、かなり特徴的な声質を持ったシンガーだと思いますが、まだまだ無名とのこと。とはいえ、彼女は日本人ラッパー・仙人掌のアルバム「BOY MEETS WORLD」の中で「World Full Of Sadness」という曲に参加していたり、9月にはその仙人掌のアルバムリリースライブに合わせて来日し、代官山UNITなどでもライブを行なったということで、かなり私的注目度の高いシンガーの1人であります。彼女の歌声はこちらでも聴けるので、気になった方はぜひ!!

そんな個性的な面々で構成された「Band Wegun Effect」。このタイトル、経済学・政治学・社会学などで使われる行動心理学用語「バンドワゴン効果」が由来となっています。「バンドワゴン効果」とは、ある製品や事柄に対して、多くの人がそれを支持していると、その製品や事柄への支持・関心がより高くなるといった現象です。簡単に言うと、ある物事について大して知らなくても、みんなが良いって言ってるから買ってみた、みたいな感じでしょうか。本のベストセラーなんかはそういった側面が強いような気がします。

旬のアーティストから注目の若手まで多彩な面子が楽しめる当アルバム。それぞれのファン、あるいは新規のファンが聴く事によって、バンドワゴン効果が得られるのか。まずは一聴してみてはいかがでしょうか。

こちらはガッツリDJプレイというよりも、ゆる〜い感じの動画で、ブログのアウトロ的にはいいかなと。

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