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【ティファニー・ヤン】かつての少女は故郷に錦を飾る【Lips On Lips】

昨年より母国であるアメリカで「TIFFANY YOUNG」として本格的なソロ活動を開始した少女時代のティファニーが、2月22日に初となるEP「Lips On Lips」をリリースしました!

2018年6月28日にシングル「Over My Skin」でアメリカデビューを飾り、3ヶ月後の9月28日には2ndシングル「Teach You」をリリース。この時点で2019年初頭にEPを出す予定である事を予告をしていたティファニーですが、11月30日には3rdシングル「Peppermint」、今年1月19日にはEPのリードシングルとなる「Born Again」と、ほとんど間を空けずにファンを喜ばせ続けてくれた彼女。

ざっと振り返ってみても、「Lips On Lips」に到るまで一見順風満帆に見えるアメリカでのソロ活動ですが、1月9日、自身のインスタグラムにて彼女はこんな事を書き込んでいます。

最近、私の人生で最も辛いことがありました。私の家族に関係することがどれだけ重大で、大きな影響を与えるのか。それに気付かされたのです。そういった過程があり、今回のアルバム制作には自分のすべてを率直に盛り込むことができました。成長する方法を探して、傷を癒すことができる時間だったと思います。

これは2018年の年末に、彼女の父親による詐欺疑惑が世間を騒がせた事への心境を綴ったものだと推測されています。
彼女自身も幼い頃から父親の債務関係で悩まされ、時には返済の肩代わりを強要され、実際にも何度か金銭的な責任を負ったと告白しています。最終的には依然として続く金銭問題に限界を感じた彼女は父親との関係を「整理」し、以降は再び顔を合わせる事はなくなったようですが、その呪縛は再び彼女の目の前に現れました。
それだけではなく、アメリカへと戻りソロでの活動を選んだ彼女は、「ソシのティファニー」ではなく「TIFFANY YOUNG」という1人のアーティストとしてのプレッシャーもあったはずです。しかし彼女はそういった不安や悩みをアーティストとして昇華したのです。

EPのリードシングルである「Born Again」は、タイトル通りまさしく彼女が未来を見据えて描いた新たなる自身の姿を表しています。そしてEP「Lips On Lips」。
今作のテーマについて彼女は「おとぎ話やファンタジーだ」と語っています。

すべてのおとぎ話において、勝利とキスの直前には常に闘争と苦痛を乗り越える戦いがあります。私は目を閉じて、おとぎ話とファンタジーが苦痛を乗り越えていくのを見る必要がありました。

上記のコメントは2月22日、彼女が自身のInstagramに書き込んだものですが、以前、過去を振り返って「これまでの活動期間で平和な時間などなかった」と言っていた事からようやく解放され、真の自由を得たのだと思います。

それを表すかのように、タイトル曲「Lips On Lips」での歌声はとても澄んでいて、解放的に感じられます。ちなみに今回のMVは「Teach You」と同じくVM Project Architectureが手がけています。

そんな彼女の解放的で楽しそうな姿は出演したラジオでも目にすることができます。

これはカリフォルニア州ロサンゼルスとその周辺を聴衆地域としているKIIS FMというラジオ局で、現在LAで流行っている音楽全般を中心に選曲している、その地域でもっともよく聴かれているラジオ局の一つです。ティファニーの出身は同州のサンフランシスコ。
地元の人気ラジオ局で、様々な事柄を乗り越えて作られた自身の曲がかかる喜びは察するに余りあります。
その効果もあってか曲はTwitterでトレンド入りもしたようですし、「iHeartRadio Music Awards 2019」の「Best Solo Breakout: *Socially Voted Category」という部門でもノミネートされ、現在は北米ツアー真っ最中のティファニー。いや、TIFFANY YOUNG。

今回の「Lips On Lips」収録曲「Runaway」では、セリーヌ・ディオン、マライア・キャリー、エリック・クラプトン、マドンナ、ジェイ・Zなど、そうそうたる面子の楽曲プロデュースでヒット曲を量産した、R&B歌手であり作曲家、そして音楽プロデューサーでもある、“あのBabyface”をフィーチャリングに迎えている彼女ですが、以前一つの夢としてサム・スミスとの共演を語っていました。

もはやそれは彼女にとって、夢やおとぎ話、ファンタジーなどではなくなったと言えるでしょう。

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