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【IZ*ONE】スミレの開花宣言【Violeta】

4月2日、IZ*ONE(アイズワン/아이즈원)が桜舞い散る季節にヒラヒラと舞い戻って参りました。

本作『HEART * IZ』は本国での2ndミニアルバムにあたり、日本デビューシングルの「好きと言わせたい」を含めると通算三枚目ということになります。

タイトル曲の「Violeta(비올레타:ヴィオレタ)」はスペイン語で“スミレ”のことで、3〜5月が開花時期の春の花です。一般的に紫のイメージがありますが、他にも白、ピンク、黄など様々な色があります。デビュー・タイトル曲「라비앙로즈(La Vie en Rose)」然り、メンバーに“サクラ”とか“ユリ”とかいたりして、すっかりお花畑状態のIZ*ONEです。ちなみに“La Vie en Rose”はフランス語で、意味は「バラ色の人生」です。IZ*ONEになれたこと、またこれから歩むであろう栄光の道を歌ったものでした。

デビュー当時は、ありのままを見せるサバイバル番組(PRODUCE48)の影響もあったのか、髪色もダークカラーが多かった印象のIZ*ONEですが、今回は明るい髪色になったメンバーが多く、全体的に春らしいパステルカラーの装いとなっています。

桜色に染めてきた春の妖精
キム・チェウォン

金髪サクちゃんこと宮脇咲良、人生初らしい

前髪を切り落とすことでWIZ*ONEを殺しにきた
ミンジュ

陽の光に明るく反応するアッシュブラウンカラーの
ウンビ

みんなが明るい髪色にしてきたわけではありませんが、パーマを掛けたりスタイリングを変えたりして、デビュー当時よりビジュアルがハマってきたのかなという印象です。今回のカムバで推し変、推し確した方もいるんではないでしょうか。私もカンちゃんことカン・ヘウォンが赤丸急上昇中でございます。

大きく変化したのはビジュアルだけではありません。本作ではポジションチェンジという大変珍しいことが起きています。

まず、驚くべきことはメインラッパーであるイェナがラップをしていません!そんでもって後半のラスサビの中で、少しですがハイトーンを披露しています。

もちろんラップがないわけではなく、ラップパートは前髪天使のミンジュとリードラッパーのカンちゃんが担当しています。ミンジュは今回のラップパートを担ったことで、サブラッパーのポジションを手にしました。

あと、こちらは明確なポジション変更ではありませんがアン・ユジンが水上でソロ・ダンスを披露しています。

水上で踊るダンスはナムジャではしばしば見られますが、ヨジャが披露することは珍しいことです。しかもシルエットで見せるようなやり方はダンサーとしての力量があからさまになってしまうので、余程の自信がなければ出来ない手法と言えるでしょう。驚きなのは、それをメインダンサーであるウンビチェヨンではなくリードボーカルユジンが担っているということです。ただユジンは「PRODUCE48」でもダンスA評価をもらっており、抜群のスタイルから繰り出されるエネルギッシュなダンスが持ち味でもありますし、むしろその特性を生かした抜擢とも言えるかもしれません。

MVで数々の花と同じぐらい印象的にでてくる宝石は、IZ*ONEがこれまでに得た賞賛やファンから受けた名誉として示しており、より一層美しい花を咲かせるよと言った意味合いを込めて、純白だった花に色彩が宿っていく様子が表現されています。MVを製作しているのはイダレソニョ(LOONA)のほとんどのMVやfromis_9「LOVE BOMB」を手がけている“色彩の魔術師(私が勝手にそう呼んでいます)”Digipediです。

2ndミニアルバム『HEART*IZ』にはタイトル曲にも負けないぐらいトピック満載の曲が収録されており、まさに珠玉の一枚と言った仕上がりとなっています。

01:해바라기(Hey. Bae. Like it./ひまわり)

作詞:テンジョ(텐조)/Kebee/EB 作曲:テンジョ(텐조)/MUNA 編曲:MUNA

ここにも一輪。アフロ・ハウスと言われる、アフリカ的なパーカッシブなビートが多く取り入れられるハウスジャンルの曲で、作詞には「PRODUCE101」に出演していたEB(チェ・ウンビン)が参加しています。

02★:비올레타(Violeta)

作詞/作曲:チェ・ヒョンジュン(최현준)/キム・スンス(김승수) 編曲:パク・スルギ(박슬기)

1888年に発行されたオスカー・ワイルドの「幸福な王子(The Happy Prince)」をモチーフとしており、MVに登場する多くの宝石はそこから取られています。音盤は2種あり、Sapphire Ver.が青いジャケットなのは物語にブルー・サファイアが登場するからではないかと思われます。楽曲のジャンルはKポップではおなじみのフューチャーベースで、作曲家コンビe.oneのチェ・ヒョンジュン(VOS)とJYPパブリッシングのキム・スンスによる共同製作です。

03:Highlight

作詞:チェボカド(최보카도)/So Jay 作曲:イ・テフン(이태훈)/Sam Carter/RAMI NU/bK 編曲:イ・テフン(이태훈)

人気オーディション番組「スターオーディション 偉大な誕生」シーズン2に出演していたサム・カーターが作曲に参加しています。ディープハウスジャンルのダンス曲でボーカルラインが際立つスタイリッシュな仕上がりです。

04:Really Like You

作詞:YOSKE/キム・ミンジュ本田仁美/Alive Knob 作曲:EastWest(1by1)/YOSKE 編曲:EastWest(1by1)

アコースティックなギターを基調としたバラード曲でミンジュ本田仁美が作詞に参加しています。デビューを夢見てきた瞬間から、努力してきた今に続き、今後繰り広げられる未来までの、すべての時間を共に過ごしたIZ*ONEメンバーに向けた切ない心を描いた友情ソングです。

05:Airplane

作詞:イ・デフィ(이대휘)/So Jay/チョ・ユンギョン(조윤경)/チャン・ヨジン(장여진) 作曲:イ・デフィ(이대휘)/リシ(리시)/Simpson 編曲:リシ(리시)/Simpson

WANNA ONEでありAB6IXであるイ・デフィが参加したことでも話題になっている1曲です。デフィは「PRODUCE48」のコンセプト評価曲として「また会おう(다시 만나)」を提供しており、文字通りIZ*ONEとは再びの共演ということになりました。

06:하늘 위로(Up/空の上)

作詞:KZ 作曲/編曲:KZ/Nthonius

ファンと一緒に過ごした忘れられない時間を思い出し、WIZ*ONEとともにより高いところに上がって行く気持ちを綴ったファンソングです。

07:猫になりたい(Korean Ver)

作詞:秋元 康/キム・ミンジュ 作曲/編曲:Shintaro Fujiwara

今年2月に発売された日本デビューシングル「好きと言わせたい(Suki to Iwasetai)」に収録されたユニット曲「猫になりたい」の韓国語ver.でミンジュが翻訳を務めています。全員が音源収録に参加しており、12人でのパフォーマンスに期待が寄せられています。

08:ご機嫌サヨナラ(Korean Ver)

作詞:秋元 康/イ・チェヨン 作曲:渡邉 俊彦 編曲:渡邉 俊彦/早川 博隆

こちらも同じく「好きと言わせたい(Suki to Iwasetai)」に収録されたユニット曲「ご機嫌サヨナラ」の韓国語ver.で、こちらはチェヨンが翻訳を務めています。同様に全員が音源収録に参加しています。


『HEART*IZ』では、離れ業のポジションチェンジや、制作に携わったりと「PRODUCE48」で培った総合力を遺憾無く発揮しています。前作『COLOR*IZ』からも大きな成長を感じられ、IZ*ONEの見頃はしばらく続くことになりそうです。

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