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【BLAƆKPINK】偽りの愛を殺せ【KILL THIS LOVE】

4日間徹夜してMVを撮影している

地獄のミサワ的なアプローチが

聞こえてきたのは3月末のことでした。

 

元はと言えば

色々悪いことをしたこの人の処理で

YGがてんやわんやで

なんでも自分で決めないと

気が済まないボスと

仕事がとーっても遅い

プロデューサーがいることもあって

3月中にカムバックする予定だったのが

大幅にずれ込んだからです。

 

そんな寝てないアピールとともに

4月5日に公開されたMVがこちら

つ、強い(確信)

事務所がてんやわんやにも関わらずBLACKPINK(블랙핑크/ブラックピンク)がカムバを急いだのには理由があります。世界進出へ向けてアメリカのユニバーサル・ミュージックとその傘下のレーベルインタースコープ・レコードと契約を締結しており、4月からアメリカ・カリフォルニア州で開催される巨大野外音楽フェスティバル「コーチェラ・フェスティバル」への出演を皮切りに、北米でのプロモーション活動を開始することが決まっていたからです。本作2ndミニアルバム「KILL THIS LOVE」は、その名刺がわりとして必須だったということです。

TEASER POSTERも強い

TEASER VIDEOも強い

大抵、寝てない自慢や忙しいアピールをする人は中身(実力)が伴っていないことが多いですが、BLACKPINKはやはり器が違いましたね。

タイトル曲「Kill This Love」(アルバム名とは表記が異なります)では、恋愛で生まれた良くない愛の形を終わらそうと歌っています。

「천사 같은 Hi 끝엔 악마 같은 Bye(天使のようなHi  最後には悪魔みたいなBye)」

歌い出しでジェニが座っている二つのスワンはハート(恋愛)を表しており、出会った時の嬉しさと、別れ際の残酷なそれぞれの感情を表しています。ジェニはこの後に続く「매번 미칠듯한 High 뒤엔 뱉어야 하는 Price(毎回激しい High その後は吐き捨てなくちゃいけない Price)」が、燃え上がり過ぎてしまった愛の代償という意味で曲全体を象徴していて、最も気に入っている歌詞だと語っていました。

「가장 독한 걸로 줘 뻔하디 뻔한 그 love 더 내놔봐 give me some more(一番きついやつをちょうだい ありふれたその love もっとちょうだい give me some more)」

リサは愛のシリアルが売られているマート(スーパーマーケット)で「こんなにも愛に溺れる私を見て、あなたは天にも昇る気分でしょうね」と言っており、愛の中毒者になってしまった自分と温度差が違う相手を皮肉っています。

「두 눈에 피눈물 흐르게 된다면(目に血の涙が流れるようになれば)」

太陽をモチーフにした巨大な目を背景に、ジスが血の涙の海に浸かっています。これだけのことをすれば賢いあなたは自分が悪いということに気づいてくれるはずだと訴えています。

「사랑의 숨통을 끊어야겠어 愛の息の根を止めなくちゃ」

「나 어떡해 나약한 날 견딜 수 없어 どうしよう 弱い自分に耐えられない」と泣き叫ぶロゼは愛を終わらせるために車を走らせています。この演出は本人の希望らしく、これまでのMVで「怒りの運転」をしたことがなかったから、やってみたかったとのことです。ちなみに運転は下手とのこと(本人談)。

前作「뚜두뚜두 (DDU-DU DDU-DU)」のキリングパートでは2丁拳銃を撃ちまくっていましたが、今回はショットガン(本人たちは大砲って言ってました)をぶっ放しており、破壊力も格段にパワーアップしています。リードブラスと呼ばれるホーンセクションとともに「Rum pum pum pum pum pum pum」は出陣のファンファーレとして、愛の終焉に向かう気持ちを鼓舞する音として表現されています。

「He said you look crazy. Thank you baby I owe it all to you(彼は言ったわ 君はイカレれてるって ありがとうね 全部あなたのおかげだわ」

2人のラップパートでは、お互いを狂わせてしまったこの愛を終わらせるのは、お互いにとって幸いだと言っており、ここでも最初のジェニのシーン同様に黒と白のコントラストで表現されています。

「결국엔 거짓말we lie  So what so what(結局は嘘 we lie  So what so what)」

「사랑의 숨통을 끊어야겠어 (愛にとどめを刺そう)」

ロゼが相手に不満を訴え、ジスが愛を終わらそうと決意する役割になっており、Bメロとパートが入れ替わっています。ジェニリサの二人で掛け合いするラップパートと合わせて、個別だったそれぞれの感情が入り混じり始めている様子が演出されています。

融合して一つの大きな感情になった4人は、巨大なハートの形を模したくくり罠の中で踊ることで、愛を殺す(死)ことに対する決心を象徴しています。

We all commit to love  That makes you cry(私たちはみんな恋をする それがあなたを苦しめる)

暗転から開けた裏路地のシーンから転調し、ここまで「Aメロ+Bメロ+サビ」で構成されていた部分は大サビのフリとしてのメロディになります。恋をするのは当たり前のことだけど、自分自身を殺してしまうような愛は意味がないという、愛を終わらすことに対しての正当化が果たされます。

「Before it kills you too kill this love(愛に殺される前に愛を殺そう)」

これまで「Let’s kill this love(さぁ愛を終わらそう)」程度だった感情は「We must kill this love(私たちは愛を終わらさなきゃ)」という掛け声に変わり、最後には背中を背けることで決別を体現します。恐らくですが、後ろ手に組まれた手は小さなハートで、私たちが本当に守るべき自己愛として表現しているんではないかと思われます。


カッケー

そんでもってつえー

KポップにおいてBLACKPINKこそが最強のガールクラッシュだとは思っていましたが、そこからさらに強度を増してくるとは!世界進出を見越して、世界基準の強い女に仕上げてきました。「Aメロ(Aメロ+Bメロ+サビ)+Bメロ(Cメロ+Dメロ+サビ)+大サビ」という実験的な構成も攻めてんなーという印象です。

サブタイトル曲である「Don’t Know What To Do」ロゼのボーカルが際立ってて、めっちゃカッコいいし、まいった、まいった、もう敵いません!

しかしながら、今回のカムバック活動は前述の通りアメリカ・スケジュールのため、もう終了しています。残念ですが、アメリカで暴れるブルピンのニュースでも心待ちにしましょう。彼女たちならきっとやってくれるはずです。

Gotta kill
Let’s kill this WORLD!

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