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【pH-1】一人のあなたにも、誰かといるあなたにも【HALO】

2月に1stアルバム「FL1P」をリリースしたSik-Kに続き、同じくH1GHR MUSICに所属するラッパー・pH-1も3月28日に1stアルバム「HALO」をリリースしました。

pH-1のプロフィールに関してはレーベル紹介の記事で簡単に取り上げていますので、よろしければそちらをご覧ください。
【ヒップホップ】H1GHR MUSIC【レーベル】

2016年10月21日にシングル「Wavy」でデビューして以降は、5枚のシングルと1枚のEPをリリースしているpH-1。
そんな彼は昨年SHOW ME THE MONEY777に出場してセミファイナルまで残った事で、それまで知る人ぞ知るといった存在から一気に大衆の人気を得るまでになりました。
それと前後して2018年にリリースした3枚のシングル(「harry」「Loves」「staying」)は今回の「HALO」にも関連していて、それぞれのタイトルを入れた「harry loves staying Home Alone, Lights Out」(ハリーは灯りを消した家に独りでいるのが好き」というコンセプトになっております。「harry」はpH-1の本名(韓国名は「パク・ジュウォン」ですが、幼少期にアメリカへ移り住んでいるので「Harry Park」という英語名があります)で、彼は実際、外に出るよりも家にいる方が好きらしいです。DF(dingo freestyke)で公開されたインタビュー動画でもその事が語られています。

アルバムを通してプロデュースをしているのがレーベルメイトのプロデューサーでありラッパーのMokyo。彼は以前「Thurxday」という名前で活動していて、pH-1とは2017年10月18日リリースのEP「The Island Kid」以降、ほとんどの曲に携わっています。

そのMokyo、イカつい!タトゥーだらけ!ただ彼、ちょっと面白い、というか、かなり興味深い人物なので、機を改めて紹介したいと思います。

MokyoとpH-1のツーショット。なんかね、良いのよ、この2人。Mokyoも見た目はイカついけど、木訥な喋り方とか。

さて、今回の「HALO」はH1GHR MUSICのCEO、ジェイ・パークをはじめ、同レーベルからはTed ParkとCoogie、HI-LITE RecordsのPaloalto、naflaの所属するMKIT RAINからOwen Ovadoz、そして1LLIONAIRE RECORDSからThe Quiettが参加と、なかなかのお祭り騒ぎ状態。「HALO」にはタイトル曲が3つあり、The Quiettはその1つである「Malibu」にフィーチャリングしています。

ちなみに最初に貼った「Like Me」と「Alright」(こちらは現在のところMVなし)があと2つのタイトル曲です。

しかしこの「HALO」が良い。「harry loves staying home alone, lights out」というコンセプトはありますが、pH-1はSMTM777で体験した事も含めて、その時々で感じた事を曲に落とし込んだそうで、バラエティに富んでいるというよりは、様々な彼の表情の移り変わりを感じられるような作りになっているんじゃないかと。にも関わらず全体的なバランスが上手に取れているのは、プロデュースをMokyo一人が担っている事が要因だと思います。このアルバムの構想を思いついたのは昨年11月28日にリリースされたシングル「staying」の時らしいですが、2017年のEP「The Island Kid」以降、唯一Mokyoの関わっていないシングル「Gatsby」(リリースは2018年2月4日)の楽曲はアルバムに収録されていないのも納得です。

そしてこのアルバムは、特にヒップホップをあまり聴かない層にこそ必聴じゃないかと思います。
pH-1は基本的に他人をDisるような歌詞は書きたくないようで、それは曲のテイストにも滲み出ています。そこが耳馴染みよく、かつトラックも洒落ていながら大衆的で聴きやすい。特にタイトル曲の「Like Me」はヒップホップ入門編としても最適でしょう。まぁこれは「Loves」収録の「Cupid (Feat.PENOMECO)」にも通じるところですが。
ビジュアル的にも彼はいわゆる「ラッパー」というより、どこか裏方さん的な製作者然とした風貌をしていて、穏やかな顔つきも相まって親しみやすい感じがするので、「イカつい人(ラッパー)はちょっと…」という人にも入りやすい気がします。

「harry loves staying home alone, lights out」と同様、私も独りで家にいるのが大好き派なので(灯りは点けるけど)、このアルバムはチルアウトや掃除中でもピッタリ、なんなら最近は寝る時の睡眠導入にすら聴いています。
とはいえ、みんなでいるのが大好きな人やアウトドア派の人でも、ドライブやランニングのお供として、あるいはBBQのBGMなど、特にこの時期にピッタリじゃないかと思うので、ぜひ一聴してみる事を強くオススメします。

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