ALL YOU NEED IS KPOP!

【GRAY】おしえてグレイ【TMI】

ようやくこの人を単独で紹介する機会が巡ってまいりました。アイドルに次いで韓国のヒップホップを取り上げている当ブログにおいては、幾度となくその名前が登場し、記憶しておられる方も少なくない事でしょう。

その人物とは…

GRAY
グレイ
イ・ソンファ(이성화)
1986年12月8日
168cm/A型
所属レーベル:AOMG
所属クルー:VV:D

今やAOMGのプロデューサーとして、そしてシンガー&ラッパーとして、Kヒップホップを愛聴する方達の中ではその名を知らぬ者はいないと言えるほど売れっ子のGRAY。
彼は高校1年の頃から作曲をはじめ、2007年、通っていた公益大学を休学し軍へ入隊。2009年の年末に服務を終え、2010年から大学の歌謡作曲チームに加わり本格的に音楽活動を開始。
2011年にはMBCが主催する「大学歌謡祭」で「홍대입구(弘大入口)」というチームに参加し「먼훗날(遠い将来)」で金賞を受賞。2012年からは現在の“GRAY”というアーティスト名で活動。
なお公益大学には軍除隊後に復学していますが、後に除籍。同大学ではブラックミュージックサークル、ブレイン・スウォーズ(브레인스워즈/Brainswords)に所属し、後輩には現レーベルメイトのLOCOとWoo(ウ・ウォンジェ)がいました。
2013年にAOMGに加入し、同年10月25日には単独名義としてEP「CALL ME GRAY」(タイトル曲「Dangerous feat. Jay Park」)をリリース。

2015年にはSHOW ME THE MONEY5に、サイモン・ドミニクとAOMGチームのプロデューサーとして参加。発表した音源ごとに1位を獲得し、4つのプロデューサーチーム(ILLIONAIRE RECORDS/DOK2&THE QUIETT、THE BLACK LABEL/KUSH・ZION.T、Leessang Company STARSHIP Ent/GILL&MAD CLOWN)の中で最も良い成績を見せ、その幅広い楽曲スタイルと高いプロデュース能力を発揮します。結果として好相性を見せたBewhYを優勝に導くなど、彼の手腕は改めて高く評価される事となります。
それだけでなく、Korean Music Awardsでは最優秀ラップ/ヒップホップ曲の受賞曲、前HI-LITE RECORDS所属(現New Wave Records)のラッパー「B-Free/Hot Summer」、「BeWhy/Forever」、「ウ・ウォンジェ(現Woo)/We Are teat.LOCO」の3つをプロデュースしているという、名実ともにトップクラスのアーティストでございます。

そんなGRAYの特徴として挙げられるのは、プロデュースのみならず自らもラッパー・シンガーとして活動し、幅広い楽曲制作からミキシングやマスタリングまでこなす才能に加え、とにかく手がけた楽曲や他アーティストへのフィーチャリングやコラボがとんでもなく多い。現在、彼の名義で著作権協会に登録されているものだけでも100曲を超えるという、とてもブログ内で全ての楽曲を列挙するのは面倒大変で、とりあえず動画再生回数の多いものをいくつか載せておきたいと思います。

彼が最近手がけたものとして最も大掛かりだったのは、GRAYを含む総勢51名のアーティストが参加した「119 REMIX」です。これは「SHOW ME THE MONEY777」内で制作されたトラック「119 (Prod. GRAY) 」のリミックスバージョンで、AOMG、Hi-Lite Records、H1GHR MUSIC、Illionaire Records、Just Music、Indigo Musicなどなど、レーベルを超えたアーティストたちが集結。総再生時間20分40秒という、かなりものすごいトラックになっております。

さて、4月30日にリリースされた「TMI」は、プロデュースやフィーチャリング、コラボではなく、彼の単独名義としては2016年8月17日リリースの「Summer Night (Remix) Feat. Hoody」以来。

タイトルの「TMI」は「Too much information(多すぎる情報)」の略語で、最近韓国で流行っている新造語です。この「TMI(ティエマイ)」はテレビの字幕に出るほど若者の間では一般的に使われている言葉で、「どうでもいい情報、知らなくてもいい情報、裏話、予備知識」を指し、オマゴル・ヒョジョンのVLIVE内でも「(ヒョジョンの)TMIを教えてください」というコメントが読み上げられるなど、Kポップフォロワーにはすっかりお馴染みの言葉ではないかと思います。

「TMI」の歌詞は「朝食のメニューは卵焼き、シリアルとパン/ビビン冷麺より水冷麺。ただしキュウリは抜きで(ピクルスは食べる)/とにかくありがとう、オレの話を聞いてくれて/もしかしたら君にとってはTMI」というような内容で、MVではGRAYがどんな人なのかというパーソナルな情報を視覚的に見せてくれます。

彼のファンにとっては隅々まで見逃せないMV&楽曲になっている一方で、プライベートな事から心底「どうでもいいわ」というような事まで事細かに報道、ネットニュースになるような現代のメディアのあり様を、レゲエ調のトラックに載せて揶揄する「TMI」は、いったいどれだけ引き出しの幅があるのか不思議になるほど魅力的でありながら、彼を知らない人であっても視覚と聴覚の両方で楽しませてくれる秀逸な一曲だと思います。

タイトルに触れるとプルルンと揺れる最後のシーン、洒落てます。

当ブログにおいて、私の記事は友人から「TMI」(情報過多)だと指摘される事も少なくありませんが、それはまだまだ見せ方として技量が不足している証拠。僅かな間でも有意義な時間を過ごして頂けるよう、見やすく、かつ内容も満足してもらえる記事にするべく精進していきたいと思った次第です。ファイティン、オレ。

最新情報をチェックしよう!