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【GOT7】光と闇の7ィロソ7ィー【ECLIPSE】

5月20日、GOT7(갓세븐)が9thミニアルバム『SPINNING TOP:BETWEEN SECURITY&INSECURITY』、タイトル曲「ECLIPSE」を提げてカムバックを果たしました。

デビュー6年目を迎えたGOT7はこれまで、アイドルらしくラブソングやIGOT7(ファン/通称アガセ)に向けた楽曲を主に披露してきましたが、今作では、生きていく上で誰しもが感じる不安感を光と闇として表現するという哲学的なテーマに挑んでいます。作曲ドル(作詞・ 作曲・編曲まで手がけるアイドル)という形容詞が一般化してきたKポップ界ですが、GOT7の7人は人としての深みを見せることで、アーティストとして次なる段階に進もうとしています。

アルバム『SPINNING TOP』で一貫して語られるテーマは“不安”で、「コマ」がその象徴となっています。収録された6曲はTrack1の「1°」で揺れ動き始め、Track2の「ECLIPSE」で不安のピークに達し、次第に安定していくという構成になっています。

タイトル曲Track2「ECLIPSE」、Track6「PAGE」の作詞・作曲に携わったリーダーのJB(Def soul)は、カムバック記念のインタビューで「僕たちでどんな話をするのかについて会議をして、不安について話そうと決めました。一体何が不安なのかと考えたら、自分でも生きていくこと自体が不安で、不安定に思う時がありますし、それが良くなって、そしてまた不安定になると思いました。その束縛から逃れたいけれど、逃れられないのがコマが回るようだと思い、そんなアイデアを出しました」と語り「全体的なコンセプトは、光と闇です。光と闇をコマで表現したのですが、回っている時は安定感があって明るく、少しでも傾いたら闇が押し寄せてくるように誰もが共感できるものにして、僕ら全員が感じる感情を書きました。この曲に対するストーリーは僕達だけが感じるものではなく、人生は誰もが不完全だと思っているので、慰めのように近づくことができるアルバムになればいいなと思います」と付け加ました。

JB

ECLIPSE

作詞
パク“餅ゴリ”ジニョン / Def soul
Mirror Boy / D.ham / ムン・ハンミル

作曲
Def soul / Mirror Boy / D.ham
ムン・ハンミル / Daviid / Yosia / NeD
Moon Kim / VENDORS

編曲
Mirror Boy / D.ham
ムン・ハンミル

JB マーク ジャクソン ジニョン ヨンジェ ベンベン ユギョム


여전히 나를 비춰 주는 넌
相変らず僕を照らしてくれる君はいつも奇跡みたい
항상 기적 같아 변함없는 나의 마음인데
変わりない僕の心なのに
자신 있던 내 모습이
自信いっぱいだった僕の姿が
어딨는지 잘 안 보여
どこにあるか、よく見えない

난 네 안식처가 돼 줄 수 있을까
私は君の心を癒せる場所に なってあげるかな?

어떨 땐 나 자신이 겁이 날 때도 있어
時には、自分も怖い時もある
조급한 내 책임감 속에
あせった私の責任感で

네가 다치진 않을까 걱정돼
君が傷つくんじゃないかって心配してる

너라는 빛에 그림자가 점점 덮이면
君という光に影がますます覆われれば

(I can’t see) 다시 혼란스러워져
(見えやしない) 再び迷ってしまう

나답지 않게
僕らしくない

아직도 내게 미소 지어 주는 널
変わらず私に笑顔を見せてくれる君を

(It’s you) 지켜 낼 수가 있을까
(君を) 守ることができるかな?
I’m afraid
僕は恐れている

Here I go again No
同じことの繰り返し 違う
또다시 어둠이 내 마음에 밀려와
また闇が僕の心に押し寄せて
나는 비틀거리고
僕はふらついて
우리의 꿈은 조금씩 흐려져 가
僕たちの夢は少しずつ薄れていく
벗어나야만 해
抜け出さなきゃ
어둠이 삼키기 전에
闇に飲み込まれる前に
이겨내려 몸부림쳐
乗り越えようともがいてる
중심을 잡아
真ん中を捕まえて
너라는 빛을 끝까지 잡아
君という光を最後まで捉えて
I’m gonna win this fight
僕はこの戦いに勝ちたい

감당이 안돼 내 어깨 위의 무게
耐えられない 僕の肩にのしかかる重さ

네가 소중해질수록 난 더 두려워지네
君が大切になればなるほど、僕はもっと怖くなる

그림자에 덮여질 때 내 맘은 흔들리네
影に覆われられる時 僕の心は揺れる

커져가는 불안 Get away
大きくなっていく不安 逃げる

넌 나 하나 믿고 있는데
君は僕だけを信じているのに

우리 둘이면 충분해
僕たちは二人で満足

우린 둘이선 완벽해
僕たちは二人で完璧

너와 나 그리고 나와 너 우린 이미 하난데
君と僕、そして僕と君 僕たちはもう一つなのに

내가 말한 것들 연기처럼 흩어져
僕が言ったことがまるで煙のように散って

잡고 있던 너도 사라질까 두려워져
そばにいる君も消えるんじゃないかって怖い

너에게 나는 어떤 의미인 걸까
君に僕ははどんな意味があるのか

(I don’t know) 내겐 확신이 필요해
(わからない) 僕には確信が必要だ

맘 변하지 않게
気持ちが変わってしまわないように

나에게 너는 나의 모든 것이기에
君は僕の全てだから

(Trust me) 끝까지 널 놓진 않아
(信じて) 最後まで、君と離れない

Never let you go
君を決して離さない

Here I go again No
同じことの繰り返し 違う
또다시 어둠이 내 마음에 밀려와
また闇が僕の心に押し寄せて
나는 비틀거리고
僕はふらついて
우리의 꿈은 조금씩 흐려져 가
僕たちの夢は少しずつ薄れていく
벗어나야만 해
抜け出さなきゃ
어둠이 삼키기 전에
闇に飲み込まれる前に
이겨내려 몸부림쳐
乗り越えようともがいてる
중심을 잡아
真ん中を捕まえて
너라는 빛을 끝까지 잡아
君という光を最後まで捉えて
I’m gonna win this fight
僕はこの戦いに勝ちたい

내 곁에만 머물러줘
僕のそばにずっといてくれ
방황하는 고민들마저
迷いも悩みも全てを
모두 너를 위한 것뿐이야
全て 君のためのことだけだよ

파도처럼 밀려오는 너를
波のように押し寄せる君を
과연 난 담아낼 수 있을까
果たして僕は受け入れられるのか
이런 내 불안한 모습들은
こんな僕の不安な姿で
널 떠나보내지는 않을까
君が離れてしまうのではないか
바보 같아 보일 순 있겠지만
愚かに見えるかもしれないけど、
너 때문에 지금에 난
君のため 僕は  今

Here I go again No
同じことの繰り返し 違う
또다시 어둠이 내 마음에 밀려와
また闇が僕の心に押し寄せて
나는 비틀거리고
僕はふらついて
우리의 꿈은 조금씩 흐려져 가
僕たちの夢は少しずつ薄れていく
벗어나야만 해
抜け出さなきゃ
어둠이 삼키기 전에
闇に飲み込まれる前に
이겨내려 몸부림쳐
乗り越えようともがいてる
중심을 잡아
真ん中を捕まえて
너라는 빛을 끝까지 잡아
君という光を最後まで捉えて
I’m gonna win this fight
僕はこの戦いに勝ちたい


オープニングトラックの「1°」の作詞・作曲に参加したユギョムはキャリアの現時点で必要としているものは何かという問いに「私たちはデビュー時に立ち返り、自分自身を見つめ直すべきだと思います。私達は最近それについてよく話しています」と答え、アルバムのテーマである“不安”についての概念を語りました「不安は一般的で日常的なものです。ファンの前で舞台に上がるときは、自信にあふれてかっこよく見えますが、自分たちがホテルの部屋などを移動しているとき、私たちは限りなく小さい存在のように感じ、実体がないように思う時もあります」 。

Yugyeom

Track3「끝(The End)」の作詞・作曲に参加したジニョンは抑圧された世界で生きていて“不安”が爆発しそうになることはないのかという問いに「私たちは一緒に多くの時間を過ごし、お互いをよく知っています。近すぎるので気持ちを隠しておくことができません。誰かが話すように促すと、私達の思考や感情が簡単に現れてしまうので、私達は子供みたいです。だから私たちの“不安”が積み重なって爆発するかもしれないことを心配する必要はありません」と答えています。

また、GOT7の人気が永遠には続かないかもしれないという考えには「私たちの人気が永遠に続くわけではないことはわかっています。それを考えるのはまだ早いですが、今持っているものに対してもっと謙虚で感謝するべきであることをわかっています。時が来れば、それは大変だとは思います。しかし、いつも一緒にいるの私たちはそれを乗り越えることができると思います。苦労も分かち合えば半分になるということです」と期待感と覚悟を語りました。

Jinyoung

Track4「TIME OUT」の作詞・作曲に参加したヨンジェ(Ars)は不安を乗り越える方法として「全部言ってしまって振り切ろうと思いました。言わなければ振り切ることができないと思って」と語っており、楽曲には“忙しい日常の中、たまには休んでも大丈夫”というメッセージを込めました。

Youngjae

Track5の「Believe(믿어줄래)」の作詞・作曲に参加したベンベンは「今はすごく良くても、これを守ることができるのかということに不安があります。この人気をどうしたら保つことができるのか、これがなくなったらどうしようと不安になります」と素直な気持ちを吐露しましたが、相反するように自作曲では「完璧ではなかったとしても、信じて愛してほしいという気持ちを込めた」と自信を覗かせました。

BamBam
Mark
Jackson

今回のアルバム『SPINNING TOP』で“人生哲学”とも呼べる難題に挑戦したGOT7ですが、それには一つの狙いというかターゲットがあります。それは海外に比べて弱いと言われている「国内人気」の獲得と、若者世代を中心に支えられているファン層の「世代拡大」です。

ユギョムにも聞いていたキャリアの現時点で必要としているものは何かという問いにヨンジェは「私たちの音楽をすべての世代にアピールするのは難しいと思いますが、50代から60代の人々もGOT7と私たちのイメージを認識できることを願っています」と答えています。

また、ジニョンはベテラン俳優キム・サンジュンとコラボしたカムバック・ショーケースについて「僕達も6年目なのですが、今回のアルバムはGOT7の話だと思います。コマが今はちゃんと回っていて、一度でも間違ったら崩れてしまうように、僕達もその一瞬の間違いが怖いです。そんな不安を盛り込んだアルバムで、どうすればこのアルバムが真実性を持つことができるんだろうと考えました。多くの方々に信頼感を与えられる方は誰だろうと思い、キム・サンジュン先輩に連絡をしました。既に僕達のことを知ってくださっていて、先輩も僕たちの話を聞いてコラボしたいと言って下さり、良いプロジェクトを一緒にすることができました。僕達としてもとてもありがたかったですし、先輩にもこのようなプロジェクトを楽しんでいただけたようで、本当に感謝しています」と説明しました。

今回はターゲットを未開の地に定めたことで楽曲に大きな変化が現れたGOT7ですが、変わらずというかこれまでに以上に素晴らしい点があります。

個人的にGOT7は個人個人のダンススキルは素晴らしいのに、칼군무(カルグンム)と呼ばれるメンバー全員のフリを合わせるような群舞は苦手な印象がありました。しかしながら今回の『ECLIPSE』はバラバラに見せるパートと群舞のバランスが良く、フォーメーションも流れるようで、個人のダンススキルが際立ちつつ、グループとしてのまとまりが失われていません。超個性派集団であるグループのポテンシャルを最大限引き出せていて、GOT7史上最高のダンスと言っても過言ではないと思います。

振り付けは不明なんですがユギョムが積極的に説明しているので、おそらく彼なんじゃないかと思います。そんなダンス動画ですがジャクソンが監督したおふざけver.やパートチェンジver.など、これまでに3つ公開されており、既存のIGOT7に対するファンサービスも忘れていません。

国内の地盤を固めたGOT7は6月15日と16日、ソウルKSPO DOME(オリンピック体操競技場)から2019年のワールドツアー「KEEP SPINNING」を開始します。

キラキラ輝く無垢な姿は美しく、アイドルとしては十分に魅力的です。しかし人としての苦悩や闇を抱えることで表現者は深みが増します。GOT7はアーティストとしてその領域に立ち入ろうとしています。7年目に向けてグループの行く末を見たとき、GOT7に必要な称号は「世界的なアイドル」か、はたまた「国民的なアーティスト」なのか、今はまだわかりません。

ただ、狭間で揺れ動く7人の哲学者が抱える「不安」は、回るコマのように危うく、そして美しい。

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