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【Hitchhiker】NADA【STATION 3】

2週間ごとに音源が公開されるはずが、ノーアナウンスでちょくちょく1週間とかずれたりしているSTATION3ですが、今回は5月9日の「シウミン/이유 (You)」からきっちり予定通りの5月23日、12番目のランナーとしてこの男が登場しました。

Hitchhiker
ヒッチハイカー
チェ・ジンウ(최진우)
1971年4月6日
A型
SM ENTERTAINMENT

誰やねん、このキラキラしたやつ。

と思ったお方。まぁそうでしょう。

一方、観たことある、というお方。SMファンですね。

そうです、HitchhikerはSMエンタ専属の作曲家です。
彼は元々Roller Coasterという3人組バンドのベーシストで、JINU(지누)という名前で活動していました。

一番右にいるのが現Hitchhiker

バンドが2006年に活動を休止して以降は、それまで培った作曲やリズムプログラミングのスキルを活かし、DJ・プロデューサーとして活躍し、2005年には“DJ JINU”名義でアルバム「Groove Gliding!」をリリース。
その後、Brown Eyed Girlsの「어쩌다 (How come)」のミックスを手がけた事をきっかけに、同グループ全盛期の象徴であり代表曲でもある「Abracadabra」の作曲と編曲を担当。

この曲は2010年のKorean Music Awardsの最優秀ダンス&エレクトロニック賞を受賞。
以降はSMの専属となり、「少女時代/훗 (Hoot)」、「f(x)/피노키오 (Danger)」、「SUPER JUNIOR/A-CHA」、「SHINee/Married To The Music」などを生み出し、SMになくてはならない作曲家の一人となりました。
Hitchhiker名義としては2014年に「11(ELEVEN)」、2015年には「11(ELEVEN)Remix」、2018年には「Ah」「Omg」「Chaos」「Time (feat. SUNNY, HYOYEON & TAEYONG)」「4lines (feat. ZIN)」というシングルをリリースし、STATIONのシーズン1で公開された2016年のシングル「$ 10」では、この年のKorean Music Awardsで再び最優秀ダンス&エレクトロニック賞を受賞。
STATIONにはシーズン2にもNCTのテヨンとコラボした「AROUND」で参加しています。

と、ここまでが彼のざっくりとした経歴ですが、私にとってのHitchhikerと言えばBrown Eyed Girlsでもソシでもありません。

私的レドベルランキングのベスト3に入る「I JUST」。最初にこれを観たときは「なんてチープで変なMVなんだ」と思っていたのが、気づけばその作りと楽曲が相まってヘビロテしていました。
この「I JUST」の途中でイェリが指差した外を飛んでいるのと、ラストに彼女たちの車を運転しているのもHitchhikerです。

さて、今回の「NADA」はスペイン語で「何もない」を意味し、ヒッチハイカーが直接手掛けた仮想のキャラクターで、「I LOVE YOU」の略である「ILY」が曲のアーティストとして参加してます。スペイン語で録音された声をサンプリングし再構成した「ILY」の声とムーンバートンリズムが調和した、どこか民族的な雰囲気のある楽曲です。その「ILY」のガイドボーカルが誰なのかという事までは現時点で明かされていませんが、もしかしたらSMのアーティストなのかもしれません。

そもそもあのキラキラした“Hitchhiker”も、中の人であるチェ・ジンウ自らが作り出したものです。その事について

“Hitchhiker”というコンセプト自体が、世界的なスーパースターなんです。この3Dキャラクターが私のアバターのような存在になるんです。YouTube、SNSなどを通した映像の中のキャラクターとして活動し、全世界のフェスティバルでも公演をします。もちろん仮想ですが、同時に仮想ではないんです。映像の中で生きているアーティストですから。

と言っていますが、最後については意味がよくわかりませんw どうやらスーパーマンやスパイダーマンのようなものだそうです。世を偲ぶ仮の姿か、或いは返信願望のようなものでしょうか。元々は音楽番組に出る際、若い人たちに混ざって出演するのが急に怖くなって、自分ではない自分としてあのキャラクターを思いついたそうです。
その“Hitchhiker”は、キャラクターデザインだけで2年以上かかり、映像を作るための3Dグラフィックス、モーションキャプチャーといった10以上のコンピュータプログラムを自ら行ったとのこと。それはかの新海誠が「ほしのこえ」などを、ほとんど一人の作業でこなした事に影響を受けたかららしく、相当な頭のネジが一本外れた職人気質の持ち主なのかもしれません。

そんなHitchhikerは8月にLAを皮切りとし、サンフランシスコ、シアトル、ニューヨークなどで米国ツアー公演を行う予定です。
8月3〜5日に東京ドームで行われるSM TOWNにDJとして来たら、あのキラキラを直接目にすることが出来ますが、タイミング的に厳しいかな。

とりあえずRed Velvetへの楽曲提供は「I JUST」1曲だけなので何よりも再共演を、そして「NADA」の「ビリビリバン ビリバンビリバン♪」みたいなとびきりイかれたヤツをぜひお願いします。

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