6月3日にIZ*ONE(アイズワン/아이즈원)が6月26日に発売される日本2ndマキシ・シングルから「Buenos Aires」のMVを先行公開しました。本楽曲は先立って6月1日(土)の深夜にNHKの「シブヤノオト」という番組でショートver.が初披露されています。
[#OMYIZ] ❤위즈원이 선물해준 아이즈원의 첫 단독 콘서트❤ 3일 동안 아이즈원과 함께 호흡해주신 모든 위즈원 여러분 감사합니다😍 기적 같은 날들에 위즈원과 함께라서 행복해요💓 언제나 아이즈원의 위즈원이 되어주세요🥰 사랑합니다 위즈원💖 #위즈원_고마워_우리_꼭_다시만나 💕 pic.twitter.com/vNiJTwdmW2
— official_IZONE (@official_izone) June 9, 2019
IZ*ONEは6月7日から9日までの3日間、ソウル蚕室(チャムシル)室内体育館で初となる単独コンサート「IZ*ONE 1ST CONCERT ‛EYES ON ME’ IN SEOUL」を終えたばかりですが、その公演最終日にはサクちゃんから幕張メッセ、神戸ワールド記念ホール、福岡マリンメッセ、さいたまスーパーアリーナの4会場をまわる日本ツアーの発表がありました。「Buenos Aires」はそのツアー・タイトル曲になるものと思われます。
前作の日本デビューの曲である『好きと言わせたい』でも、そうでしたが今回も日本アイドルお得意のユニゾンだらけです。前回なかったラップがあるのですが、合唱しちゃってます(一応イェナがリードとってます)。他にもユジンやサクちゃんがリードをとったり、ユリがハイトーンするパートはありますが、完全なソロの箇所はありません。しかもそのユニゾンが3人ずつの4ユニットに分かれており、非常に不思議な構成となっています。
MVの監督は林響太朗であいみょんとか米津玄師とかのMVを手がけている凄い人で、コメントもあります。
楽曲から感じられる「誘惑」を食虫植物に込めて作らせていただきました。 誘惑は、五感の様々な形で刺激するものだと考えます。それは時に猛毒にもなります。甘い誘いと鋭い切れ味の狭間に生まれる魅力を素晴らしいダンスや美術、照明、全て全力で僕らなりに表現してみました。よろしくお願いします!! |
だそうです。
WIZ*ONE盤
(IZ*ONE JAPAN OFFICIAL SHOP限定)
「Buenos Aires」
作詞:秋元康 作曲:渡辺未来
宮脇咲良/ウォニョン/ミンジュ ***
イェナ/ユリ/ユジン ***
チェヨン/チェウォン/本田仁美 ***
ウンビ/ヘウォン/矢吹奈子 ***
Woah woah woah oh oh oh oh oh*** Voulez-vous Voulez-vousって****** Honestly Honestly****** じっとしていられない*** 素敵な天国見つけましょう****** Take me! Buenos Aires Buenos Aires Ah… Oh… 愛してる* Oh! You know we gonna make it* どこへだって行けるのよ*** さあこれから*** This is Buenos Aires Buenos Aires さあ今すぐ*** Take me! Buenos Aires Buenos Aires Ah… Oh… 愛してる* (Voulez-vous) |
通常盤 Type A | 通常盤 Type B |
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作詞は当然、前回と同じく“やすす”こと秋元康です。タイトルの「Buenos Aires」はアルゼンチンの首都「ブエノスアイレス」のことですが、“駆け落ち”を思わせるような歌詞から、おそらくウォン・カーウァイ監督の映画「ブエノスアイレス」から着想しているものと思われます。映画は1997年の香港映画で、ゲイカップルの恋愛旅行を描いたものです。
歌詞にある“Voulez-vous(ヴーレ・ヴー)”はフランス語で「あなたは~を求めているの?」、“Honestly(オネストリー)”は英語で「全くもう!」や「本当のところ」という意味なので、日本語の箇所と併せると、どうしたいのかをはっきり言わない恋人の様子に苛立っている感情を歌っていることがわかります。また“que’ bien(ケ ビエン)”“que Guay(ケ グァイ)”は両方ともスペイン語で「いいね」や「すごい」などの感嘆を表す言葉で、禁断の愛に悩むフランス語と英語を話す恋人が、もういっそのこと言葉も通じない地球の裏側に行ってしまおうかと恋の逃避行を企てる様子が描かれています。
この恋人の関係性は韓国語と日本語が入り混じるIZ*ONE を指していて、日本や韓国以外の国でも活躍できるような世界的なアイドルになるんだぞ!的な意気込みを示唆しているんではないかと思います。
んーとだとすると、このユニゾンだらけのドメスティックな楽曲の作り方はやめたほーがいいような気もしますけどね…