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【Stray Kids】覚醒の前兆【Side Effects】

6月19日(水)、JYP Entertainment所属の9人組ナムジャグループ・Stray Kidsが5thミニアルバム「Clé2:Yellow Wood」(タイトル曲「부작용(Side Effects)」)でカムバしました。

前回の4thミニアルバム「Clé1:MIROH」(タイトル曲「MIROH」)が3月25日のリリースだったので、3ヶ月経たずしてのカムバです。
今回のアルバムタイトルにも「Clé」と付いていますが、これはフランス語で「鍵」を意味し、グループの新たな方向性を示すコンセプトになっています。

「Clé1:MIROH」では、光と闇が渾然一体となっているショービズ界、そして我々が生きるこの世界そのものを「MIROH=迷路」に例え、「Clé2:Yellow Wood」ではそこで直面する困難や苦悩を描いています。
作詞作曲には前回同様、グループ内のプロデューサー・チーム「3RACHA」ことバンチャン、チャンビン、ハンが携わっています。

「Yellow」は有彩色の中で最も明るい色で、光や太陽を連想させる一方、注意を促す色でもあります。その黄色はアルバムジャケットを含め、タイトル曲「부작용(Side Effects)」のMVでも印象的に差し込まれていて、新たな選択をした時に生まれる数々の悩みや不安を率直に描いたという歌詞をより際立たせる効果を担っています。

その「부작용(Side Effects)」でキーパーソンになっているのは「MIROH」ではあまり出番のなかったヒョンジンです。

ヒョンジンはグループを象徴する人物として、他のメンバーはグループを取り巻く対外的な要素として描かれます。
MV冒頭にはスキズと同じ人数である黒づくめの人々、そして空には2つの月が映し出されますが、これらはグループの内面と外面を意味しています。

アイドルグループとして活動する彼らには、多忙なスケジュールやカムバックのプレッシャー、コンサートや音楽番組で見せるパフォーマンスの為に日々怠るこのできない努力、そしてファンだけでなく、時にはプライベートにまで及ぶ世間の目が常に付きまといます。一つ一つの課題をクリアし、グループとして進化していかなければならない中、華やかに見えるアイドルグループとしての姿と背中合わせにある悩みや不安、そして葛藤から生まれるものが、タイトルである「부작용=副作用」という言葉に込められているのだと思います。

明るく活発で少しヤンチャだったStray Kidsは、前作「Clé1:MIROH」で、大人へと成長する為のスタートラインに立ちました。それは音楽性にも顕著に表れ、「부작용(Side Effects)」では更に強烈なサイケデリックトランスというジャンルのサウンドと、不気味ささえ感じるダンスで曲のメッセージを表現する事に成功したように思います。

MVの最後には目を腕で覆い横たわるヒョンジンと、彼に手を差し伸べ、再び足並みを揃えて前を向くグループの姿が映し出されます。

そして手に入れた第2の鍵。

この「부작용(Side Effects)」の中で最も強烈な印象を残すのは「머리 아프다 (モリ アプダ=頭が痛い/頭痛がする)」という歌詞です。
映画や漫画などで頭痛に見舞われたシーンがあると、それは新たな能力が覚醒する前兆という事も少なくありません。

前作「MIROH」では、4月4日放送のM COUNTDOWNでデビュー以来初の音楽番組1位を獲得した彼ら。
果たして今回手に入れた鍵はどんな作用をもたらすのでしょうか。

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