7月17日、ダブルセブンのラッキーデイにPENTAGONが、9thミニアルバム『SUM(ME:R)』&タイトル曲「접근금지(Humph!)」でカムバックしました。
ダブルセブンのなんちゃらと戯言を言ってんのは私ではなく、今回タイトルにもクレジットされているプロデューサーを担ったラッパーのGIRIBOY(기리보이)先生です。
最近のギリ先生は、とち狂ったレベルでワーカホリックでこざいまして、4月中旬まで放送されていたMnetの高校生ラップ番組「高等ラッパー3」のメンターを務めたばかりだと言うのに、5月21日にはシングル「교통정리」、6月10日にはアルバム「100년제전문대학」をリリースし、ダヘちゃんの新曲にお邪魔したかと思えば、7月26日から放送されるMnetのヒップホップサバイバル番組「SHOW ME THE MONEY 8」にもプロデューサーとしての出演が決まっているという働きボーイです。
そして、そんな体力ギリボーイの先生が、ちょっとお疲れモードではありますが共同作業者のフイと楽曲について語ってくれています。ちなみにいつものようにラッパーのウソクも作詞(ラップ・メイキング)に参加しています。
いきなりタトゥーが映ることを心配するギリ先生が可愛いですが「歌詞を英語にすればビルボードにもチャートインする」と早速自信満々です。
この曲は「GIRIBOYらしい曲を一緒にやりたい!」というPENTAGON側からオファーしたそうで、ギリ先生はネタ帳として使っている自分のスマホを見返したらPENTAGONの可愛い要素に合うような素材が見つかったので「これでいける!」と思ったそうです。
後半はお互いを褒め合うだけのイチャコラ動画です。
アルバム名の『SUM(ME:R)』は、英語の「SUMMER」からとったもので、PENTAGONの夏のストーリーを描くという意味です。また、合計の関数「SUM」とPENTAGONを意味する「ME」、そして4つ(4曲入り)の「R」数式のテーマを意味(コジツケ)しています。
タイトル曲「접근금지(Humph!)」は“好きな人に、逆に好きじゃないふりをした幼かった頃”を歌っています。これを男女の初恋などではなく、男子同士の話にしたことがペンタゴンらしくて素晴らしい。
原題の「접근금지」の読み方はサビでなんども繰り返されていますが「チョプクングムジ」で“接近禁止”という意味です。日本語的には立ち入り禁止とかの方が違和感ないかもしれません。英題の「Humph!」は気に食わない時に言う、不貞腐れた「ふん!」の意味でして「はいバリアー!こっから立ち入り禁止ね!」的な小学生男子特有の、あのやり取りから来てるのかなと。可愛いかよと。
ちなみにミニアルバムのTrack2.である「판타지스틱(Fantasystic)」もギリ先生のプロデュースで、より夏らしさを感じられるサマーダンス曲となっていてMVも公開されています。ジノの「ユウトだー!」のハイトーンは一聴の価値ありです。
前作『Genie:us』では原点回帰を思わせるような楽曲コンセプトでしたが、今作ではコメディ要素を取り入れて、最近のおどけたPENTAGONに戻ってきたかなという印象です。
ボーナストラックであるTrack.4の「Round 2」は前作のボーナストラックでもありファンソング「Round 1」の継続曲で、この2枚のアルバムを通じてPENTAGONの第二章の始まりを告げているのではないかと思われます。
病弱恋愛不良少年イドンの首を切り、健康優良児として復活を果たしたはずのPENTAGONではありますが…
ただ一つ、問題点が。
前作、体調不良からめでたく復帰したチャイナマンことイェナンが、またまた健康上の理由でお休みです。
フォト・ティーザー撮影時と音源収録まではギリ健康ボーイだったんですが、MVとカムバック活動には参加していません。というか安静にしているはずです。
いやー2度目はヤバいでしょー。チャイナボーイなので「本当かな?」と思う部分もありますが、まぁそれだったら「個人的な事情」とか「スケジュールの都合」というテンプレ・ワードで発表してたでしょうし、不安より心配が勝つ!
チミたちは何か問題を抱えながらでないと活動できない病気かなんかですか?
せっかくいい曲なのになー
今日も今日とてギリギリで生きていたいボーイズたちなのでした…
ファイティン!ペンタゴン!