ALL YOU NEED IS KPOP!

【ジェイ・パーク】迫り来る“その日”【Yultron】

8月30日(金)、ジェイ・パークがH1GHR MUSIC所属のDJ/プロデューサー・Yultronとの共同名義「Yultron X ジェイ・パーク」でEP「On Fire」をリリースしました。

なんだよ、ジェイ・パーク。このリリース、先に言ってよ。

というのも遡ること6月22日。H1GHR MUSICのTwitterアカウントから「H1GHR MUSIC SUMMER PROJECT」という告知がありました。

Sik-K、GroovyRoom、HAON君など豪華な面子が名を連ねる中、一番目を引いたのが7月18日の「Yultron X ジェイ・パーク」。
この2人、昨年1月30日にリリースされたシングル「Forget About Tomorrow」で共演をしていますが、私、この曲が大好きでして。個人的にはジェイ・パークの中でTOP3には入るほどなのです。
彼は基本的にヒップホップとR&Bを交互に行き来するようなスタイルで、昨年は特にここ数年の流行であるトラップをメインとした楽曲のリリースが多かった訳ですが、私個人としてはR&Bをやってくれるジェイ・パークの方が好みなのです。
今でこそ歌って踊ってラップしてと、どれもハイクオリティなレベルを誇る彼ですが、元々生まれ育ったアメリカ・シアトルではB-BOY(ブレイクダンスをする人)としてヒップホップカルチャーに親しんできました。そしてJYPオーディションを経て2005年に渡韓し、2008年に2PMのリーダーとしてデビューしますが、歌唱力中心の2AMに対し、ダンスパフォーマンス中心の2PMに選ばれたのは、B-BOYとしての下地があったからだという事は想像に難くありません。

本格的にラップに取り組み始めたのはグループを脱退した2010年以降。その2PMではメインダンサーに加えリードボーカルも務めていたので、つまりはダンサー&シンガーとしてのキャリアの方が遥かに長い事になります。まぁ何が言いたいかといえば、ラップする彼も良いけど、やっぱり歌っている彼のほうがしっくりくるな、という事です。
特にYultronが作るEDMをベースとしたトラックは、色気のある彼の声がより引き立つような気がするのです。

と、前置きが長くなってしまいましたが、予定通りの7月18日「Yultron X ジェイ・パーク/WestCoast」がリリースされました。こちらは前回のジェイ・パークの記事で紹介しましたが…

・【ジェイ・パーク】週刊J.P.【2019 Summer Issue】

…なんとMVがない…。

楽曲がリリースされるだけでも嬉しいのは間違いありませんが、それでもOfficial Audioオンリーだと「えー…」となります。そんな風にやや興を削がれた気分で過ごしていたところ、8月26日には「Yultron X ジェイ・パーク」でEPのリリース告知があり、翌日の27日にはOfficial Music Video Teaserまで。

そして30日、「On Fire」リリース&MVが公開。

「なんだ、WestCoastはリードシングルだったのか。まぁなんにしても歌もメロディックだし、ジェイ・パークも踊ってるし、トラックもカッコいいしで、もう最高だな」なんて思っていたら、9月6日にはEP収録曲である「Yultron X ジェイ・パーク/Say Goodbye Feat. Sik-K & pH-1」のMVが公開されました。

なんですか、この下げて上げるみたいなやり方は…全くあなたって人はもう…一言言わせてもらいますからね。

ありがとう。

ただ、この「Yultron X ジェイ・パーク/Say Goodbye Feat. Sik-K & pH-1」、ちょっと面白い、というか珍しい構成になっています。
通常フィーチャリングアーティストがいる場合、それはあくまでも楽曲に彩りを加えるような役割で、メインは当然の事ながらフィーチャリングを迎える側のアーティストです。
しかしこの「Say Goodbye」のMVはランニングタイムが3分14秒あるうち、開始から1分過ぎまでSik-K、1分35秒からpH-1、ジェイ・パークは2分30秒から40秒間にも満たない歌唱に留まっています。

今までこんな事あったかな、とApple Musicに入っている「ジェイ・パーク feat.〜」の楽曲をザッと聴き直してみたところ、約70曲近くあった中で、最初のパートが彼でないものは「Know Your Name (feat. Dok2)」「Who You (Remix) feat. Loco, Day Day & Simon Dominic」という2曲しかありませんでした。加えて、最後だけ登場というのは初めてだと思います。

今年の4月17日には「数年のうちに引退するつもり」というTweetをしているジェイ・パーク。

「Say Goodbye」という曲のタイトルと構成を考えると、それはあたかも「これからのメインはSik-KやpH-1という後輩たちで、オレの役割は彼らを最大限にバックアップする事だ」と言っているようにも思えます。

もしかしたら“その日”は私が思っている以上に早くやってきてしまうのかもしれません。

最新情報をチェックしよう!