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【アイドルドラマ工作団】花道だけ歩こう【LAST EP:前編】

アイドルが自ら脚本作りに参加し、なおかつ出演までするというバラエティ番組「アイドルドラマ工作団」。
出演はMAMAMOO/ムンビョル、Red Velvet/スルギ、元C.I.V.Aで元I.B.Iのキム・ソヒ、SONAMOO/ディエナ、OH MY GIRL/ユア、LOVELYZ/スジョン、元I.O.Iで現BLACK LAVEL所属のチョン・ソミという7人。
前回まではその制作過程をご紹介してきましたが、いよいよドラマ本編「花道だけ歩こう」です。

EP.1 EP.2
EP.3 EP.4

本放送は1話15分弱で全8話でしたが、ここでは前編・後編に分けてご紹介します。なお、ネタバレなしで観たいという方はご覧にならない方が良いでしょう。

では彼女たちが作り上げた渾身のドラマ・前編をどうぞ。


午前3時30分。

同じ寮で生活をするアイドルグループの7人。目覚ましが鳴っても寝ているスジョンやソミたちを起こしに回るスルギ、体重計に乗ってその数字に焦るディエナなど、それぞれの朝を迎えます。

常にパックを欠かさないユア、模範的なリーダーとして筋トレに励むムンビョルたち7人。彼女たちはこの日、大事な舞台を控えているのでした。

「お前たちはいつになっても、本当にもう…こうしている間にも少女時代は美容院に行っているんだぞ!この大事な日に…もっとしっかりしろーーーーっ!!」とチャン・ウォニョン室長の雷が落ちる中、ようやく準備の整った彼女たちが向かった先。

それは地上波で放送される三大音楽番組の一つ、MUSIC BANKの収録現場でした。7人は第二集のカムバック曲「Deep Blue Eyes」で1位候補に上がったヨジャグル「隣の家の少女」。

リハーサルを終え、歌がド下手な先輩アイドル(女優、チョン・ソミン/本人)に挨拶に行ったものの、尊大な態度で応対され、

「第一集では失敗したみたいじゃない。私は歌でも演技でも成功してるからね。あなた達もせいぜい頑張りなさいよ。その顔じゃどうかわからないけど」などと嫌味&小言を言われながらも、そこは先輩後輩の序列の厳しい韓国ショービズ界。グッと堪えて先輩を立てる事も忘れません。

楽屋に戻ると、この日同じく1位候補に上がっている新人アーティスト、ペク・アヨン(JYP所属のソロシンガー/本人)が挨拶に訪れ、丁寧にCDを手渡してくれます。

「私たちにも後輩が出来たなんて、妙な気分ね」と感慨にふけっていると、いつしか話題は辛かった練習生時代やデビューしてからの苦難の時期へと移っていきます。

スルギは練習生時代から高い人気を誇るメンバーでした。一方のユアはそんなスルギに対し、ある感情を抱いていたのです。

デビューに向けた日々は「まるで私たち兎みたい」という素っ気ない食事ばかり。育ち盛りの彼女達はどうにか満足出来る物を食べようと画策します。一芝居うって室長を練習室から追い出すことに成功し、嬉々として豚足を注文。食べる寸前までいきますが、監視カメラによって失敗に終わったりと、上手くいきません。

そんな中迎えた定期体重チェック。どうにか全員パスしたものの社長からは「次回50kgを超えている者がいれば、即出て行ってもらう」と言われてしまいます。

更には「何が豚足だ?好きなように行動して、好きな物を食べて、それでデビューしようっていうのか?今から自己管理が出来なくてどうする?大変なのはデビューしてからなんだぞ」とプロ意識の足りなさを指摘されてしまいます。

それでも抑えきれないのが食欲。スジョンはムンビョルを説得して「半分だけ。きっかり半分だけでいいからハンバーガーを食べましょう」と店へやってきます。ついに念願の一口、というところにきて目に入ったのはチャン・ウォニョン室長たち。2人は慌ててトイレに身を隠します。

運悪く2人が隠れたトイレにやって来てしまった室長たち。そこで耳にしたのは「実は彼女たちが隠れて豚足を食べようとしてたのは知ってたんだ。けれども今耐えられないならデビューしても耐えられない。だからいっそのこと体重チェックをパス出来ずに、事務所を辞めた方がいいんじゃないかと思った。2NE1もワンダーガールズもそういう事を乗り越えてきたんだからな」という言葉でした。

スジョンとムンビョルは自分たちの行動を反省しながら、せめて味だけでもという事で、咀嚼だけして吐き出すという行為を繰り返してどうにか気持ちを落ち着けます。

しかし苦労しているのは体重制限だけではありません。ダンストレーナー(ペ・ユンジョン本人)からは「それでちゃんとやっているつもりなの?特にソヒ。あなた本当に歌手になりたいの?このままだとデビューはおろか、月末のテストすら危ういわよ」と厳しい言葉が。

パフォーマンス評価でスルギは歌を披露します。社長は「スルギは抜群だ。本当に上手くなった。みんな彼女を見習うべきだ」と満足げな笑顔。しかし他のメンバーたちは思うような評価を得られず苦戦します。そんな中、名指しで疑問を投げかけれらたメンバーがいました。

「ユア。君はスルギと一緒に練習生を始めたのに、どうしてそんなに差がつくんだ?練習不足なのか?それとも実力がないのか?君がルーキーズに入れなかったのは理由があったからだよ」

同期と言う事で人気・実力共に常にスルギの比較対象にされるユア。帰路につこうとするバス停で、自分の不甲斐なさから涙を浮かべます。それでも憧れの対象としてスルギの背中を追うユアは「泣くな。私なら出来る」と自らを鼓舞し、再び練習室へと戻ります。

一人残って黙々と練習を続けるスルギに負けじと踊り始めるユア。
長い時間踊り続け、ついに床に倒れこむ二人。「疲れた」と言うスルギに「これくらいでそんな事言ってどうするのよ?」とユア。「練習だけじゃないの。実は…いつからか人前で歌うのが怖くなったの」とスルギは自らの悩みを告白しはじめます。ユアは「何を言ってるの?今日だって良い評価しか貰ってなかったじゃない?」と言いますが、スルギはそれが負担なのだと答えます。
「昨日も今日も、もっと頑張らなければと自分にプレッシャーをかけて練習している。毎日毎日。繰り返し。そんな風に過ごしていたら、いつか歌う事が嫌になるんじゃないかって考えてしまうの」。
そこでユアは自らの気持ちを打ち明けます。
「オンニ。私の夢って何か知ってる?私の夢はね…オンニなんだよ。だからオンニは疲れちゃダメなの。私のためにも二度と私の前で弱音を吐かないで」
それは同じ夢を追いかける仲間として、そして目標とするオンニに対しての励ましでもありました。

デビューという夢に向かって必死にすがりつくムンビョル、スルギ、ソヒ、ディエナ、ユア、スジョン、ソミ。しかしそんな彼女達を待ち受けていたのは、7人の友情を揺るがす出来事でした…。

後編に続く

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