ALL YOU NEED IS KPOP!

【アイドルドラマ工作団】花道だけ歩こう【LAST EP:後編】

アイドルドラマ工作団
EP.1 EP.2
EP.3 EP.4
ドラマ「花道だけ歩こう」
前編
ドラマ「花道だけ歩こう」前編のあらすじ

MUSIC BANKで1位候補に上がった7人組ヨジャグループ・隣の家の少女。ついに彼女たちの念願だったステージにたどり着くまでには、練習生時代からの様々な苦労があった。
抑えきれない食欲との闘い、厳しい体重チェック、共に夢を目指す仲間でありながらライバルでもある友との実力差。それでもお互いに励まし合いながらデビューに向けた日々を送る7人を待ち受けていたある出来事とは…

ある日、事務所からムンビョル、スルギ、ソヒ、ディエナ、ユア、スジョン、ソミたちに一つの決定事項が告げられます。それは「TOP5」という事務所内サバイバル企画を経て、7人の候補生を5人に絞りデビューさせるというものでした。事務所は資金繰りに難航しており、その負担を少しでも軽減するための策だったのです。

苦楽を共にしてきた7人は事務所の決定に納得する事が出来ません。スルギは「私がなんとか掛け合ってみるから心配しないで」と落胆を隠せないメンバーを励まそうとします。

しかしソヒは「スルギオンニはいいわよね。だって人気も実力も一番じゃない。心配する必要もないでしょう。メンバーが減ったところで、オンニのデビューは確実なんだから」と詰め寄ります。スルギはソヒの言葉に憤り部屋を出ていってしまいますが、その言い方に耐えかねたムンビョルは「すぐに謝ってきなさい」と促します。しかしユアまでも「なんで謝る必要があるの?結局は友達も仲間もないじゃない。競争でしょ、この世界は。デビューできたものが勝ちなんだから」と語気を荒め、その場の雰囲気は最悪のものとなります。

メンバー間のわだかまりを残したまま、サバイバル番組は始まります。そんな中、それまでボーカルポジションだったムンビョルが、突如ラップパートへの変更でサバイバルに望むことを宣言します。そしてそれぞれのパフォーマンスを披露する7人。

その結果ムンビョル、スルギ、ディエナ、ユア、スジョンは見事デビューへの切符を勝ち取り、ソヒとソミは落選。二人は事務所を離れる決断をします。

デビューが決定したものの、晴れない気分のメンバー。ムンビョルが「残った私たちだけでもこれから頑張ろう」と明るく振舞いますが、四人はある疑念を抱いていました。それはムンビョルがなぜボーカルからラッパーへと転向したのかということ。スルギは「社長からラッパーになればデビューさせてやるって言われたんじゃないの?」と疑問をぶつけます。

ムンビョルは以前、一人だけ社長に呼び出された事を打ち明けます。「うちはメインボーカルが多い。けれども実力からすれば君はスルギやスジョンに劣る。だからラッパーをしたくないというのならば、辞めてもらうしかない」。ムンビョルにとって、それは選択権のない通告でした。誤解の解けた5人は、気持ちを新たに進む事を決めます。

ついにデビューが決まり、社長を中心にグループ名の選定会議が行われます。「SONAMOO…Red Velvet…LOVELYZ…MAMAMOO…」と社長は次々とグループ名を発表していきますが、いまいちメンバーの気持ちを動かすことができません。「仕方ない、これが最後だ。もうこれでいくからな」と半ば強引に決定したグループ名。それが「隣の家の少女」でした。

その頃ソミは、チョンハのいる事務所の練習生となり、新たなスタートを切ります。代表は「こんな逸材を逃すなんて、俺には理解出来ないよ。きっとすぐデビュー出来るはずだから頑張ろう」と太鼓判です。

一方のソヒは、焼肉屋でアルバイトをしながら生活費とレッスン代を稼ぐ日々に転じていました。

そのアルバイト中、5人が「隣の家の少女」として、デビュー曲「어이」を披露しているステージを偶然目にしてしまいます。その光景を見て自分が今いる現状との差を痛感し、打ちひしがれるソヒ。

休憩中、ソヒの携帯からコール音が鳴ります。それはしばらく連絡をとっていなかったおばあちゃんからの電話でした。「元気にしてるの?あなたが好きなチキンを買ってきたから家まで届けようと近くまで来たんだけど…」と優しく語りかけるおばあちゃん。しかしソヒは「帰って。お腹も空いてないからいらないし、余計な事しないで!私がいつそんな事してって頼んだのよ!さっさと帰ってよ!」と無下に電話を切ってしまいます。

仕事を終え、疲れ切って家に帰って来たソヒは、ドアノブにかかっているビニール袋に目を留めます。そこには「ご飯はしっかり食べなさい。おばあちゃんはソヒを愛しているからね」というメモと、チキンが入っていました。

ソミは新たな事務所でデビューを目指しますが、同じミスを何度もする練習生のレベルの低さに苛立ちが募るばかり。ついには「やる気があるようには見えないんだけど」と練習室を出ていきます。

いつもと様子の違うソミに声をかけるチョンハでしたが、「だってこのままだといつまで経ってもデビューなんて出来ませんよ。オンニもこのままでいいと思ってるんですか?」と苦言を呈します。そんなソミの言葉を聞いてチョンハは言います。「みんなだって頑張っているのに言い方がキツすぎない?そんなに雰囲気を悪くしたいなら、あなた一人で頑張ったら?私たちは私たちでデビューするから、あなたは出て行ったらいいわ」

ようやくデビューにこぎつけた「隣の家の少女」でしたが成績は芳しくなく、事務所の台所事情も好転しません。社長は五人を集め「このままだと第二集を出せるかどうかも難しい。活動経費も馬鹿にならない。メンバーを減す事も考えている。そうすればグループとしての変化にも繋がるからだ」と告げるのです。

それでもどうにか資金を捻出しようと方々に電話をかける社長でしたが、そこにディエナが自分の思いを告げにやって来ます。それは第二集でソヒとソミを戻して欲しいというものでした。「五人でも大変なのに、七人分を賄う資金がどこにあるんだ?」という社長でしたが、ディエナは一枚の写真を社長に見せます。

「私も他のメンバーも、いつもソヒとソミがいればと思っていました。社長は以前おっしゃいましたよね?“夜空があるから、星は輝くことが出来る”って。私たちは必ず七人でデビューしようと三年間共に頑張ってきました。もしソヒとソミを戻せるなら、私が事務所を出て行っても構いません」

社長はディエナの熱意を受け入れ、ソヒとソミを呼び戻します。しかし七人体制で活動するためには、欠かせないものがありました。

社長が向かった先はJYPエンターテインメント。グループをどうにか成功させる為に、ヒット出来るタイトル曲を譲ってもらえないかと、パク・ジニョンに直訴をしにやって来たのです。

「もう後がないんだ。一度だけでいい。君の力を貸してくれ。あの子達が成功できれば、私はその後どうなっても構わない」と土下座をして懇願します。

社長の熱意はパク・ジニョンを動かします。隣の家の少女・第二集のタイトル曲。それが「Deep Blue Eyes」でした。

ヒットの可能性を含んだ曲を手に入れ、七人体制で第二集のリリースが叶った「隣の家の少女」。しかし第一集での失敗は思った以上に影響が強く、リリース記念のプレス用ショーケースには僅かなマスコミしか集まりません。番組出演の売り込みも難航し、スケジュールは白紙状態。しかしそこに朗報が舞い込みます。Apinkがキャンセルしたイベントに代役としての出演が決まったのです。

ところがいざ舞台に立ってみると、観客は数えるほど。更には機材トラブルで伴奏が流れないという自体に。

七人はどうにかアカペラでステージを全うしようとしますが、相次ぐ不運に「もうこれまでか」と涙を流すメンバーたち。

しかしそこで奇跡が起きるのです。機材トラブルに見舞われながらも、見事にアカペラで対応した七人の様子を一人の女性(元ワンダーガールズ・へリム/本人)がスマホで撮影しており、それがSNSで拡散されます。その出来事は瞬く間にトップニュースとなり、音源はチャートを逆走。

ついにはMUSIC BANKの一位候補にまで登りつめたのです。そして7人はそれぞれの思いを胸に、目の前に延びた花道へと一歩を踏み出すのでした。

「夜空は星が輝く事が出来るように、星の背景になっている」

「もし夜空がなかったら、星は輝く事が出来るのだろうか?」

「背景がなければ、それだけで輝く星は存在しない」

「私たちが今、この長い廊下を歩き」

「あれほど願っていた舞台に上がるまで」

「闇の中で光を失わずにいられたのは」

「仲間たちがお互いの夜空になってくれていたからだ」

THE END

But “their story” continues…

最新情報をチェックしよう!