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【LEEBADA】海の歌を聴け【GroovyRoom&PENOMECO】

9月30日(月)、シンガーソングライター・LEEBADA(イパダ)ちゃんが6thシングル「ㅎㅇ(High)」をリリースしました。

彼女は以前に1度、“プロフィールなどの詳細が少ないけど曲が良いから紹介する”という過去記事「TLI(Too Little Infomation)な人たち」にて、その1人として登場しました。

【2019 Next Break】TLIな人たち【まとめて紹介】

当時は「1,2,3,4,5」が気に入ってザッとプロフィールを洗いはしたものの、過去曲も含めて特に深追いをしていなかったのですが、今回リリースされた「ㅎㅇ(High)」はプロデュースがH1GHR MUSICのプロデューサーチーム・GroovyRoom、フィーチャリングはMillion MarketのPENOMECOという事でより興味を惹かれ、おまけにMVを観てみれば「あれ、LEEBADAちゃんってこんなに可愛かったっけ?」と目を奪われ、「こんなキヨミをソロで取り上げない手はないぞ」という相変わらずのDDっぷりが発動した訳です。

LEEBADA
イパダ
イ・パダ(이바다)
1992年10月29日
ホウォン文化芸術大学・実用音楽学部ボーカル専攻
所属事務所:NUPLAY
InstagramsoundcloudYouTube /  YouTube (NUPLAY)

デビューは2015年5月4日リリースのシングル「You Got Me」。MVはありません。
所属事務所であるNUPLAYのオフィシャルYouTubeに上がっている過去動画を観ると、結構色々なカバーをしており、現在のイメージとはやや異なった感じです。

ZICO/너는 나 나는 너 (I Am You, You Are Me)
1st.EP「HYPE」より/안아줘요(Hold me)

ビジュアル的には芸術系の大学とかにいそうな、周りを寄せ付けないちょっと変わったコみたいな感じですが、まずは歌がめちゃくちゃ上手い。しかも楽器まで弾ける。ガチです。ガチのアーティストです。

それもそのはず。彼女が通っていたホウォン芸術大学の実用音楽科は、韓国国内の実用音楽科で最も競争率が高いらしく、合格した時点でプロの実力があるとのこと。そこでボーカル専攻だったんだから、上手くて当たり前です。

現在はどうなっているのかはわかりませんが、デビュー当時はソロと並行してバンド活動も行っていたようで、シンガーとしてはこの事も彼女の歌唱力に多分な恩恵をもたらしていると思います。というのも、録音されたトラックをバックに歌うのと、生バンドで歌うのではリズムや声を出す感覚が全く異なるからです。

それだけではありません。彼女、どうやら頭も良い。勉強が出来るという意味ではなく(いや、きっとそちらも出来るんでしょうけど)、デビュー曲「You Got Me」は江國香織の小説「冷静と情熱のあいだ」から、「1,2,3,4,5」は小説「香水 ある人殺しの物語」と同名映画から着想を得るなど、インプットからアウトプットの流れがいかにもアーティスト然としています。
私自身も活字中毒という程ではないものの、それなりに本好きでもあるので、この辺りもグッと親近感が湧くところです。

今年の3月29日にリリースされた1stアルバム「THE OCEAN」は、4thシングル「Pink Ocean」、2nd.EP「Black Ocean」、3rd.EP「Blue Ocean」というカラープロジェクトの集大成的作品になっているのですが、このプロジェクトに至った経緯として「通常のアーティストは一つのジャンルで自分を表現する事が多いのではないかと思います。ただ、私が自分自身の事を考えた時、様々な姿があっての私だと思いました。ですので、そんな色々な私を、異なるカラーで表現してみようと考えたのです」と語っています。

その言葉通り、THE OCEANはR&Bやネオ・ソウル、フュージョン、シティポップ、インストナンバーなど様々な試みがされており、彼女がR&Bジャンルにカテゴライズされない多様な表現力を持ったアーティストだという事が感じられるアルバムになっていると思います。この辺りからビジュアルも洗練されてきて、どんどん綺麗になっていくのもわかります。
「過去曲やアルバム一枚聴くのは面倒だな」という方の為に、いくつかの楽曲をハイライトで歌っている動画があるので、そちらを観て頂ければ彼女の魅力の一端が感じられるのではないかと思います。

そしてもう一つ。

LEEBADAちゃん、結構なタトゥーっ子です。
最近ではTWICEのチェヨンも入れたりしていますが、アイドルですと流石にここまでは中々出来ません。

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いますけどね、こういった方も。まぁこれはある程度キャリアがあるからこそ許されることでもありましょう。

なんにしてもタトゥーを入れるという事は、様々な覚悟がいるものです。日本よりは抵抗が少ないと言われている韓国でも、一般的な生活を営んでいこうと思ったら、躊躇するのではないかと思います。ただアーティストにとってのタトゥーは自己表現であると同時に、自身の決意表明だとも思っています。自分はその道で行くんだという気概とでも申しましょうか。
私個人としてはタトゥーに関して肯定派でもあるので、彼女のこの自己表現は好感を抱く以外の何ものでもありません。

更には歌っている時はクールな彼女ですが、普段の顔ははにかんだ笑顔がキュートで、そのギャップも含めた全体的な雰囲気が、なんとなく(G)I-DLEのミンニと近いように感じ、そこもまた好印象なのです。

さて、私にはいま注目しているソロアーティストが3人がいます。sogummとBiBi、Rothyです。今回その中にもう1人加わる事になった訳ですが、そこには一つの共通点があります。それは歌声です。まぁ私はアイドルも含め、声に惹かれる事が多いのですが、彼女も例外ではありませんでした。過去曲も聴いた事で、それはより私の中に染み入ってきたのです。

彼女の本名であり、アーティスト名にも入っている「바다(パダ)」は「海」という意味です。海は季節ごとにその様相を変え、様々な姿を見せてくれます。そして広く、深い。
LEEBADAちゃんの魅力もまた然りなのです。

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