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【HWASA】ファサの前に道はない、ファサの後ろに道は出来る【WOOGIE】

10月11日、MAMAMOO(마마무/ママム)ファサ(화사/HWASA)WOOGIEとのコラボ曲「가을속에서(In The Fall/秋の中で)」をリリースしました。今回は通常のMVはなく、Piano Ver.のみです。

HWASA
(ファサ)
アン・へジン(안혜진)
1995年7月23日(26歳)
全羅北道 全州市
162cm/44kg/A型
円光情報芸術高等学校(卒業)
ボーカル/ラップ/マンネ

【HWASA】君とファサまでも【MAMAMOO】

今回のコラボのお相手はこちら。

WOOGIE
(ウギ)
パク・ジェウン(박제욱)
1989年9月1日(32歳)
作曲家/プロデューサー
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WOOGIEは、あのジェイ・パークがCEOを勤めているH1GHR MUSICというヒップホップ、R&B系のレーベルに所属している作曲家兼プロデューサーです。

【ヒップホップ】H1GHR MUSIC【レーベル】

実はこの二人、今回の共演が初めてではありません。

H1GHR MUSICと同じくジェイ・パークが代表を務めているレーベルAOMGに所属しており、現在兵役に就いている大人気R&BシンガーLoco (로꼬)とリリースした「주지마 (Above Live)」、この曲のプロデューサーがWOOGIEです。今回のコラボはWOOGIEがファサに提案し、1年6ヶ月ぶりの共演となりました。

【LOCO】さよならの代わりに【It’s Been a While (feat. Zion.T) 】

ちなみに「가을속에서(In The Fall/秋の中で)」のMV(Piano Ver.)でスマホ見ながら横でニヤニヤしてる金髪坊主は、同じくAOMGに所属しているラッパー・punchnello(펀치넬로/パンチネロ)で、彼はWOOGIEと共に今回の曲の作詞・作曲に携わっています。

【punchnello】スイッチON【Blue Hawaii feat. Crush, PENOMECO (Prod. by 0channel)】

LOCOと共演した「주지마 (Above Live)」では、音源チャートでオールキルを達成し、ソロデビュー曲「멍청이(TWIT)」では国内音楽配信チャート1位をさらったのに続き、海外チャートでも好成績を残しました。

9月には女性広告モデルブランド評価1位を獲得し、つい先日は番組内ではありますがMnetで放送されているガールズグループ同時カムバックバトルショー「Queendom」にてLOVELYZのKeiちゃんとBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)の「wish you were gay」コラボし、ボーカル部門1位も獲得しました。

「가을속에서(In The Fall/秋の中で)」でも、同様にヒットを飛ばすことができるのか注目が集まっています。

ここ最近のファサはソロ・シンガー及びコラボ相手としての評価がうなぎのぼりで、憧れの女性像としてのカリスマ性まで際立っています。

所属しているMAMAMOOには、天性のシンガーであるソラと、グループの象徴であり親友のフィインという強烈な二人のボーカリストに加え、高速低音ラップをかますドープなラッパー・ムンビョルがいまして、キャラの濃い3人に隠れてファサはいわゆる4番手という印象でした。もちろん、その独特なラテン系のルックスとサバサバした心地よいキャラクターで、ある特定の層からは圧倒的な支持を受けていましたが、それが一般的な認知まで広がりを見せているというのが最近の傾向です。

私自身も무무(MOMO/ムームー:ファン)でして、個人的にはソラムンビョルが推しなのですが、MAMAMOOの記事となると最近はファサを中心に書くことが多くなってきています。

【MAMAMOO】ゲリラメガネ【Gleam】

MAMAMOOにおけるファサの立ち位置、それはバンドにおけるリズム隊=ベース・ドラムです。高音と繊細なメロディを操るソラフィインがバンドの顔役ギター・ボーカルとして考えれば、目立ち方や人気に差が出るのは自然なことのように思えます。2人と違い、低音で心地よい響きを持つファサの歌声は、張り詰めたような緊張感がなく、包み込むような包容力もあり、そのことは他のアーティスト(アイドル)から見たときに、自身の声と喧嘩しない化学反応の起こる歌声だと評価しやすいのではないでしょうか。

長らく一線級で活躍してきたMAMAMOOは、ある種飽和状態の部分もあります。様々なアイドルとコラボする「Queendom」参戦のきっかけの一つとしてファサの魅力に再度スポットを当てるという目論見はあったかもしれません。

そして、ファサのシンガーではない、いち女性としての評価ですが、それは韓国社会(メディア)における女性の理想像の変化ではないかと思います。

Kポップでは、“ガールクラッシュ(女性が惚れる女性像)”という日本ではあまり見られない人気ジャンルというか支持層があり、当ブログでも度々登場しています。それは端的に言えば男勝りの女性を形容する言葉ですが、それがKポップの世界で人気を得る理由として、兵役などの影響もあると思いますが、未だ男尊女卑の傾向が強い韓国社会に対するカウンター(反骨心)の象徴だからではないでしょうか。日々の生活の中で感じる女性の虐げられた思いや、やるせなさの代弁者として“ガールクラッシュ”が憧れの対象になっているように思います。

しかしながら、それは女性本来のあり方と言えるのでしょうか。

“男性が理想とする女性像”や“女性が理想とする女性像”、その“らしさ”に囚われず、LGBTQも含めて、自然に自分らしく振る舞えるようになるのが、本来の意味での「男女平等」の社会のように思います。

そういう意味ではファサは究極に自然体の人だと言えます。すっぴんで大量のコプチャンを平らげるのも、真っ赤なボンテージでパワフルなステージを見せるのも、嘘や無理のないファサの等身大です。

ファサは4月に開催されたMAMAMOOの単独コンサート『4season F/W』で披露されたソロ・ステージ「HWASA SHOW」で名言を残してます。

中学生の頃オーディションを受けて「あなたは個性も強くて、歌もうまいけど、太っていて可愛くない」と言われた時のエピソードで、家に帰り一晩中泣いた後、こう決心したそうです。

“この時代の言う美しさの基準に私が合わないなら、私が違う基準になるんだ”

そしてそれは、今少しずつ果たされようとしています。

女性に風当たりが強い社会で、女性が“女性らしく”生きるのは大変です。そして女性が“自分らしく”生きるのは、もっと大変です。

記事タイトルの一文は、詩人であり彫刻家の高村光太郎の詩集「道程」からの引用です。

この詩集は高村光太郎自身の生き様を綴ったもので、「道程」とは“ある地点にたどり着くまでのみちのり”のことです。

新たな女性像の開拓者ファサが進む道、それはまだ志半ばのことなのです。


書くの忘れてましたが、ムームーの第4期の募集が始まってますよー。

ファサやMAMAMOOの活躍をもっと身近に応援したいって方はこの機会に是非!

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