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【OH MY GIRL】一歩二歩。そしてまた一歩。【Zepp LIVE TOUR2019】

OH MY GIRLが初となるZepp Tour「OH MY GIRL Zepp LIVE TOUR 2019 ‘starlight’」を開催しました!

このコンサートは10月24日の大阪に始まり、翌25日には福岡、そして27日に東京で千秋楽を迎えた訳ですが、私はその東京公演の方へと行ってまいりました。

開場に着いてまず思ったのは「なんかずいぶんと華やかだぞ」ということ。
これまではDD勢を中心に7:3という感じで圧倒的に男性陣が多かったのですが、今回はおそらく4割、或いはそれ以上が女性だったかもしれません。これは私の感覚値だけでなく、開場前の待機中に「女の子の数、増えてない?」という声もチラホラ耳にしたくらいなので、控えめに言っても男女比は以前より変化した事に間違いありません。

これはとても良い傾向です。
というのも私は、「同性のファンが多い」という事が“人気ヨジャアイドル”となる為に必要な要素の一つだと思っているからです。
そう、ついにオマゴルにもその傾向が現れたのです。

変化したのはそれだけではありませんでした。

まずはビニ。
見る度に”やから感”が増しています。「ナニゴレ(なにこれ)?」とドスの効いた声で突っ込んだり、「作る」という動詞の活用が上手くいかなかった時、捨て台詞のように「ムゥズカスィッ(難しい)」と言った時には会場から爆笑が起こったほど。あの整った顔立ちから醸し出されるオラつきは、日本語でのトークをした時にだけ表れるもので、これは彼女たちのコンサートで観るべき最高のエンタメの一つではないかと思います。

次に演出です。舞台後方のスクリーンには曲ごとに異なったグラフィック映像が映し出され、彼女たちのパフォーマンスに華を添えていました。まぁところどころ「もうちょっとフォントのチョイスは頑張ってくれ」という部分などはありましたが、ほぼ全ての楽曲に映像が付いたのは初めてではないかと思います。

そして最も驚いたこと。それはファンの熱気です。
スローガンとペンライトの数、各楽曲でのコール、声援は今まで私が行った公演の中で群を抜いており、ファンが一丸となって「なんとしてもオマゴル初のZeppツアーを盛り上げるんだ」という気持ちが、これまでにない盛り上がりを作っていました。

“ファンあってのグループ”とはよく言いますが、それを象徴するような出来事が本編終了前に行われた挨拶の中にありました。

「こんなにも多くのファンが来てくれるとは思ってもいませんでした」と話し始めたユアは、次第に込み上げてくる感情を抑える事が出来ず、目に涙を浮かべながらこう言いました。

私たちは本当に毎日忙しく過ごしていて、時々“いま何をしているんだろう、いま何を食べているんだろう”と思う時があります。けれど、どんなに辛い事があってもステージに立つと幸せな気持ちになれるのは、ファンのみなさんがいてくれるからだと思います。

ユアは8月、BUNGEEのカムバ中に足を負傷し、満足にステージを全うする事が出来ませんでした。それは8月末から放送が開始されたカムバック合戦バラエティ「Queendom」にも影響し、本人としては非常に思い悩んでいた事が打ち明けられています。

ユアだけでなく、8月31日にはグループで参加していた江原国際モーターフェスタのリハーサルでジホが体調不良を訴え、本番を欠席。その影響もあって9月末に予定されていた単独コンサート「2019 秋の童話 – BLACK LABEL」が延期。
ジホはそのまま今回のコンサートと、それに先立って行われたリリイベも不参加と、メンバーとしても心配な日々が続いていることは想像に難くありません。

そういった状況の中、ジホと同じ歳であるビニは、他のメンバー以上に何かしら心に秘めていた事があったのかもしれません。
トークではメインMCを務め、「今日から私がメインボーカルだ!」と言っては観客を盛り上げ、その一方、曲中のジホパートでは隣に彼女がいるかのように常にマイクを傍らに向けていました。その姿はまるで「ここには7人いるんだ」と示しているようで、グループとしての絆の深さを改めて目にしたのです。

そんなビニは挨拶の最後で「足りない私をいつも支えてくれるメンバー、いつもありがとう。そしてファンの皆さん、いつも沢山応援してくれて本当にありがとうございます…これからも…私たちの側にいて下さい」と、珍しく人目を憚らずに涙を流しました。

けれどね、ビニ。その言葉はそのままあなたに返しますよ。

確かに彼女たちが言うように“ファンあってのグループ”かもしれません。けれども私から言わせて貰うならば“グループあってのファン”なのです。

私はいつも彼女たちの楽曲で元気付けられ、コンサートへ行けばメンバー同士の無茶振りで笑い、挨拶では泣かされ、その帰路にはまた彼女たちの楽曲を聴きながら明日を生きる糧をもらっています。

私は、いや、MIRACLEは知っているのです。素晴らしいパフォーマンスを見せるために惜しまないあなたたちの努力を。そしてアーティストとして成長するために取り組む真摯な姿勢を。

OH MY GIRLというグループは一足飛びに階段を駆け上がっていくような超人気グループではありません。それでも彼女たちは一歩、また一歩と確実に歩みを進めてきたのです。

その証拠に、8月18日放送の人気歌謡で初めて地上波での音楽番組1位を獲得。
これまで音楽番組には「デビューしてから3年以内に地上波1位を獲得出来なければ、それ以降は困難」というジンクスがありました。彼女たちが要した期間はデビューから1581日。約4年と3ヵ月です。

ゆっくりでも着実な歩みによって実ったものはそれだけではありません。
昨日、最終回を迎えた「Queendom」ですが、前評判ではファンダムの規模などから圧倒的に不利という位置付けをされていました。けれどもそれを覆すようにファイナルステージ前に3回ある予備公演中、2ndステージ、3rdステージで1位を獲得。
観客だけでなく、出場者からの評価も加点されるシステムで獲得した1位という順位は、彼女たちのパフォーマンスがファンダム以外にもしっかり届いたという事に他なりません。
その効果は早くも現れているようで、現在彼女たちの元には広告業界からのオファーが相次いでいるという事です。
Queendomの最終的な順位も優勝したMAMAMOOに次いで第2位と、大健闘だったと言えるでしょう。

本編終了前の挨拶でビニが見せた涙では再びユアももらい泣き。更にはスンヒまでも釣られて涙していましたが、彼女たちのコンサートは決して感動の嵐で終わることはありません。
本編最後の楽曲紹介では、ミミが「なんか悲しい感じになってるけど、次の曲は…そういうんじゃないから…ねぇ、どうしよう(苦笑)」と会場を再び沸かせ、アンコールではスンヒが「もう!涙は!ない!!」と満面の笑顔で「BUNGEE」がスタート。ラストの「A-ing」まで、オマゴルの魅力が詰まりに詰まった2時間でした。

来年の1月には今回のコンサートのアンコール公演が発表されていますが、これはもちろんグループとしての人気がここ日本でも上がっている事を意味します。「Queendom」で得た評価もそれをますます後押しする事でしょう。

けれども、きっと彼女たちはこれまでと変わらずに一歩一歩進んでいくんだと思います。

その先がどこであろうとも、私がMIRACLEでいる事に変わりはありません。こんな笑顔を何度でも何度でも見続けるために。

SETLIST
1. 五番目の季節 (SSFWL)
2. 一歩二歩
3. WINDY DAY
4. CUPID
5. 抱きしめるの
6. Touch My Heart
7. Secret Garden
8. CLOSER
VCR
9. Twilight
10. LIAR LIAR
11. Sixteen
12. Eternally
(JAPAN 3rd アルバム「Eternally」タイトル曲)
13. Precious Moment
(JAPAN 3rd アルバム「Eternally」収録曲)
14. Coloring Book
15. 花火
VCR
ENCORE
16. BUNGEE
17. A-ing

※韓国オリジナル曲は全て日本語ver.

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