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【EXO】vs X【Obsession】

11月27日(水)、EXOが6thフルアルバム「OBSESSION」でカムバしました。

音源リリースとしては、5thフルアルバム「DO NOT MESS UP MY TEMPO」のリパケ「LOVE SHOT」(2018年12月13日)以来、約1年ぶりです。

【EXO】男の装い【Love Shot】

この1年、EXOには色々な事がありましたね。
一番大きな出来事としてはシウミンとD.O.の入隊ですが、2015年以降グループ&韓国での活動が停止中のレイはNCT 127と共にジェイソン・デルーロと共演、チェン、ベッキョンはソロアルバムをリリース、チャニョルはSTATION3でソロ曲を発表した後、セフンとEXO-SCとしてユニットデビュー、ベッキョンとカイ君はSMエンタのアベンジャーズ・SuperMに参加、スホは10月に韓国で公開された映画「贈り物」に出演するなど、それぞれの活動を続けてきました。

それぞれのソロ活動に関しての過去記事
【Jason Deluro】黙って踊るが男道【LAY/NCT 127】
【チェン (EXO)】別れは静かに、美しく【Beautiful goodbye】
【チャニョル (EXO)】春夏秋冬男【STATION3】
【シウミン (EXO)】行く理由と、帰るべき理由【STATION3】
【D.O.(EXO)】きっと大丈夫【STATION 3】
【ベッキョン (EXO)】光を放つべく【City Lights】
【EXO-SC】ヨルセのワラライフ【Unit Debut】
【SuperM】帝国の逆襲【Jopping】
【チェン(EXO)】来たるべき時に向けて【Shall we?】
【SuperM】低空飛行のタイアップ【Let’s Go Everywhere】

残念ながらレイは今回もグループ活動に不参加ではありますが、EXO-L(ファンダム名)はもちろんのこと、Kポップファンも待望のカムバだったのではないでしょうか。

シウミン、D.O.、そしてレイが不在で6人体制になっているとはいえ、そこは天下のEXO。

11月8日に最初のティーザーが公開されてからというもの、まぁ流れてくる流れてくる。「#EXODEUX」だ「#EXOonearewe」だと、メインのアカウント「#weareoneEXO」以外にもSNSのハッシュタグが多い。情報量が凄い。
おまけに最初のティーザーには気になるカットも挿入されており、「ま、まさかアレが再び!?」とザワザワします。

EXOの世界観には元々、個々が持つ超能力というものがありました。スホは水、ベッキョンは光、チェンは雷という感じで、それぞれに超能力を示すエンブレムがあり、それが上のカットにあるものなのです。
更にはデビュー当時12人だった彼らは、EXO-KとEXO-Mというユニットが1つになってEXOになる訳ですが、平行世界(という設定)に存在する各ユニットは、互いに対称となっており、それぞれペアがいたのです(例:D.O./チェン、スホ/シウミン)。

この超能力はデビュー曲である「MAMA」から登場していますが、初期のメンバーだったルハン、クリス、タオが脱退してしまったため、2015年に「地球上で発見された9個の謎の物質『EXOPLANET』が結合すると『THE EXOLUTIONという結晶が作られる」という設定にリブートされます。
超能力という設定は残しながらも、最近はそれも何処へやらという感じでたが、今回のカイ君のティーザーでは、彼の持つ瞬間移動っぽいカットがあったりもして「ここにきて復活か!?」となっていた訳です。

更には「X-EXO」なんていう存在も登場し、「一体EXOに何が起ころうとしているんだ?」と頭はパンク寸前。

カイ チャニョル
セフン ベッキョン
チェン スホ

とはいえ、コンセプトトレーラーの最後に「LET THE FIGHT BEGIN」と出ていたところからも、自己の中に存在する負の感情と闘ったりするのかなぁ、などと思っていたのです。

そして遂に11月27日にタイトル曲である「Obsession」が公開された訳ですが、プレスリリースには「自身に対してひどく執着する暗闇の中の存在から抜け出す意志を表現した」とあるので、「X-EXO」とはまさしく「もう1人の自分である」という事で間違いないさそうです。

ただし、超能力に関してはチャニョルのパイロキネシス(火を発生させることのできる能力)は発動されていたものの、ベッキョンはフェンシングで闘ったりと、他のメンバーも水を操るでもなく、瞬間移動するでもなく、若干の消化不良ではありましたが。

そんな「Obsession」の製作陣には、作詞をSMのヒットメーカー・Kenzieが担当し、作曲にはDr.Dreやケンドリック・ラマー、エミネムといった超大御所に加え、NCT 127の「Cherry Bomb」などを手掛けたDwayne “Dem Jointz” Abernathy Jrを筆頭に、Cristi “Stalone” Gallo、Asia’h Epperson、Adrian McKinnon、ユ・ヨンジン(유영진)、ライアン・チョン(라이언 전)といったメンバーが参加しています。

歌のパート割りはオフィシャルから公開されているという大変親切な作りになっていますが、歌の中には冒頭から延々と「I want you(お前が欲しい)」というリフレインが続いている事からも、内に潜む「闇=X(もう1人の自分)」に抗おうとする姿が表現されています。

「敵は自らの中にある」というテーマは、古くから繰り返し使われているものですが、Kポップにおいてアイドルとして活動する彼らは、当然様々な誘惑や、世間の目というものに晒されています。
更には、現在シウミンとD.O.が不在だという事もありつつ、同時に、SMが社の命運を掛けているといっても過言ではないSuperMが、成功しているんだかしていないんだかわからない現状も反映され、そのSuperMの活動に否定的だと言われているEXO-Lからの期待値も半端ではないだろう事も推測されます。

彼らが対峙する「X-EXO」の「X」とは、「未知の物」と表現される事があります。

今回の6人体制でのカムバは、ありとあらゆるプレッシャーを背負ってのもので、それも「X」に含まれるのではないかと思います。

「闇=X(もう1人の自分)」と「外圧=X」と闘う姿勢を示したもの。それが今回の「Obsession」なのではないでしょうか。

そんな中、「OBSESSION」は61地域のiTunesトップアルバムチャートで1位を獲得。中国のQQミュージック、Kugou Music(酷狗音乐)、Kuwo Music(酷我音乐)のデジタルアルバム売り上げランキングでも1位、韓国のチャートでも上位圏に入っているなど、EXO健在を見せつける結果となっています。

2019年11月29日 21:00 MelOnリアルタイムチャート

2019年11月29日 21:50 soribadaリアルタイムチャート

しかし今回は曲もさることながら、映像も凄いです。考察云々も面白いですが、観ているだけで十分満足出来るような作りになっていると思います。気持ち悪さも好みです。

ただ、私には2つだけわからない事があります。

一つ目はMVのラスト。

この最後に残ったのって、X-EXOの方ではないですか。
「本来の自分=EXO」だとすると…
ん?闘いは続くって事なのでしょうか?

そしてもう一つ。

どうしてこうなったの?

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