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【ZICO】自己との対話【Thinking, Pt. 2】

9月30日にデビュー8年目で初となるソロアルバム「Thinking, Pt. 1」をリリースしたZICO。

【ZICO】8年の肖像【Thinking, Pt. 1】

ただしこの「Thinking, Pt. 1」はアルバムでありながら5曲という曲数なのですが、タイトルを見ても分かるように続きがあるのです。

という事で11月8日(金)、アルバムの後半部分となる「Thinking, Pt. 2」がリリースされました。

リリースに先だった10月31日には収録曲である「Balloon」のMVが公開されています。

全編がアニメーションで描かれている「Balloon」は、その先に何があるのかもわからず、ただひたすら天空へと延びた階段を上がっていく主人公が辿り着いた先には、画一的な世界が待っていたという内容になっていますが、歌詞には「世間から認められるために自らを誇張しながらあくせく生きる姿」をバルーンに例え、“自分らしさを失わずに生きることの意味”が表現されています。

「Pt.2」のリリース日である11月8日には、タイトル曲である「남겨짐에 대해(Being left/残されることについて)」のMVが公開されました。

この曲は愛する人と別れた後、すべての時間が止まってしまった人生と、懐かしさに身もだえる一人の人間の姿を描いたものになっていますが、出演している女優、ペ・ジョンオクの演技が、歌詞に込められた心情を見事に表現しており、曲の魅力を一層引き立てています。

フィーチャリングには「エリック・ナム/Love Yourself」の作曲や、EXO・チャニョルの「春夏秋冬(SSFW)」で作詞・作曲に携わり、11月13日にZICOが代表を務めるKOZ Entertainmentと契約したソロアーティスト・Dvwn(다운/ダウン)が参加しており、ZICOのオフィシャルYouTubeで公開された「남겨짐에 대해(Being left/残されることについて)」の“작업실(チャゴプシル/作業室)ライブ”という動画には、Dvwnと共に同曲の作曲・編曲に携わったbrightenlightも登場しています。

アルバムは、長年の友人であり、FANXY CHILDのクルーメイトでもあるPENOMECOをフィーチャリングに迎え、808ベースとフルートライン、カウベルの音色が特徴的なトラップ「Another Level 」、ZICOの中にある孤独を哲学的な歌詞に落とし込み、ピアノボイシングとディストーションサウンド、グルーヴ感溢れるダンスホールリズムが入り混じった「Dystopia」、ピアノとドラマチックなオーケストレーションによって、一本の映画を観ているような感覚を引き起こすダイナミックな「The Language of Flowers (feat. 제휘)」という全5曲によって構成されています。

「Pt. 1」は、これまでのキャリアを振り返るようなバリエーションに富んだ楽曲が収録されていましたが、「Pt. 2」ではよりダークでシックな印象が強くなっています。

特にタイトル曲である「남겨짐에 대해(Being left/残されることについて)」では、彼がこれまで表立って表現しようと思わなかった「寂しさ、倦怠、無力感」という感情に目を向け、「アーティスト・ZICO」ではなく「ウ・ジホ」という“本来の自分”を落とし込み、楽曲に強く反映させたものだと説明しています。

過去から現在の自分に向き合い、アーティスト・ZICOとウ・ジホという自己と深く対話し、内面世界を描き出す事で生まれたアルバムが「Thinking」なのかもしれません。

一方で、KOZ Entertainment、そして事務所の代表としての展望も語っており、他のアーティストの迎え入れや、新人アーティストの発掘も行なっているようです。すでに楽曲が完成している新しいアーティストもいるとの事で、こちらは近くお披露目する予定だという事も宣言しています。

ZICOとしては、YouTubeやニューメディアを通してライブコンテンツを公開していく予定で、来年にはコンサートの開催も計画しているそうですが、過去にはgugudan・セジョンのソロ楽曲「꽃길」をプロデュースした事もあり、BLACKPINKやOH MY GIRLに曲を書いてみたいとも言っていた事から、もしかしたらKOZ Entertainmentからアイドルグループがデビューという事もあるかもしれません。

アーティストとして、事務所の代表として、そして1人の人間として更なる成長を遂げたZICO。今後はますます彼の名前、その姿をあらゆる場所で目にする事が増えそうです。

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