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【Blue.D】フィーチャリングから始めよう【NOBODY】

フィーチャリング
(featuring)

それは音楽の世界において、アーティストがその曲に客演としてゲストを招くことを指します。例えばラッパーであればシンガー、シンガーであればラッパー、シンガー同士であれば声質やキャラクターの異なる人を起用し、ケミストリー(化学反応)を起こそうとする試みのことです。そのコラボレーションによる狙いは世界観の広がりで、一人(ひとグループ)では醸し出せないはずのシチュエーションを創造し、それぞれのアーティストの魅力を増幅させる効果もあります。

フィーチャリングにおける関係性は友人や尊敬から発生することも多いですが、お互いが優れたアーティストだと認識していることが前提としてあります。それぞれの知名度や格に差がある場合は、主たる側のアーティストが“この才能に溢れた人を世間に知らしめ、日の目を当たらせてあげたい”というのが原動力となります。

そんな名だたるアーティストから後押しを受けた、一人のシンガーが12月2日にKポップの世界にデビューしました。

Blue.D
(블루디/ブルーディー)
チョン・ホヨン(전호연)
2000年7月1日(20歳)
YGX
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Blue.Dが所属するYGXはYGエンターテイメントの子会社で、元々はダンスとボーカルの専門教育支部として元BIGBANGのV.I.ことスンリ(승리)が代表を務めていた会社です。

近年では社内プロデュースを通じた独自のアーティスト発掘、育成とマネジメント、各種コンテンツ制作、流通、発売と所属アーティストたちの公演企画を営む総合エンターテイメント企業へと方針を変更しており、契約第1号アーティストにはANDAがおり、現在(2019/12/7)ではBlue.Dを含め9名が所属しています。

YG関連の楽曲に携わることも多く、YG関連のアルバム収録曲などではYGX関連の名がしばしば出てきます。

Blue.Dも、その中で実績を培ってきており、デビュー前にもかかわらず、2018年7月にリリースされたスンリの2ndアルバム『THE GREAT SEUNGRI』収録曲「LOVE IS YOU」、同年11月にリリースされたMINO(WINNERの1stソロ・フルアルバム『XX』収録曲「흠(UM…)」、2019年1月にリリースされたGroovyRoomのシングル『행성 (This Night)』、同年6月にリリースされたウン・ジウォン(SECHSKIES)のソロアルバム『G1』のタイトル曲「불나방 (I’M ON FIRE)」に、それぞれフィーチャリングで参加しました。

それらの楽曲でそうそうたるメンツに引けを取らない魅力を発揮したことで、“フィーチャリング妖精”という称号を授かるほどの評価を受けました。

そしてそのデビュー曲「NOBODY」に華を添えてくれたのが2度目の共演となるWINNER(위너/ウィノ)MINOです。

MINO
(민호 / ミノ)
ソン・ミノ(송민호)
1993年3月30日(27歳)
YG ENTERTAINMENT
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WINNERとしても、一人のラッパーとしても数々の実績を誇るスーパースターのMINOも同じく様々なフィーチャリングを行ってきています。

2014年10月にリリースされたEPIK HIGHの8thアルバム『SHOE BOX(신발장)』収録曲「BORN HATER」、2016年3月にリリースされたイ・ハイの1stミニ・アルバム『SEOULITE』の収録曲「WORLD TOUR (비행)」、2017年2月にリリースされたCODE KUNSTの3rdアルバム『MUGGLES’ MANSION』収録曲「StrOngerrr」などに参加し、ラップの実力を認められるようになりました。最近では、2019年8月にリリースされたWINNERのメンバーであるJINUのソロデビュー・シングル『JINU’s HEYDAY』にも参加しています。

音楽用語としてのフィーチャリングは冒頭で述べたとおりですが、実は本来の意味は異なります。

「featuring」の名詞「feature」は“特徴”という意味で、現在分詞になることで“特徴にする”から転じて「主役に据える」という意味になります。つまり○○feat.●●であれば、○○が●●を主役に添えるということです。実際、音楽以外の映画などで「featuring」と表記されている場合は主役を指します。

となると「NOBODY」の主役はMINOということになってしまいますが、現時点での知名度から考えればそれも事実でしょう。それでも様々な楽曲で主演を張ってきた“フィーチャリング王子”とも呼べるMINOと2度も共演し、デビューしたということは、主役に値するポテンシャルを認められたということでしょう。

フィーチャリングという助演から生まれたBlue.Dが、Kポップという舞台で主役を飾ったとしても、何も驚きではありません。

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