EXID 2019 Winter Fan Meeting
◆大阪:2019年12月7日(土)
大阪IMPホール
【1部】開場13:00 / 開演 14:00
【2部】開場17:00 / 開演 18:00
◆東京:2019年12月9日(月)
恵比寿ガーデンホール
【1部】開場14:00 / 開演 15:00
【2部】開場18:00 / 開演 19:00
今回のペンミがEXIDがグループとして見せるラスト・ステージだと思い、私は12月9日(月)【東京2部】の千秋楽に、並々ならぬ気持ちを持って臨んでまいりました。
開場10分後の18時10分に到着し、開演まではまだ50分ほどありましたが恵比寿ガーデンホールには、すでに長蛇の列ができていました。
平日の夜にもかかわらず、これだけの人が集まっていたことは、私以外のLEGGO(ファン)も「最後かもしれない」と感じていたからでしょう。
後で聞くと850人ほどの集客があったそうです。
私は、まぁまぁ若い整理番号だったんで前の方に行けたんですが、並んでいた列を微妙に間違えており、結果これぐらいの中途半端な位置取りとなりました。
入場後、20分ほどたちオープニングVCR(映像)が流れ、ついに開演します。
1.TROUBLE
1曲目は日本オリジナル1stシングルであり、アルバム『TROUBLE』のリード曲でもある「TROUBLE」です。日本公演における代名詞的な楽曲となっており、LEGGOの掛け声も板について来ました。
2.Cookie & Cream
続いて披露されたのは同じく『TROUBLE』に収録されている「Cookie & Cream」で、本国リリースの1stアルバム『STREET』収録曲の「CREAM」と雰囲気が似ていて、人気の曲です。
2曲が披露された後は、ペンミおなじみのトークやゲームコーナーが始まります。
司会はこの方、ガールズグループのMCさせたら当代随一の呼び声高く、当ブログでも登場回数の多いNICE73(ナイスナナサン)の登場です。客席からも「ナナサーン!」という野太い声が飛んでました。
3.Q&Aコーナー
ボードに貼られたLEGGOから募った質問の紙を、メンバーが選びその質問に答えていくというコーナーです。
ヘリン「もしメンバーが同い年だったら、それぞれどんな学生でしたか」、LE「日本語でしりとりしてください」、ジョンファ「私(質問者)は最近就活中でとても大変なんですが、どうしたら良いですか」、ソルジ「YouTubeを始めた理由は」という質問の紙をピックアップしていました。
印象的だったのはジョンファへの質問で、韓国も日本と同じく就職難であることを例に挙げ、自分も最近は演技という新しいジャンルに挑戦していることから、お互いに頑張りましょうと、誠実に答えていました。EXIDの現状や、新しい事務所に移籍したジョンファの言葉には、様々な意味が含まれていたように思います。
また、ソルジは「ファンのみんなともっと交流したかった」と答え、実際に投稿されているカバー動画「アナと雪の女王2」の主題歌である「Into the Unknown」をアカペラで披露し、相変わらずの超絶歌唱力で会場に感動を与えていました。
最後のハニは質問の紙を大量に持っており、要約すると「指ハートをやって欲しい」というリクエストとのことだったので、神企画フォトタイムが始まります。
大阪2部から急遽企画されたそうですが、やはり一部でも撮影許可が出るイベントは良いものです。良いお土産となりました。SNSが重要なマーケティングツールとなるKポップでは、やはり動画や写真というのは拡散力があります。普段は1いいねも付かない私のツイートも100いいねぐらいは貰えるようになります。無断撮影を抑止する意味でも、いい効果があるのではないかなと思います。
4.EXID TMI&トークコーナー
TMIとはKポップ用語で「Too Much Information(余計すぎる情報)」という意味です。新曲「Bad Girl For You」に因んで、13文字のパネルの裏に隠されたLEGGOからの質問にメンバーが順番に即答していくコーナーで、
パネルの中には、オレンジの服を着た人がサイングッズと、自分のスマホでメンバーとセルカを撮れるというものが1つあり、質問は全部で12個でした。
1周目はヘリン「最近最もドキドキしたことは」、LE「最近怒ったことは」、ジョンファ「小さい時の夢」、ソルジ「私って天才だなと思う瞬間」、ハニ「私に一言」で、2周目はヘリン「メンバーの中でのルールは」、LE「忘れ物が多いメンバーは」、ジョンファ「このペンミが終わった後の夕食のメニューは」、ソルジ「秘密を一つ打ち明けるなら」、ハニ「最近電話した人は」、ヘリン「今年一番よくやったこと」、ジョンファ「よく使う顔文字を真似して」というラインナップでした。
印象的だったのは2周目ヘリンへの質問で「否定的なことは言わない」と答えていました。他のKポップのグループと比べ年齢層の高いEXIDらしい大人なルールだなという印象です。
また今回のペンミ中、日本でしか食べれない「油そば」がメンバーの中でブームらしく、ジョンファはことあるごとに「油そば!」と言ってました。その影響を受け私も公演後「油そば」を食べて帰りました。
5.Bad Girl For You
VCRを挟んだ後は新曲「Bad Girl For You」を披露してくれました。日本オリジナル1stシングル「TROUBLE」と同じくm-floの☆Taku Takahashiがプロデュースしており曲の雰囲気が似ており、この2曲が日本におけるEXIDのイメージとなりました。
5.「Bad Girl For You」振付けコーナー
会場にいるLEGGO5人がメンバーとのジャンケンで選ばれ、「Bad Girl For You」のポイントダンスをみんなで踊るというアクティブなコーナーです。
6.「Good EXID For You」コーナー
「EXID FOR YOU」という10文字のパネルの裏に隠されたゲームをクリアすると、会場のLEGGOにサイン入りグッズと、メンバーとスマホで撮ったセルカをプレゼントするというゲームコーナーです。
最初はEXIDの代表曲3つを同時に流し、それぞれがなんの曲かを当てるというゲーム、1/4ほど水が入ったペットボトルを1回転させて立てるという最近SNSなどで流行ったチャレンジ、おにぎりに入った5種類の具材を食べて当てるという3つのゲームを行いました。こういうゲームは何れにせよ成功する流れなので、抽選で選ばれた3名のLEGGOが壇上に上がって特別な時間を過ごしていました。
7.HOT PINK(JPN ver.)
ゲームコーナーの後はEXIDの代表曲の一つである「HOT PINK」の日本語ver.の披露です。終盤ではありますが日本オリジナル曲以外が観れたことで、ようやく本来のEXIDらしさを体感できるようになります。
8.最後の挨拶
今回のペンミにおける最後の挨拶です。挨拶の自体は普段の公演でも聞けるような、周りの人やLEGGOに対する感謝を述べる内容だったんですが、気になったのは3番目に挨拶していたヘリンが「また来年、会いましょー」と言っていたことです。
挨拶の終わりには、サプライズとして翌12月10日が誕生日であるLEにバースデー・ケーキが登場しました。
LE, Happy Birthday!!🎉 pic.twitter.com/zw3TX724kn
— EXID Japan Official (@EXIDjpofficial) December 9, 2019
こちらのツイートはEXIDの日本オフィシャルのもので、本家EXIDのオフィシャルアカウントは11月末から更新されておらず、LEの誕生日ツイートも投稿されていません。このことはEXIDというグループが今は日本でしか存在していないということ、改めて意味しています。
9.UP&DOWN(JPN ver.)
みんなで記念撮影した後は、EXIDの代名詞「UP&DOWN」でフィナーレです。
アンコール.Memories
アンコールはEXIDのコンサートではお馴染みの「E・X・I・D!E・X・I・D!」というLEGGOのロングコールと共に登場し、ファンソングである「Memories」を披露し、終了しました。
「Memories」はしっとりとした曲調なのですが、パフォーマンスするメンバーも曲の雰囲気以上にしんみりした様子も無く、「このグループで活動するということに、もう感慨深いものは残っていないのかぁ」と余計に寂しくなりました。
身も蓋もないことを言えば、私は曲が少なく、トークやゲームが多いペンミが苦手です。
理由としては、パフォーマンス重視だからです。好きなグループがワイワイしているのを見るのも好きは好きなんですが、それはYouTubeとかの動画で十分なんです。選ばれたファンの何人かは壇上に上がり、特別な時間を過ごしていましたが、ぶっちゃけ選ばれてない人はめちゃくちゃ暇です。生で見ると言う臨場感はあるにしても、距離感もそれなりにあるし、長時間立ちっぱなしと言うこともあって結構辛いです。特に腰が。
なので、最近は好きなグループでもよっぽどのことがない限り、ペンミには出かけなくて良いかなと思っています。それでも行ったのは、やはりEXIDのラストステージかも知れないという、よっぽどのことがあったからです。
サービス精神旺盛のEXIDは、ペンミとしては異例の2時間超(通常のペンミは60〜90分)やってましたw。
そんな苦行を耐えた私にラスト、最高のサプライズが用意されていました。
なんと!EXIDの日本公演は続きがあったのです!
2020年まで残されていると発表されている日本公演の契約ですが、どうやら2020年の途中までということのようです。
日本のファンクラブの設立が2018年の5月で、最初の公演「EXID PREMIUM DEBUT SHOWCASE “Exceed In Dreaming” in JAPAN」が6月末開催でしたので、仮に2年契約だとすると上記の「EXID 2020 Japan Live Tour 」のほかに、「Bad Girl For You」がリード曲となり、2ndアルバムのリリースに合わせ、5月か6月にも再来日する可能性まで見えてきました。
少なくともあと一回、現時点では3ヶ月だけの猶予ですが、EXIDの物語は続くことになります。
そして私が参戦することになるであろう2月24日の東京公演は、偶然にも私の誕生日でして、2つの意味でなんとも嬉しいサプライズプレゼントとなりました。
EXID!
君たちを好きで良かった!