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【YUMDDA, The Quiett】かけがえのないHIPHOP友達【Simon Dominic, Paloalto, Deepflow】

みなさん、YUMDDA(염따/ヨムタ)というラッパーをご存知ですか?

はい、このゴリゴリに成金っぽいおじさんです。YUMDDAは当ブログにおいて、昨年7月にリリースされたジェイ・パークのEP「Nothing Matters」(タイトル曲「All Day (Flex) 」)の記事で初登場。

【ジェイ・パーク】All Day (Flex)【Feat. HAON】

その後はZICOが9月30日にリリースした初のソロアルバム「Thinking, Pt. 1」にも登場しています。

【ZICO】8年の肖像【Thinking, Pt. 1】

そのYUMDDA、ジェイ・パークとの共演以降、俄然ブイブイ言わせているのです。始まりはこれ。

このMVに出演しているのが以下の5人です。

YUMDDA
(ヨムタ)
ヨム・ヒョンス(염현수)
1984年4月20日
所属クルー/Back n forth
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The Quiett
(ザ・クワイエット)
シン・ドンガプ(신동갑)
1985年1月29日
所属事務所:1LLIONAIRE RECORDS
所属レーベル:AMBITION MUSIK
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Simon Dominic
(サイモン・ドミニク)
チャン・ギソク(정기석)
1984年3月9日
所属事務所:AOMG
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Paloalto
(パロアルト)
ジョン・サンヒョン(전상현)
1984年1月24日
所属レーベル:Hi-Lite Records
所属グループ:P&Q/JUSTHIS&Paloalto
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Deepflow
(ディープフロウ)
リュ・サング(류상구)
1985年1月29日
所属事務所:Vismajor Company
所属レーベル:Vismajor Company
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なんと豪華な面子。彼らはその後2つの音源をリリースするのですが、その事については後述するとして、この5人がどういう繋がりなのかという事を先に説明してしまいましょう。
それは一本の動画が解説してくれています。ちなみにしっかり日本語字幕あり。

早い話が、彼らはまだアンダーグラウンドで活動していた2000年初頭の頃からの仲で、しかも同じ1984年生まれ(The Quiettだけは1985年生まれですが、早生まれという事でこの括りになっています)。
Simon Dominicことサムディ、The Quiett、Paloalto、Deepflowはそこから16年の間に注目を集めてきましたが、YUMDDAがブレイクしたのは今年の5月。Dingoとコラボした「돈 Call Me (Prod. by BRLLNT)」が人生初のチャートイン。仲間との遅れを取り戻すかのように、一気に売れっ子の階段を駆け上がります。

そのヒットをきっかけに、6月からはDingoでリアリティ番組「YUMDDAの成功時代」が始まります。

その「YUMDDAの成功時代」に5人が集まった時、YUMDDAが何気なく言った「みんなで集まって遊びに行こう。曲を作ったりライブをしたりして」という発言がそのままDingoの企画となり、リアリティ番組「かけがえのないHIPHOPフレンドDAMOIM」がスタート。その企画でリリースされたのが「Foever84」でした。

「Damoim」というのは元々、彼らが青春時代だった90年代に使われていたSNSらしいです。

ハングルで書くと「다모임」。「다(タ)」はヒップホップでよく使われる「DA=THE」、「모임(モイム)」は「会、集まり」ですが、「다(タ)」には韓国語で「全部、全て」という意味もあり、「84年生まれを代表して」という様にも使えるという事で、グループ名となりました。
ちなみに番組名の「かけがえのないHIPHOP友達DAMOIM」という名前は、The Quiettが別の番組で「かけがえのないHIPHOP友達になれたら」という発言をPaloaltoが面白がり、そこから同級生っぽい感じという事も含め「DAMOIM」に繋がるのです。

これらの事は全て「かけがえのないHIPHOP友達DAMOIM」の第一回放送で話されていた事ですが、この企画が面白いのは、「曲を出すにあたってプロデューサーが必要だけど、仲間内でやるとまた“人脈ヒップホップ”とか言われるから全く無名のやつを起用しよう」となり、オーディションが行われた事です。

この番組は、5人の関係性や人間性など予想以上に面白いので第一回だけでもぜひ観て欲しいのですが(第一回だけ日本語字幕も付いています)、プロデューサーを募集するに辺り、最初は5人の名前を伏せて音源を募り、後にサプライズでメンバーが登場してオーディションを行います。
その中でオーディションに呼ばれた5人の無名プロデューサーが、それぞれの音源を聴きながら良い点・悪い点を挙げていくのですが、和やかながらも野心が見え隠れして、短いながら凝縮したプロデューサー版プデュ的な側面もあり、同時に、起用されればSimon DominicやThe Quiett、Paloaltoといったスター達と作業が出来るので、非常に夢のある企画だなとワクワクしながら観たのです。
最終的に選ばれたのはNoisemasterminsu(ノイズマスター・ミンス)というビートメイカーですが、覚えておくと後々DAMOIMとは別の楽曲で彼のシグネチャーサウンドを耳にする機会があるかもしれません。

昨年11月19日に「Forever84」をリリースした後は、同年12月3日にAOMGのWoo(ウ・ウォンジェ)、AMBITION MUSIKのキム・ヒョンウン(김효은)、Vismajor CompanyのNucksal(ノクサル)、Hi-Lite RecordsのHuckleberry Pをフィーチャリングに迎えた「아마두」をリリース。

この曲がチャートを席巻し、リリースから1ヶ月以上経過した現在でもチャート上位に位置しています。

そして12月24日には「중2병(中二病)」をリリース。

この「중2병(チュンイビョン/中二病)」、元々は日本のライトノベル「中二病でも恋がしたい!」のアニメ版をきっかけに韓国で広まっていきました。韓国で使われだした頃は日本のネットで使われている「厨二病」とほぼ同意でしたが、現在はかなり変容し、他人への配慮が全くない非常識な人や、所謂ネトウヨといった「知ったかぶり」「虚勢を張る」人たちを非難する場合に用いる用語なので、もしあなたが韓国語を話す機会があっても迂闊に使わない方が無難でしょう。
ちなみにこの「厨二病」は、英語圏でも「chuunibyou/Chūnibyō」或いは「middle two disease/middle-school second-year syndrome」という呼び方で使われているそうです。「kawaii」「karaoke」「manga」だけでなく、そんな言葉まで使われているとはね。

さて、このDAMOMは本日1月6日に第4弾となる「달려(Offical Lyrics Video)」が公開され、「かけがえのないHIPHOP友達DAMOIM」も、ビハインドを含めた10話まで公開されているので、気になる方はぜひご覧ください。

EP.1 EP.2
EP.3 EP.4
EP.5-15-2 EP.6
EP.7 EP.8
EP.9 ビハインド

この企画がいつまで続くのかは現状で良くわかりませんが、実を言うと私もまだ全てのエピソードを観た訳ではないので、これから順々に追っていきたいと思っています。

しかしやっぱりあれですね。

友達って良いわぁ。

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