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【ANS】増殖するエンジェルソウル【Say My Name】

いやぁ、久しぶりに興味深いものを観ました。それは最近公開されたとあるMVのラストシーンなんですが、まずは先にこのグループを紹介させて頂きます。

ANS
(エイエヌエス)

いきなりロゴのラインがガクガクしていますが、ワザとなんでしょうか。
それはさておき、“ANS”はそのまま“エイエヌエス”で、「ANSと書いてアンサー」などではなく、もちろん新規の航空会社の名前でもありません。
所属事務所はANS Entertainment。これはdreamObest(ドリームオブベスト/드림오브베스트)という企画会社が母体となっているようです。
「ANS」は「ANGEL N SOUL」の略で「天使のような心で歌う」という意味が込められているそうですが、3文字のアルファベットでエンジェル…中堅、いや、もはやベテランの域に入ったあのグループが頭をよぎりますが、まぁいいでしょう。

そんなASNは昨年の8月15日にプレデビュー曲となるデジタルシングル「Wonderland」をリリース。

メンバーはこの5人。

リナ/리나
オ・セジン(오세진)
1997年7月27日
リードボーカル
趣味:UFC(総合格闘技)を観ること、映画を観ること
特技:赤ちゃんの世話をすること
ロヨン/로연
チョン・ヒョンジュ(전현주)
1998年2月20日
メインボーカル
趣味:パックすること、ゲームすること
特技:部屋の飾り付け
ダリン/달린
イ・ソヒョン(이소현)
1999年8月27日
メインラッパー/リードダンサー
趣味:ピアノを弾くこと
特技:アメリカーノ(コーヒー)を飲むこと
ビアン/비안
ユ・ジウォン(유지원)
2001年2月13日
リードボーカル/メインダンサー
趣味:メイクアップ、振り付け
特技:ダンス
ダミ/담이
ホン・ダヨン(홍다영)
2001年6月7日
リードダンサー/サブボーカル
趣味:モッパンを観ること
特技:料理をすること

「Wonderland」は夏らしさ全開のトロピカルサウンドですが、MVには他のグループでもたまーに見かけるこれが登場です。

このクルーザー、不思議と中堅事務所以上のMVではなかなかお目にかかれない代物なんですが、ちょっと調べてみたところ、おそらく1時間3、4万円で借りられるっぽいです。しかも、このMVに登場するものよりも豪華なものでその位の値段(シーズンや平日・週末で変動あり)なので、一日撮影しても20万円いくかいかないかという感じ。要は、資金力が豊富ではない事務所がアイドルグループのMVを制作するにあたり、ビジュアル的にハッタリをカマすには手頃なアイテムという事になりますが、逆に言えば、これが登場した時点で「あ、マイナーグループなのね」と判断して良いとも言えます。

そしてこの「Wonderland」で不思議なのはラストシーンに金髪少女が登場し、先にいた5人のメンバーに迎えられるというもの。

この時点ではニュースサイトでも一切情報がなく、「お前誰やねんねんねーん」という以外の何者でもありませんでしたが、その少女がこちらでした。

ラオン/라온
イ・ソヨン(이서영)
2000年1月21日
サブボーカル/リードダンサー
趣味:旅行をすること、一日中家で映画を観ること
特技:写真を撮ること、スタイリング

せめて「New member, Coming up next.」位の字幕は入れてくれたら良かったのに、と思いましたが、とりあえずANSは6人となり、9月16日にデジタルシングル「BOOM BOOM」をリリースします。

「BOOM BOOM」は「Wonderland」から一転、808ベースのムーンバートンで、メインラッパーのダリンが強烈なラップを披露してくれています。

「プレデビュー曲の爽やかさから随分変えてきたもんだなぁ。あれはなんだったんだろう」と(ほんの少しだけ)頭を悩ませていると、年末にカムバの予告と新メンバー合流の報が流れてきます。それがこの2人。

ジェイ/제이
イ・イェジ(이예지)
1998年2月12日
ラッパー/ダンサー
趣味:釣り
特技:銃を使ったゲーム
ヘナ/해나
チョン・ウンビ(전은비)
2002年2月19日
マンネ/サブボーカル
趣味:ショッピングをすること、自動車の動画を観ること
特技:どんな場所でも自分自身でいられること

という事で、ANSは半年余りで5人から8人組となった訳ですが、プロフィール写真の枚数が異なるのはそういう訳です。

そして1月10日(金)、8人体制となって3rdデジタルシングル「Say My Name」をリリースした訳ですが、「Wonderland」「BOOM BOOM」と、調べても名前がほとんどヒットしない製作陣を起用していたにも関わらず、今回は違います。

なんと作詞・作曲・編曲・プロデュースにHayley AitkenとOllipopことOlof Lindskogを起用しているのです。

Hayley Aitken Ollipop (Olof Lindskog)

この2人はイダレソニョ(LOONA/今月の少女)の楽曲を多数手掛けているだけでなく、「Red Velvet/Zimzalabim」、「EVERGROW/Adios」、「TWICE/Feel Special」という2019年を代表するようなヒット曲を生み出したコンビ。

ANSは今回も含めて全てデジタルでのリリースでしたが、基本的にフィジカル(CD)はデジタルよりも制作にお金が掛かります。弱小事務所だから金銭的にリスクのあるフィジカルを作らなかったという見方もありますが、この2人の為に節約したんじゃないかというのもない事もない…気がします。

とはいえ、このムーンバートンジャンルの「Say My Name」は、「BLACKPINK/Kill This Love」から「EVERGROW/Adios」を経て、「もう一つ、二つ挟んで伝言ゲームをしたらこうなりました」みたいな曲なので、特別真新しさはありません。

ただし、曲はどうでもいいのです。

問題はMVのラスト。つまりここで冒頭に戻ります。
MVのランニングタイムは3分37秒。曲自体が終わり、クレジットが出るのが3分19秒。まだ残り時間があります。察しの良い方でなくともすでにお気づきかもしれません。私も「え、まさか…」と思いました。

本編が終わり画面に登場したのは右方向へと歩くメンバー。

すると逆方向から1人…。

その1人が、8人に合流。

ドーン!

おいおい、まだ増えるのかよ、と苦笑しながらもテンションは上がり気味。資金力があるとは思えない事務所が、なんとメンバー増員作戦を取ってきました。人数が増えれば、単純に活動でもコストが掛かるので懐事情を心配してしまいますが、個人的な希望としては、あと7回くらい続けてくれると「ANSのお約束」になって非常に面白いと思います。
そんな妄想もしつつ、序盤からのコンセプトの振れ幅や、MV中ではメンバー増員を一切説明しないなど大衆を置いてけぼり気味で、むしろ「なんなんだこのグループは?」というところが興味をそそるANS。

今後、一体どうなる!?

まずはある程度結果を出さないとだけど。

あとはビアンがめっちゃ美人ね。

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