1月13日(月)、ZICOがデジタルシングル「아무 노래 (Any Song)」をリリースしました。
ZICOは昨年の9月30日に初のフルアルバムとなる「Thinking」の前半部分となる「Pt.1」を、11月8日にはその後半部分となる「Pt.2」をリリースし、これまでのキャリアを総括するような作品を作り上げました。
それから約2ヶ月後、ZICOはなんとも愉快な曲で2020年のスタートを切る事となったのです。
リリース前の1月6、7日には、それぞれ「Siri Ver.」「Bixby Ver.」(※こちらは動画が貼れなかったので、リンクからどうぞ)と銘打たれたティーザー動画が公開されています。
「退屈だから何でもいいから曲をかけて、楽しく適当に踊っちゃおうぜ」という歌詞が繰り返される「아무 노래 (Any Song)」は、公開されるや一気にチャートを駆け上がり、主要チャートの1位を独占。現在もそのまま独走中です。
2020年1月13日20:00 MelOnリアルタイムチャート
2020年1月16日19:00 MelOnリアルタイムチャート
ZICOはチャートで1位を獲った時の公約として、起きてすぐに「아무 노래 (Any Song)」に合わせて踊るという動画を自身のInstagramで公開しましたが、実は曲の公開前日、すでにSNSではザワザワしていたのです。それがこれ。
MAMAMOO・ファサとZICOが一緒に踊っている「아무 노래 (Any Song)」です。2人の服装から、1月4日に行われた「第34回ゴールデンディスクアワード」でのものだと思いますが、この翌日である音源リリース日にはなんとチョンハも登場。
「適当に踊ろうぜ」という割には、ファサもチョンハもしっかり振りをあわせていて、「ちょっと一緒にやってくれないかな?」と頼むZICOを想像すると微笑ましくもあり、しっかり先輩の要望に応える2人の人柄も伺えるような気さえします。
しかしこのダンス動画、これだけでは終わらないのです。
ハッシュタグに「#AnysongChallenge」と付いているように、その後もFin.K.L.(핑클/ピンクル)のイ・ヒョリとWINNERのミノがそれぞれのInstagramでダンスチャレンジ動画を公開。
15日にはAB6IXのウンとデフィもカバー動画を挙げており、当然それは一般の人たちにも波及しています。「#아무노래챌린지」「#AnysongChallenge」で検索すれば、様々な国の人たちが「아무 노래 (Any Song)」を踊っている動画がわんさか出てきます。
チャートのみならず、SNSでも大ヒットとなっている「아무 노래 (Any Song)」ですが、ZICOの凄いところは、この広がりを狙って曲を作ったらしいという事です。その目論見がバッチリとハマったのも、カバーしたくなるような曲調とダンスがあってこそで、その辺りの嗅覚と言いますか、イメージを具現化出来るという事が一流たる所以ではないかと思います。
私は「Thinking Pt.2」の記事内で、「今後はますます彼の名前、その姿をあらゆる場所で目にする事が増えそうだ」と書きましたが、早くもZICOは、世界中で彼の曲とダンスを知らしめる事に成功したのです。
なんて書いている間に、先ほどBlock Bのユグォンも動画をアップしていました。
これからどんなKポップスターたちがこのカバー動画を上げていくのか楽しみですが、よければ皆さんもこの波に乗って「#AnysongChallenge」してみてはいかがでしょうか。
え、私ですか?私は…曲にあわせて部屋で1人、適当に踊るだけにしておきます。ストレス発散にもなるしね。ダンス動画を撮ってみるっていうのも楽しそうだけどね。やるか?やってみるか?いや…うーん、素養ないしなぁ…。あ、じゃあ、もしこの記事がバズったらやります!って事で。多分そんな事はないと思うから。へへへ。