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【iKON】全てを振り切って飛び込め【Dive】

2月6日(木)、iKONが3rdミニアルバム「i DECIDE」(タイトル曲「 뛰어들게 (Dive)」)で約一年ぶりに帰ってきました。

【iKON】“NEW KIDS”の先へ【I’M OK】

いやー、正直どうなるかと思いましたけどね、iKON。というのも少なからずKポップを追っている皆さんであれば、好き嫌いは問わずこの出来事は知っているのではないかと思います。

昨年の6月12日、リーダーでグループのサウンドメーカーでもあるB.I(キム・ハンビン)に薬物購入疑惑が上がり、結果としてその責任を取りグループを脱退、YGからも契約解除になったというものです。
当初は購入を依頼した事は認めていたものの、使用は否定。その後「一部の容疑は認めた」と報道されたので、使用した事は間違いないのでしょう。
脱退報道の出た当時は、B.Iがフィーチャリングに参加した同事務所のイ・ハイが「누구 없소 (NO ONE)」で3年ぶりにカムバした直後で、完全に水を差す格好となった事に「なにやっとんねん怒」と思っていたものです。

けれども、そもそもこの薬物購入以来&使用があったのは2016年の事で、それが3年後に再び公になったのは、あのスンリの件が飛び火したと考えるのは見当違いではないはずです。

確かに“法を犯した”という事に関しては罰せられるべきですが、当時のB.Iはまだ10代です。多感な時期に加え、芸能界という場所にいればそういった誘惑もあるでしょう。おまけに彼らの先輩であるあの人あの人も同様の事はあった訳で、そう考えると本人からの申し出だったとはいえ、なにも脱退までする必要はなかったんじゃないかと思います。

その一方、リーダーでサウンドメーカーを失ったiKONはより大変な状況に置かれた訳ですが、彼らは悩む暇なく6人での活動を決定し、すぐさま7月27日から9月19日まで福岡、神戸、名古屋、仙台、千葉、大阪という全国6都市を巡る「iKON JAPAN TOUR 2019」(計14公演)を開催。

このツアーで13.7万人を動員し、ジャパンツアー累計総動員数が100万人を突破します。

その興奮が冷めやらぬ10月19日から12月8日までは、日本全国6都市でファンミーティング「iKON FAN MEETING 2019」(計12公演)を開催。

さらに12月14日から31日にかけては愛知、兵庫、神奈川の3都市で「iKON YEAR END LIVE 2019」(計9公演)を開催と、本国ペンを心配してしまうほど、ひっきりなしに来日をしていたのです。

ある意味でこれは不幸中の幸いとも言えるのではないかと思います。もしスケジュールが何もない状態であれば、今後の不安というものはより大きく彼らにのし掛かり、モチベーションを奪いかねないような自体になっていたかもしれません。
もしかしたらツアー延期という案も出たかもしれませんが、兎にも角にも彼らは予定通りのスケジュールをこなしました。過去最大の危機と言っても大げさではない状況の中で、iKONIC(ファンダム)の声援は何よりグループの力になったであろう事は容易に想像できます。実際「iKON JAPAN TOUR 2019」初日にはジナンなど一部のメンバーがステージの途中で涙を見せたという事ですが、この一連の日本ツアーがなければ、彼らの現在はまた少し変わっていたかもしれないとすら思います。

そのiKONは1月13日に公式Instagram上でカムバを発表。

それから1週間後となる1月20日、そして23日にはティーザー映像を公開。

そして最もiKONICを歓喜させたであろう事が、1月29日にYGの公式HPを通じて発表されました。

【YG ENTERTAINMENT 公式コメント全文】

iKONのニューアルバムに関するお知らせです。

こんにちは。YG ENTERTAINMENTです。iKONの2020年の新しいミニアルバム「i DECIDE.」について説明致します。

2月6日に発売されるiKONの新しいミニアルバムには全5曲の新曲が収録される予定です。このアルバムは当初、2019年中旬の発売を目標に、2019年上旬にレコーディングが完了したアルバムでした。

しかし、昨年の中旬頃、グループのリーダーでプロデューサーでもあったB.Iの脱退により、新曲発売の計画が延期となり、弊社は2019年上旬に制作を終えたコンテンツをどのように活用すべきかについて、内部で慎重に議論してきました。

その悩みは大きく分けて2つありました。

第1は、B.Iが作詞・作曲に参加した楽曲を全て除外し、初めから新曲を準備する方法について悩みましたが、iKONのカムバックが遅れ、ブランクが長くなる可能性があるという憂慮と短所を考慮せざるを得ませんでした。

第2は、B.Iが参加したラップを全て除外し、新しいメロディを作って他のメンバーらが再びレコーディングする方法がありましたが、これも従来の楽曲で各パートを担当したメンバーらの順番とバランスが崩れ、6人のパートと順番を修正して最初からレコーディングする過程を経ることになります。

メンバーらと弊社は長い間悩んだ末に、1番目と2番目の方法を全て活用する方向を選びました。

従来の楽曲はB.I単独の作曲ではなく、YG内部の作曲チームと一緒に作業した共同作品であること、準備期間中、iKONのメンバーらの努力と愛情が詰まった楽曲という点で、修正して使うことにしており、他のメンバーらの作曲への参加を促し、今回のニューアルバムに初めて作曲家として名前を挙げた別のメンバーの新曲を追加しました。

B.Iはもちろん、リーダーをなくした6人のiKONのメンバーらがこれまでファンに表現できなかった思いは言葉にできないものだと思います。

彼らをうまく管理できなかった弊社も、ファンの皆様に言葉では言い表せない申し訳ない気持ちをお伝えします。

iKONのメンバーらを守るため、YGの全ての力量を発揮し、投資を惜しみません。いつも支持し、愛してくださっているファンの皆様の心を察し、感謝しつつ、恩返しいたします。

新たに出発する6人のiKONのメンバーらの最初の一歩にたくさんの応援をお願いします。ありがとうございます。

Kstyleより

これに関して、一部の本国iKONICは今回のアルバムについて、B.Iの自作曲が収録されていることに反対しボイコットを宣言したり、「B.IがいなければiKONは何も出来ないのか」といった声も上がっていましたが、個人的には「作詞・作曲に参加出来るなら、戻って来いよB.I」と思います。私個人の意見はともかくとしても、メンバーのBOBBYはB.Iの誕生日に自身のInstagramでお祝いのメッセージを送っているので、せめてペンならばボイコットとか言うのはナシにして欲しいというのが、いちKポップファンとしての願いです。

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보고싶다야 생일축하해

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B.Iの音楽的才能は誰しも認めるところでしょう。今回の「i DECIDE.」は2019年上旬に完成していたという話ですが、その彼の曲が消えてなくならず、再び陽の目を見た事を私は素直に喜んでいます。更には収録曲だけなく、タイトル曲にする事を決定したYGと製作陣、そしてメンバーに感謝したいと思っていますし、そんな彼らの想いはMVの冒頭に全て凝縮されているように感じます。

「 뛰어들게 (飛び込む)」というタイトル、「これぞiKON」という曲調、「君のいない昼と夜」「君は僕を熱くする」といったB.Iとメンバーの関係性を想起させるような歌詞、そしてその感情がストレートに表現されたMVと、全てが素晴らしいと思います。

「i DECIDE.」は音源公開後に24ヶ国のiTunesアルバムチャートで1位を獲得し、Soribadaのリアルタイム音楽配信チャートでも1位、その他の音源チャートは2月7日23時現在、Bugs!リアルタイムチャート・11位、genieリアルタイムチャート・50位といった具合で、好成績と言って良いかと思います。

韓国というお国柄、B.Iがグループに戻ってくる事は難しいのかもしれませんが、それでも彼は今後作詞・作曲家として再スタートを切るはずですし、iKONも6人体制で新たな道へと進み始めました。

アルバムタイトルである「i DECIDE」の「DECIDE」には「決意する、決定する、決める」という意味があります。

大きな苦難の時期を乗り越え、確固たる決意を持って帰ってきた7人には、周りの雑音など振り切って今後も彼ららしい姿を見せてくれる事を期待しています。

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