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【Loopy】躍進の影に盟友あり【nafla】

「盟友」

それは同じ信念・志を持ち、固い絆で結ばれた友人を指します。

私のような年代の者がすぐに思いつくのはTHE BLUE HEARTS、↑THE HIGH-LOWS↓、そしてザ・クロマニヨンズと長らくバンドを共にしている甲本ヒロトと“マーシー”こと真島 昌利の2人でしょう。

そんなヒロトとマーシーのような2人が韓国ヒップホップ界にもおり、タイミングよく同じ時期に音源を発表してくれたので、ご紹介したいと思います。

Loopy
(루피/ルーピー)
nafla
(나플라/ナフラ)
イ・ジンヨン(이진용) Nicholas Choi/チェ・ソクベ(최석배)
1987年9月9日 1992年2月28日
大韓民国 アメリカ(国籍は韓国も保有する二重国籍)
172cm 169cm
所属レーベル:MKIT RAIN
所属クルー:ARTCLASS+ 所属クルー:42(Lifeis42)
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韓国出身のLoopyは檀国大学日本語学科を卒業した後に兵役に就き、それからアメリカ・LAへと留学します。
その時に撮られた「Gear2」の映像がfacebookや各種ヒップホップコミュニティで話題となり、共に活動していたnaflaや42クルーを6ヶ月間追ったドキュメンタリー「KHILA(Korean Hiphop in LA)」により、更に多くのヒップホップ ファンに彼らの存在を知らしめる事となります。

2016年1月にはnaflaをはじめとした42クルーのメンバーとMKIT RAINを設立。
同年3月8日にはレーベル設立後初となるシングル「Goyard」をリリース。ちなみにこのMVは北海道で撮影されていますが、Loopyは大学で日本語学科を専攻していたことからわかるように、ある程度の日本語を話すことができます。
そんなLoopyは非常に多作なラッパーで、とてもではないですが事細かに載せていられないので、再生回数の多い楽曲をいくつか。

一方のnaflaは米国カリフォルニア州パサディナ出身の韓国系アメリカ人で、2PacやNotorious B.I.G、Jay-Zなどを聴いてヒップホップ の魅力にはまった彼は、近所の友人たちと42クルーを結成。LAを活動拠点とし、YouTubeやsoundcloudで楽曲を発表しながら徐々に地盤を築いていきます。
そんな中、2015年に公開された「Wu」が大ヒット。現在までで1000万回近くの再生数を叩き出しています。

以降はDynamicDuoの楽曲にフィーチャリングして話題となり、ここ日本でもジャズミュージシャンの菊地成孔が2018年までやっていたラジオ「菊地成孔の粋な夜電波」内の企画「韓流最高会議」で取り上げられていた事を記憶しています。

そんな2人の実力はヒップホップシーンで誰しも認めるものでしたが、より多くの層にアピールするきっかけとなったのが2018年9月7日〜2018年11月9日にMnetで放送されたSHOW ME THE MONEY777への出場です。
当初から優勝候補に挙げられていた2人でしたが、結果はなんとnaflaが優勝、Loopyが準優勝という見事な結果に。

同レーベルで盟友の2人がワンツーフィニッシュという事も驚きますが、友人として、またレーベルのリーダーとしてLoopyに絶大なる信頼を置くnaflaは、なんとなんと優勝の副賞で得たCHEVROLET TRAXをそのLoopyにプレゼントするというサプライズまでするのです。熱い、というか凄い。

777で最高の結果を残した2人はその年の12月4日にヒップホップ デュオ・Loopy&Naflaを結成し、「Woke Up Like This」をリリース。

これまで7枚のシングルと1枚のEPをリリースしており、昨年4月4日にリリースされた「얼음왕(Ice King)」のMVは現在100万再生を超えるなど、確かな人気を確立しています。

そのnaflaは今年の2月5日にDEANをフィーチャリングに迎えたシングル「under the ground」を、2月17日にはシングル「태워 (burn)」をリリース。

一方のLoopyも2月26日にThe Quiettをフィーチャリングに迎えたシングル「G.O.A.T」をリリースしたのです。

Loopy&Naflaとしてコンスタントに活動しながら、ソロではそれ以上に楽曲をリリースしまくっている2人。実力のある者が更にその力を伸ばすには、ライバルや共に切磋琢磨する仲間の存在が必須条件です。

Loopy、nafla、そして今では数少ないヒップホップデュオ・Loopy&Naflaとして活躍する2人は、今後も間違いなくシーンを盛り上げてくれる存在である事に間違いありません。

もし何かで「オレ、実力があるはずなのにいまいち伸び悩んでいる気がするなぁ」なんて思っている人がいたとするならば、あなたに足りないものはライバル、或いは盟友の存在だと言い切れるでしょう。
逆に言えば、そういった人物が見つかればその力は飛躍的に向上していくはずです。

ただし、これはなにも自分が携わる仕事やスポーツなど、優劣がつくものに限った事ではありません。共に何かに強く共感し、楽しめる存在がいること。それが人生をより豊かに、楽しくする重要な要素なのではないか。そんな風に思います。

つまり、

オタクも然り、なのです。

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