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【Gaeko (Dynamic Duo)】こだわりの作業室【Heize】

3月2日(月)、Dynamic DuoのGaeko (개코/ゲコ)がHeizeとのコラボシングル「바빠서 (Cold)」をリリースしました。

Dynamic Duoとしては昨年の11月26日に4年ぶりとなるフルアルバム「OFF DUTY」(タイトル曲「맵고짜고단거 Feat. Penomeco)」をリリースしており、このアルバムにはフィーチャリングにPaloaltoやnafla、Swings、HYUKOHのオヒョクなどを迎え、製作陣にもAOMGのGRAYが名を連ねるなど、豪華なメンバーが参加しています。

1月23日にはEXO・チェンとのコラボシングル「혼자 (You)」をリリースしており、これまでにもDEANやZICO、サイモン・ドミニクにZion.T、Beenzinoなどなど、様々な人気アーティストを共演に迎えてきたDynamic Duoならではのラインナップが続いています。

そして今回のGaekoによるソロは「@Gaejaksil (개작실/改作室)」と名付けられたプロジェクトの第二弾で、第一弾は複数のプロデューサーや作曲家が参加しているプロデューサーチーム・Devine Channelに所属している唯一の女性メンバー・SOLEとの「Vacation」でした。

その「Vacation Feat.SOLE」がリリースされた2018年8月21日から約1年半ぶりとなる「@Gaejaksil (개작실/改作室)」第二弾で共演することとなったのが、ダヘちゃんことHeize(本名:チャン・ダヘ/장다혜)です。

今やすっかり“シンガー”としての色が濃いダヘちゃんですが、元々はラップサバイバルオーディション番組・SHOW ME THE MONEYのスピンオフ・UNPRETTY RAPSTAR出身なのでラップでの共演も観たかったところですが、まぁダヘちゃんが出ているだけでも良しとしましょう。
とはいえ、MVの方にはGaekoもダヘちゃんも出演していません。その代わり、Stone Musicからアップされている「Stone LIVE」の方で2人の姿を観る事が出来るので、ぜひダヘちゃんのアンニュイな表情と合わせてご覧ください。

プロジェクト名である「@Gaejaksil (개작실/改作室)」は、「ワークショップ」という意味も込められたGaekoの持つ作業室の愛称「개작실(ケジャクシル)/改作室」からそのまま命名したとの事です。

そんな「@Gaejaksil (개작실/改作室)」から生まれた「바빠서 (Cold)」ですが、実はアルバムジャケットにも細部に渡り様々な工夫が施されています。

このカバージャケットは、イラストレーターの221という作家が手掛けていますが、非常に芸が細かいのです。タイトルである「바빠서(パッパソ)」は「忙しくて」という意味ですが、そのタイトルを表すようなデザインになっています。

片付けられていない出前の容器や、「저녁(チョニョク)=夕方」に飲むはずの薬、机の上に置いた出前のお釣り。薬の袋には「아매바약국=Amoeba(アメーバ)薬局」なんていう印字も。

スマホには上から「출력업체 – 전화해서 일정확인(チュルリョコプチェ – チョナヘソ イルジョンファギン)=プリント会社 電話して日程確認」、「강유정 팀장 미팅(カンユジョン ティムジャン ミティン)=カン・ユジョン チーム長 ミーティング)」、「택배 부치기(가능하면)(テクぺ プチギ カヌン ハミョン)=宅配 送る(可能なら)」というような一日のスケジュールが書いてあり、Gaekoの忙しさを表しています。

更には採用カット前のジャケットにも仕掛けがあります。

左上のカレンダーと、右下のレシート、そしてガムテープとゲームコントローラーの間にある写真に注目して下さい。

こちらは「Vacation Feat.SOLE」のジャケットで、同じく221が手掛けていますが、同様のものが描かれていることから、ここでも連作である事がわかります。

少し意味合いは異なるかもしれませんが、以前デザインを仕事にしている友人に、3D眼鏡や栞、Rêveくん風船といったオマケ盛り沢山の「Red Velvet/The ReVe Festival Day1」や、ゲームボーイをオマージュした「OH MY GIRL BANHANA/BANANA ALLERGY MONKEY」のCDを見せた事があります。

彼はKポップにはさほど興味はありませんが、仕事柄「うわー、こういうの楽しい。日本のレコード会社では絶対出来ないね。オレもこういう仕事やってみたいわ」とえらく感激しておりました。
「@Gaejaksil (개작실/改作室)」シリーズは、そういった3次元と2次元という違いはあれ、遊び心が詰まったKポップシーンの持つ“こだわり”を改めて感じさせてくれたのです。

Gaekoはこのプロジェクトを今後も継続的に行っていく事を明言しており、「いずれ全ての曲を集めて一つのアルバムにしたいと思っていますし、機会があれば“@Gaejaksilプロジェクト”の曲で構成されたライブもやってみたい」とも言っています。

細部にまでこだわった「@Gaejaksil (개작실/改作室)」第三弾のアートワークを含め、今後どんなアーティストがお目見えするのか。半年とは言わないので、出来れば1年に1度くらいのペースで公開してくれる事を期待したいと思います。

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