ALL YOU NEED IS KPOP!

【Apink】アイドルを超えるアイドル【LOOK】

4月13日、Apinkが9thミニアルバム『LOOK』タイトル曲「덤더럼(Dumhdurum)」にて、カムバックしました。

Apink
(エイピンク/에이핑크)
パク・チョロンユン・ボミチョン・ウンジソン・ナウンキム・ナムジュオ・ハヨン
Play M Entertaiment
Fan Cafe
Twitter
Instagram
Facebook
YouTube
VLIVE

前作は2019年の1月7日にリリースされた8thミニアルバム『PERCENT』で、正式カムバックとしては1年3ヶ月ぶりという事になります。

ちなみに所属事務所がPlay Mエンターテイメントに代わっているのは、親会社である韓国最大手の総合エンターテイメント会社kakaoM(旧LOEN)が2019年の4月1日にFAVEエンターテイメントと旧事務所であるPlan Aエンターテイメントを統合したからです。

【Apink】ピンクラッシュの新配合【%%(응응)】

Apinkは、2020年4月19日にはデビュー9周年となり、間も無く10年目を迎えようとしているベテラングループです。

Kポップには“魔の7年目”と呼ばれるジンクス(韓国のアイドルは一般的にデビューから7年契約を結ぶ)があり、ここまで長期的に活動できているグループは一握りと言えます。しかもガールズグループという括りにおいては、Apinkがもっとも長期的かつ継続的(再結成などを除く)に活動できている“アイドル”かもしれません。

当然、メンバーは個人での活動が目立ち、若い世代のグループのように頻繁にカムバックができるわけではありませんが、「Apinkってカムバもせず、最近は何してんの?」とはならないところは現役感が薄れていないからだと言えます。

そんな特殊な立ち位置であるApinkですが、空白期間である1年3ヶ月の間も様々な活躍を見せてきました。

Everybody Ready?

2019年の4月19日にはデビュー8周年を迎え、ファンソングとなるシングル『Everybody Ready?』をリリースしました。MVでは済州島旅行を楽しむメンバーの様子が描かれています。本曲は今作の『LOOK』にも収録されています。

Be With Me

4月30日には、実力派シンガーソングライター10cm(シプセンチ)のクォン・ジョンヨルと、メインボーカルであるウンジが「Be With Me(같이 걸어요/一緒に歩きましょう)」をリリースしました。ウンジはその後、初のソロでのアジアツアーを敢行し、8月にも国内でソロツアー「YEOREUM.I」を催し、成功させています。他にも映画「0.0MHz」にも出演するなど、精力的な活動を見せました。

また10月31日には、バラード歌手のホ・ガクのシングルLet you go(이별은 늘 그렇게)にフィーチャリングで参加しました。ホ・ガクとウンジはこれまでに何度も共演しており、ナウンもホ・ガクのMVに出演したり、Apinkとは繋がりの深い関係です。ちなみに『Let you go(이별은 늘 그렇게)』のウンジはノーギャラらしいです。

Don’t Make Me Laugh

8月21日には、マンネのハヨンがミニアルバム『OH!』で、PANDA(ファン)待望のソロデビューを飾りました。その後も「KBS歌謡大祝祭」で、高校時代の同窓生であるジョイ(Red Velvet)、イェリン(GFRIEND)と「オジョンパクハプ」というユニットを結成し、少女時代「Mr. Mr.」を披露するなど、ソロとして精力的に活動しました。

2020年に入ると、Apinkとしては6度目となる単独コンサートWelcome to PINK WORLDを2月にソウルで開催し、グループとしての健在ぶりを再度見せつけます。また、同公演は3月28日にも香港で追加公演として開催されました。

そのほかにもドラマ、バラエティ、ファッション誌のグラビア、コンサートなど個人グループ問わず、Apinkは様々なシーンで間断なく活躍を見せました。

そして4月13日に『LOOK』で待望のカムバックを果たしたという事になります。

タイトル曲「덤더럼(Dumhdurum)」は「離れていった愛の前で、私の気持ちは淡々としている」というメッセージを「Dumhdurum」という擬音で表現した曲で、可愛らしいアイドル像から、大人な魅力へと舵を切った7年目以降、盟友となったブラック・アイド・ピルスン(Black Eyed Pilseung)チョングン(전군)というお馴染みの3人が手掛けています。

ブラック・アイド・ピルスン:TWICEの初期三部作「Like OOH-AHH」「CHEER UP」「TT」などを手掛けたチェ・ギュソンとラドの二人からなる著名作曲家コンビ。チョングンとの共作多数。

Apinkと作曲家たちが素晴らしいのは楽曲そのもののクオリティ自体もそうですが、いわゆる“若い”アイドルには見せられない大人としての“艶”がありつつも、アイドルらしいフレッシュさを兼ね備えているところにあります。しかもそれをロールモデル(お手本)なしに達成できている点でパイオニアとして唯一無二の個性だと言えます。

元々アイドルというカテゴリーには“若々しさ”というイメージが内包されています。それはこれまでのアイドルとしての成り立ちが若い世代によって作られ、“魔の7年目”と呼ばれるジンクスに代表されるように、終わりを迎える儚いものだったからと言えます。しかしそれは既存のものであり、Apinkはそのイメージを刷新し続けています。

“現役”でいられる理由は、メンバー同士の絆や事務所との関係性はもちろんですが、ファンではないレベルの層にも求められ続けられる“国民的グループ”とも呼べる、世間の関心を集め続けることができているからです。

『LOOK 』はリリースから5時間で「덤더럼(Dumhdurum)」が大手音楽チャートMelOnのリアルタイム1位に侵入し、翌14日にも順位を維持し続けています。Apinkは世間に求められ続けているグループだということを、今回のカムバックで改めて証明しました。

長いキャリアを経つつ継続と進化を続けるApinkの素晴らしさは、何もPANDAだけの特権ではありません。楽曲制作や個人活動のバランスなど、下の世代のグループにも影響を及ぼし、長期的に活動できるガールズグループが増えてくるはずです。

Apink

それは既存のアイドル像を超える、新たなロールモデルと言えるでしょう。

最新情報をチェックしよう!