4月20日、MNHに所属する5人組ガールズグループBVNDITがシングル『Children』をリリースしました。
BVNDIT (バンディット/밴디트) |
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MNH |
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本作は、リリース日は発表されていませんが今後リリース予定のアルバムのリードシングルという位置付けです。
✨BVNDIT 1st Anniversary✨
190410, 딱 1년이 지난 오늘!
밴디트의 데뷔 1주년을 축하합니다🎉#BVNDIT #밴디트#BVNDIT_1st_Anniversary#밴디트_데뷔1주년_축하해❤#1YearWithBVNDIT pic.twitter.com/hWuMwbHcST— BVNDIT (@BVNDIT_official) April 9, 2020
2019年4月10日にデビューしたBVNDITは先日めでたくデビュー1周年を迎えました。
BVNDITはデビューからしばらくオーソドックスなガールズグループとして活動を行ってきましたが、2020年2月6日にリリースされたデジタルシングル『Cool.newwav』から大幅なスタイルチェンジを図りました。
それまでのBVNDITは、悪く言ってしまえばコレといった特徴のない平凡なグループでした。もちろん楽曲やダンスのクオリティなど、細かいところに目を向ければ良い部分はたくさんあるのですが、ファンでもない層に届くほどの分かり易い“何か”というものは無かったと言って差し支えないと思います。
『Cool.newwav』は所属事務所であるMNHが仕掛けている音楽プロジェクト「New.wav」シリーズの第1弾としてリリースされ、先日同所属のチョンハも第2弾として『솔직히 지친다 (Everybody Has/正直疲れる)』をリリースしました。
つまり通常のカムバック曲とは違うコンセプトでリリースされたわけですが、それはこれまでのBVNDIT然り、ライバルであろう他のガールズグループとも大きく一線を画すものでした。
端的に言ってしまえばスタイリッシュだったということです。しかも格段に。
そしてその流れは今回のリードシングル『Children』でも、しっかりと受け継がれており、ビジュアルを売りにするべきはずのアイドルでありながら、全編アニメーションという挑戦的なアプローチとなりました。
大人になったと思っていた主人公が退屈な日常を送る中で感じる空虚(穴)さから、輝く星空のように自分を照らし導いてくれた母親の愛に気づくとともに、自分はまだまだ子供なんだと再認識する様子が、それこそセンスの良いビジュアルで描かれています。
このスタイリッシュなMVを作ったのは『Cool.newwav』のMVも手掛けたKEEKANZというMVの他にもCMなども手掛けている映像制作会社で、楽曲はMAMAMOOやチョンハなどへの楽曲提供で知られるパク・ウサン(박우상)が作詞・作曲・編曲を手掛けています。
ただそれじゃBVNDITBUL(パンディップル:ファン)は物足りないということで、リリースの翌日には音楽チャンネルの딩고 뮤직 / dingo musicからビジュアル・ライブ・フィルムが公開されています。
BVNDITは『Cool.newwav』から『Children』の流れで、優れたボーカルグループという明確な特徴を手に入れることができました。
しかもそれがセンスの良いビジュアルと楽曲によって提供され、BVNDITはグループとして“スタイリッシュさ”という新たな武器を手に入れました。
「BVNDITって、いいセンスしてるよね」
そんなふうに思えるってことは、あなたもいいセンスしてるってことですよ。