6月10日(水)、愛しのダヘちゃんことHeizeが前作から8ヶ月ぶりとなる6thミニアルバム「Lyricist」をリリースしました。
Heize (헤이즈/ヘイズ) |
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チャン・ダヘ(장다혜/張多蕙/Jang Dahye) |
1991年8月9日 |
大韓民国 🇰🇷 大邱広域市 |
166cm/O型 |
所属レーベル:Studio Blu(Stone Music Entertainment内レーベル) |
デビュー:2014年1月17日/シングル「조금만 더 방황하고」 |
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全5曲が収録された「Lyricist」は「작사가(Lyricist)」と「일이 너무 잘 돼(Things are going well)」のダブルタイトル曲となっており、5曲全てに「Lyricist:oon」と「Lyricist:hings」と銘打たれたティーザーが公開されています。「え、Lyricist:oon?Lyricist:hingsってなに?」とクエスチョンマークがついた事かと思いますが、これはそれぞれ「Lyricist + Cartoon → Lyricist:oon」「Lyricist + things → Lyricist:hings」の事らしいです。と言うか、この事はインスタに説明書きがあるんですが、「意味を書かなきゃわからない造語なら最初から付けなきゃいいのに、もうダヘちゃんたら本当に可愛らしいんだから」と思わずツっこまずにはいられないティーザーとなっています。
Track1. 작사가(Lyricist) |
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Track2. 일이 너무 잘 돼(Things are going well) |
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Track3. 너의 이름은 (Your name)Feat. ASH ISLAND) |
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Track4. 1/1440 Feat. 지샤넬 |
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Track5. Not to see you again. |
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そしてタイトル曲以外では「너의 이름은 (Your name) Feat. ASH ISLAND」だけティーザー動画があるという不思議。
너의 이름은 (Your name) Feat. ASH ISLAND MV Teaser |
不思議な事といえばもう一つあります。今回は「작사가(Lyricist)」「일이 너무 잘 돼(Things are going well)」のダブルタイトル曲になっているという事はすでに述べましたが、なんとこの2曲、1つのMVに収められているのです。こういうMVありました?ないですよね?…多分。
なぜこのような作りにしたのかというのは、「よりによって작사가(チャクサカ=作詞家)になって、私はあなたを物語にしなきゃいけない」と歌われる「작사가(Lyricist)」と「일이 너무 잘 돼(仕事が順調すぎる)」と付けられた曲が一つの物語として機能しているからではないかと考えています。
今回のアルバムはダヘちゃんの“今”を詰め込んだアルバムで、「1年前には書けなかった話、1年後にはもしかしたら大きく変わっているかもしれない話」という事なんですが、つまり上記の推測は「ダヘちゃんは失恋したんじゃなかろうか」というところを根拠にしているのです。
というのも、2016年から昨年3月にリリースされた初のフルアルバム「She`s Fine」まで彼女のほとんどの楽曲でタッグを組んでいるDAVII(다비/ダビ)というアーティストがいたんですが、私はこの男がダヘちゃんと付き合っているのではないかと睨んでいたのです。DAVIIは製作として参加するだけでなく、自身の楽曲にもダヘちゃんをフィーチャリングで参加させたり、一昨年のKCONでは2人で舞台に立っていたりします。
DAVII/나만 이래 (Only me) Feat.Heize |
もちろんこれといった裏付けなどはなく単なる勘に過ぎないのですが、しかしその後リリースされた今回までの楽曲でDAVIIのクレジットは一切ありません。その間、約1年。ほら、どうです?それっぽく思えてきたでしょう?
DAVIIと別れた事でダヘちゃんは「작사가になって彼を物語とする」事で過去のものとし、「あなたがいなくたって私は順調に仕事をしているんだから」と宣言しているのではあるまいか。
そしてその説得力を強めるような事もあるのです。よく「失恋は女性を綺麗にする」なんて事を言いますが、これを見てください。
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これはカルチャー誌・W Koreaのグラビアですが、どうですか、この圧倒的とも言える格好良さ。素晴らしい。美しい。こんな見事な姿を何もなかった人が出せますかって事です。実際、W Koreaでのインタビューでは「別れ」が曲を作る出発点だと答えており、歌詞は実体験を元にしていると語っています。
まぁダヘちゃんの歌はよく悲恋について歌われているので特別珍しい訳ではありませんが、なんにしても人は様々な悲しみや苦しみを乗り越えて成長していくという事です。
そして今年はダヘちゃんが更なる成長を遂げる年になりそうです。なぜなら「今年は必ず単独コンサートを開催する」と言っていたからです。もう間もなく上半期が終わろうとしていますが、もしそれが事実ならば、すでにその準備は進められている事でしょう。
昨今の事情を考えればオンライン配信とかになるのかもしれませんが、なんにしても観たい。そして一度コンサートが行われれば、きっと単独での来日もあるのではないかと思います。
待ってるから。オレ、待ってるから。“言霊”という言葉があるように、私はダヘちゃんへの愛をもっと声高に、韓国の彼女へ届くようにますます叫んでいきたいと思います。