6月11日(木)、ジェイ・パークの「All The Way Up/Dance Visual」が公開されました。
ジェイ・パーク |
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ジェイ・パーク(Jay Park/박재범:パク・ジェボム) |
1987年4月25日 |
アメリカ合衆国 🇺🇸 ワシントン州シアトル市 |
171cm/A型 |
デビュー:2008年 2PMシングルアルバム「Hottest time of the day」 |
ex.2PM(2008〜2010) |
所属事務所 JYP(2008〜2010)/ iHQ(2010〜2013)/ AOMG(2013〜) H1GHR MUSIC(2017〜)/ Roc Nation(2017〜) |
HP(AOMG) / Instagram / Twitter / facebook YouTube / tumblr /VEVO |
音源自体はジェイ・パークの誕生日にあわせて4月25日にリリースされていますが、当初はオフィシャル・オーディオのみが公開されていたのです。
「All The Way Up」はリリースと同時に最近様々なアーティストも行なっている「#○○チャレンジ」の流れに乗り「#wayupchallenge」がインスタでアップされましたが、さすがジェイ・パーク。1つあれば良いものを、相変わらずのサービス精神を発揮し、何パターンも公開しています。以下は抜粋として2つだけ載せておきますが、気になる方はぜひ彼のインスタを覗いてみて下さい。しかしチャレンジというにはちょっとレベルが高いぞ。まぁBボーイが本気出したらこうなるのでしょう。
ジェイ・パークは昨年、数年以内に引退する事を発表していますが、とはいえ、そう宣言してからも自身の音源リリースを含め、様々なアーティストへのフィーチャリングやワールドツアーを開催し、ひっきりになしに活動していた訳です。
それが2020年に入ってからは若干そのペースが緩やかになったかなという印象で、単独名義の音源リリースも2019年11月16日のEP「This Was not Supposed To Happen」以来、約5ヶ月ぶりだったのです。ちなみにこのEP、MVなし、Apple Musicにも音源なしです。なんでなんだろう。
そんな普段よりリリーススパンの空いた「All The Way Up」ですが、第一印象からして「うわー、めっちゃ良いじゃん」だったので、それだけに待てど暮らせどMVが公開されなかった事を非常に残念に思っていたのです。しかも「#wayupchallenge」があるのにMVがないとか「意味わからん」と若干腹立たしくもあったのですが、ここにきてようやく溜飲が下がりました。
それに加え、音源だけ聴いていた時はただそのポップなリズムとメロディでノリノリになっていただけなのですが、「Dance Visual」を観た時に「あれ?」と思う事がありました。似ているんです。私にとって「ジェイ・パークと言えば」という曲の一つに挙げられるアレに。
そう、アイドルのコレオグラフィーも数多く手がけている1MILLION Dance Studioとのコラボにもなっている名曲「All I Wanna Do」に。そして連なるように思い起こされたのがこちらも同じく1MILLION Dance Studioのダンサーが出演している「YACHT」です。
「All The Way Up」は先に挙げた2曲とは異なり、Alter Egoというダンスクルーが参加してるようですが、この3曲を手掛けているのがジェイ・パークのマイメン、“I need a Cha Cha beat boy”のシグネチャーサウンドでお馴染みのCha Cha Maolneなのです。
“なのです”というか、最初は気付かなかったんですけどね。ダンスと曲を一緒に観て「あ、もしかして!」となるという。直ぐに気づけよバカ、と自分で自分にツッこまずにはいられないのですが、まぁそりゃあ気に入る訳だ。大好きな2曲と作っている人が同じなんだから。しかも最初から最後まで軽快なダンス付きなんだから。
ジェイ・パークで好きな曲は数多くあれど、やっぱり私はこの感じが一番です。
今回のタイトル「All the Way Up」は「ここまで上ってくるのにずっと、現在の地位に至るまで」という意味ですが、彼のキャリアを考えると色々と意味ありげで、そこにきてかつてのようにバッチリ楽しげに、そしてガチで踊ってくれるこの曲は私にとってずっと待ち望んでいた姿だったとも言えます。
もうとにかく最高だよ、Bボーイのジェイ・パーク。
このおどけた表情も含めて。