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【ペク・アヨン】エデンから愛を探して【Looking For Love】

6月16日(火)、一人のアーティストが新天地での活動を開始しました。

ペク・アヨン
(백아연/Baek A Yeon)
1993年3月11日
大韓民国 🇰🇷  京畿道城南市
160cm/B型
特技:ピアノ
所属事務所:EDEN Entertainment
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ペク・アヨンは2017年にSM Entertainmentの音源公開プロジェクト・STATIONでRed Velvetのウェンディと共演しているので、もしかしたらそちらで知っている方もいらっしゃるかもしれません。

ペク・アヨン&ウェンディ(Red Velvet)
/성냥팔이 소녀 (The Little Match Girl)

そのペク・アヨンは2011年12月4日〜2012年4月29日にSBSで放送されたサバイバルオーディション番組「Kポップスター・シーズン1」に出場し、第3位という成績を納めて同年5月にJYP Entertainmentと契約します。

Kポップスター/잘못했어(2AM)

ちなみにこのKポップスター・シーズン1の優勝者は番組終了後に同じ事務所の所属となるパク・ジミン、準優勝者は元YG Entertainmentのイ・ハイで、その他にもWINNERのスンフンやDAY6・ジェイ、宇宙少女・ダヨン、Cherry Bullet・ジウォン、The Rose・ウソンなどが参加していました。

JYPと契約した年の9月には早くも1stミニアルバム「I`m Baek」(タイトル曲「느린노래(Sad Song)」)でデビューを果たします。

느린노래(Sad Song)

翌年6月17日には2ndミニアルバム「a Good Girl」(タイトル曲「a Good Boy」)をリリースしカムバ。その後いくつかのOSTに参加しながら、約2年という期間を経て2015年5月20日にデジタルシングル「이럴거면 그러지말지(Shouldn’t Have…)」をリリースします。
音源リリース直後はさほど成績が奮いませんでしたが、6月に入るとチャートを逆走し始め、6月13日にはついに1位の座に就き、同時に音楽番組でもデビュー後初の1位を獲得。
これはペク・アヨンのライブ映像がSNSなどで「片思い中の人であれば、共感される歌」と口コミで広がったことが要因なのではないかと言われていますが、最終的には「이럴거면 그러지말지(Shouldn’t Have…)」は韓国最大の音源チャート・MelOnの2015年・年間チャートで4位という成績を納め、同年のMelOn Music Awardsでも「日常のバラード部門」を獲得しついにブレイクを果たすのです。

이럴거면 그러지말지(Shouldn’t Have…)

ブレイクから1年後となる2016年5月24日にリリースされたデジタルシングル「쏘쏘(so-so)」は、その頃長期に渡ってチャートを席巻し続けていた「TWICE/Cheer Up」を押し退けMelOnリアルタイムチャートの1位に躍り出ると、リリースから2日後には全音源チャートのデイリーとリアルタイムでも1位を占めてパーフェクトオールキルを達成。音楽番組Mカウントダウンでも2週連続で1位を獲得するなど、改めてその人気を証明する事となりました。

쏘쏘(so-so)

その後、GOT7・JBとのデュエットしたデジタルシングル「그냥 한번」(2016年11月30日リリース)を挟み、2017年5月29日にはデビューから4年ぶりとなる3rdミニアルバム「Bittersweet」(タイトル曲「달콤한 빈말(Sweet lies) Feat. The Barberettes」)をリリースしますが、成績はいまいち振るわず。
そしてこれまでもおおよそ一年毎だったカムバも更にスパンが空き、1年6ヶ月後となる2018年11月21日にようやく4thミニアルバム「Dear me」(タイトル曲「마음아 미안해(Sorry To Myself)」)をリリースしますが、残念ながらこれがJYPでの最後のアルバムとなってしまうのです。

달콤한 빈말(Sweet lies) Feat. The Barberettes
마음아 미안해(Sorry To Myself)

2019年8月30日、ペク・アヨンは契約満了につきJYP Enteatainmentとの契約を終了。在籍時には数多くのOSTに参加したものの、自身のオリジナルアルバムとして7年間でリリースしたのは僅かミニアルバム4枚、デジタルシングル3枚でした。

さて、JYPのソロシンガーでほとんど同じような境遇だった人物が他にも2人います。それがペク・アヨンと共にKポップスター・シーズン1に出場し優勝したパク・ジミンと、そのジミンと15&というデュオを組んでいたペク・イェリンです。

【Jimin Park】さらなる輝きを求めて【Stay Beautiful】

【ペク・イェリン】苦難から生まれた次なる音源強者【Every letter I sent you.】

パク・ジミンはOSTと15&での活動を除けばシングル1枚、ミニアルバム2枚のリリースに留まり2019年8月末で事務所との契約を終えて退所、ペク・イェリンも2枚のシングルと2枚のミニアルバムのみのリリースで同年9月14日に契約満了につき退所しており、その2人の15&はデジタルシングル5枚とアルバム1枚のリリースで活動休止となっています。

3名に共通しているのは、デビュー時こそ順調だったものの徐々に活動が減っていったという事、そして時期的にはちょうどTWICEがその人気を爆発させていった真っ最中という事になり、ビジネス的観点から見れば当然そちらの方に事務所が力を入れていったと考えるのが妥当でしょう。
しかしながら、同所属のGOT7にStray Kids、DAY6などのグループは継続的に活動しているため、どうにもJYPのソロシンガーに対するバックアップ体制が不十分だとも言えるのではないかと思います。

先にも挙げたように、事務所は当然ビジネスとしてアーティストを擁しているので、より利益を生む方に注力するというのはわかりますが、ペク・アヨン、パク・ジミン、そしてペク・イェリンという3人が3人とも同じような処遇だった事には、どうにもやるせない気持ちになってしまいます。

とはいえ、ペク・イェリンは退所後に自らインディーズレーベル「BLUEVINYL(ブルービニール)」を設立し、独立後初のフルアルバムとなった「Every letter I sent you.」がチャートを席巻、パク・ジミンは今年の4月21日にWarner Music Koreaと契約を締結し、活動名も제이미(JAMIE/ジェイミー)に変え、現在はMnetで放送されている「GOOD GIRL」に出演中です。

ペク・アヨンは昨年の12月7日に現在のEDEN Entertainmentと契約を締結。その半年後となる6月16日にデジタルシングル「썸 타긴 뭘 타(Looking for Love)」をリリースし、再スタートを切りました。
製作陣には「DreamNote/바라다 (WISH)」や「BVNDIT/Cool」、そして「チョンハ/Stay Tonight」を手掛けたFuxxy、VINCENZO、Any Masingga、Anna Timgrenという4人を起用し、これまでのペク・アヨンとは異なる爽やかでよりキャッチーなR&B曲を披露しています。

所属事務所名にある“EDEN”は「エデンの園」でおなじみの名称ですが、これはヘブライ語で「楽しみ」、アッカド語で「園」を意味します。

新天地でのスタートにより、その楽曲でヒットという鮮やかな果実を実らせる事で再び多くの聴衆から愛を受け、今度こそ彼女が豊かで楽しい歌手活動を送れる事を心から願っています。

まずはカムバおめでとう!

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