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【HWASA】マグダラのファサ【María】

6月29日、MAMAMOO(마마무/ママム)のファサ(화사/HWASA)が1stミニアルバム『María』をリリースし、タイトル曲「마리아 (Maria)」のMVを公開しました。

ファサ
(HWASA/화사)
アン・へジン(안혜진)
1995年7月23日(25歳)
162cm/44kg/A型
全羅北道 全州市
円光情報芸術高等学校(卒業)
ボーカル/ラップ/マンネ
Instagram

最近のMAMAMOOは、4月24日にメンバー最年長でYouTuberとしての活躍も目立つソラが念願のソロデビューを飾り、5月29日にはラッパーのムンビョルが2ndミニアルバムのリパッケージ『門OON:Repackage』をリリースするなど、個人での活躍が目立っています。

フィインは昨年の9月4日に2ndソロ・シングル『soar』をリリースして以降、ソロでの目立った音楽的活動はありませんが、話題のドラマ「賢い医師生活」のOSTに参加したり、所属事務所RBWのYouTubeチャンネルにダンス動画やカバーなどをアップし、MOOMOO(ファン)を楽しませてくれています。ちなみに私はそのダンス動画が大のお気に入りなので、未見の方は是非。

そのフィインの大親友でもある今回の主役ファサは、個性際立つメンバー内でも特に活躍が際立っています。

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昨年2月13日に『멍청이(TWIT)』でソロデビューを飾り、大ヒットを遂げた後は、人気プロデューサーのWOOGIEとコラボしたり、イギリス出身のポップスターであるデュア・リパの「Physical」のリミックスバージョンに参加するなど活躍の幅を広げています。それと同時に新時代の女性像を体現するMAMAMOOの象徴として、ファサ個人がフィーチャーされる機会が非常に増えています。

『María』は大活躍中のファサに相応しく、ミニアルバムとは思えないほど豪華な仕上がりとなっています。

アルバムのオープニングトラックでもあり、6月16日に先行公開された01「Intro : Nobody else」はMAMAMOOのプロデューサーとしてお馴染みのパク・ウサン(박우상)が手掛けた曲で、全編英語詞となっており「Why don’t you love yourself(どうして自分を愛せないの)」という歌詞が印象的です。

03「Kidding」は7月1日に「Summer Hate (Feat. Rain(비))」をリリースしたばっかりの超売れっこZICO(Block B)がプロデュースしており、ファサも作曲に参加しています。ファサはZICOの書き上げた詞を見たときに「私のことだけを考えて作られた曲だ」と感動したと語っています。

05「I’m bad too (Feat. DPR LIVE)」には、ZICOほどの知名度はありませんが業界からはすこぶる評価の高いラッパーDPR LIVEが作曲とラップに参加しています。ファサからすればアングラ志向のイメージのあったDPR LIVEにオファーするのは不安があったそうですが、試しに伺ってみると興奮気味に了承してくれたそうです。

06.「LMM」はファサの自作曲で、このアルバムの裏タイトル曲とも呼べる存在です。タイトルは“Lost My Mind(正気を失う)”の略で、後ほどMVが公開される予定です。そのMVはMILLICやZion T.などの作品を手掛けているHOBIN filmが監督を務めており、ファサはHOBIN filmを上記のWOOGIEから紹介してもらったそうです。

ラストトラックには、ソロデビューシングルでもある07.「멍청이(TWIT)」も収録されています。

タイトル曲「마리아 (Maria)」はパク・ウサンとファサの共同で手掛けた曲です。ティザーから“morte(死)”“vita(生)”という二つのver.に分かれており、女性が善と悪の間で葛藤する内容を描いた楽曲となっています。スポットライトを浴びるような人生でも自分自身を見失わないでいようとする気持ちが歌われており、「他人を憎むことで傷ついた心を癒すよりは、自身のために再び立ち上がってほしい」というメッセージが込められています。

MVはSEVENTEENやEXO、iKON、BLACKPINK、Red VelvetなどトップアーティストのMVを多く手がけるVM Project ArchitectureのBEOMJINが監督を務めています。

振り付けはTWICE「TT」やソンミ「Gashina」など、多くのダンスアイコンを作ってきたソウル(江南)にある人気ダンススタジオ「1MILLION DANCE STUDIO」のチーフ振り付け師でもあるLia Kim(リア・キム)が手掛けており、MAMAMOOの最新タイトル曲「HIP」に引き続きタッグを組んでいます。

そんなタイトル曲から収録曲まで抜かりのないアルバム『María』は「Intro : Nobody else」MVのサムネイルにも映っていますが、ファサの首元に刻まれたタトゥから由来しています。自己愛がテーマとなっていますが、とある映画がモチーフとなっています。

Image Teaser 05

それは『ニュー・シネマ・パラダイス』『海の上のピアニスト』などで知られるジュゼッペ・トルナトーレが手掛けた2000年公開の映画『マレーナ』です。

『マレーナ』は“イタリアの宝石”と呼ばれるモニカ・ベルッチの出世作として知られている作品で、イタリアのシチリア島に暮らす12才の少年レナート(ジュゼッペ・スルファーロ)が、村一番の美しい女マレーナ(モニカ・ベルッチ)に恋をして、波乱万丈な運命を辿る彼女を少年の目線で描かれています。

モニカ・ベルッチが演じるマレーナの本名はマッダレーナで、カトリック教徒にとってはマッダレーナは“マリーア・マッダレーナ”、つまりマグタラのマリアを連想させる名前です。新約聖書で娼婦だったマグダラのマリアは石を投げつけられていたところ、通りすがりのイエスに救われ聖女になった人物として広く知られています。

映画『マレーナ』は、その受難と救いの物語であり、それに群がる人々の醜さと美しさという人間の本質を描いた物語でした。

私はもはや見慣れてしまい、ファサの内面から醸し出される美しさに魅了されているので容姿のことなど、とうに忘れていましたが、ファサもその美醜によって「自分が新しい美の基準になればいい」とアイデンティティを確立した人物だということを思い出しました。

MVでファサが演じるMaríaは、最後に自らが死を選んだ地点に戻り、そこにはMAMAMOOのメンバーが登場します。ファサは「その時に私が一人でいるのではなく、誰かが私を訪ねてきてくれれば、それこそ一番何気なく(その試練が)幸せに過ぎていくだろうと思った。メンバーに必ず出演してもらいたいと思った」と語っており、自らの演出であることを語っています。

MAMAMOOのマリア。その行く末は祝福に満ちている。


7月16日「LMM」のMVが公開されました!いやー曲もいいけど、MV素晴らしいですな。Check it out!

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