ALL YOU NEED IS KPOP!

【ZICO】適当に踊ったあと【RANDOM BOX】

7月1日(水)、ZICOが自身の名義を冠した音源としては約半年ぶりとなるEP「RANDOM BOX」をリリースしました。

ジコ
(ZICO/지코)
ウ・ジホ(우지호)
1992年9月14日(27歳)
181cm/64kg/O型
KOZ ENTERTAINMENT
TwitterInstagramFacebook
YouTubeSoundCloud

【ZICO】適当に踊れ!【#AnysongChallenge】

前作「아무 노래 (Any Song)」は、TikTokやInstagramで「#AnysongChallenge」というハッシュタグを付け、リリース当日にチョンハとMAMAMOO・ファサがZICOと共に「エニソンダンス」を踊った事に端を発し、WINNERのミノやWeki Mekiのユジョン&ドヨン、ASTRO・ラキ、CRUSH、少女時代・ティファニーなどなど数多くのアーティストやアイドルまでがカバーした事もあって爆発的な広がりを見せ、特大のヒットを飛ばすこととなりました。

「아무 노래 (Any Song)」がどれくらいのヒットだったのかというと、MelOn(韓国最大の音源チャート)・2020年2月の月間チャートで1位、GAON(日本でいうオリコン)・2020年2月のデジタル&ストリーミング月間チャートで1位を獲得しているのです。

と言ってもピンと来ないかもしれないので物凄くわかりやすい例を挙げると、これまでMelOnのデイリーチャートで最多1位を獲得しているのが「少女時代/Gee」の57回。「아무 노래 (Any Song)」はその少女時代に次ぐ52回のデイリーチャート1位を獲得。更に同チャートでは、その「少女時代/Gee」以来10年間出なかった週間チャート1位8回(タイ記録)まで達成するという大大大ヒットだった訳であります。
ちなみに和訳はこちらが最高なのでぜひ一度ご覧ください。

そんなZICOの最新作は当然期待されていた訳ですが、今回のタイトル曲「Summer Hate」にはなんとこの方がフィーチャリングで参加しており、リリース前から大きな注目を集めていました。


(ピ/RAIN)
チョン・ジホン(정지훈)
1982年6月25日(38歳)
大韓民国 🇰🇷  忠清南道瑞山市
185/O型
Sublime Artist Agency
TwitterInstagramFacebook
YouTubeTikTokVLIVE

そうです。“비”こと“Rain”こと“ピ”御大です。彼の経歴を事細かに書いていると壮大なボリュームになってしまうので、本当にザッと紹介させて頂きます。

ピ御大は1998年に「Fan Club」という6人グループでデビューしますが、鳴かず飛ばずで1999年に解散。その後“餅ゴリ”改め“キューブさん”ことパク・ジニョンに見出されJYPの練習生となり、2002年に1stアルバム「N001」でソロデビュー。タイトル曲「나쁜남자(悪い男)」と後続曲「안녕이란 말 대신(さよならの代わりに)」が立て続けにヒットしたことで、その年の年末地上波授賞式で新人賞を総なめにしました。

2004年にリリースされた3rdフルアルバム「It`s Raining」の同名タイトル曲では韓国国内のみならず、日本や中国をはじめとするアジアの国々でも大きな成果を上げ、その年の「KBS歌謡大賞」で大賞を受賞。

 

2005年には「It`s Raining」の日本盤を発売し、同年9月には日本武道館でもコンサートを行うなど、ここ日本でも多くの聴衆を魅了したのです。というかですね、当時の私は“Kポップ”(という言葉すらなかったはず)というものにほんの1mmたりとも興味がなかったにも関わらず、BOA大先生とこのピ御大の事は知っていたので、それだけ波及力があった存在だったとも言えます。

2006年以降は「올드보이(オールドボーイ)」や「친절한 금자씨(親切なクムジャさん)」などで知られるパク・チャヌクの監督作「싸이보그지만 괜찮아(サイボーグでも大丈夫)」で主演を務め、2008年には「マトリックス・シリーズ」のウォシャウスキー姉妹の「スピードレーサー」でハリウッドデビューも果たすなど、ミュージックシーンに留まらずあらゆる分野で活躍する国民的スターであります。

しかしそのピ御大も、ここ数年は2枚のシングルと1枚のEPをリリースしたのみ(内1枚は元SISTAR・ソユとのコラボ)で、最盛期は過ぎたと言わざるを得ない状況でしたが、それがなぜ今ブイブイ言わせているZICOにフィーチャリングする事になったのかという事には、とある出来事が影響しているように思います。それがこの曲。

これはピ御大が2017年にリリースしたミニアルバム「MY LIFE愛」のタイトル曲「깡(GANG)」をジェイ・パーク、Sik-K、pH-1、HAON君がカバーしたものです。この「GANG Official Remix」がチャートを席巻し、本家の「깡(GANG)」もチャートを逆走。MVは7月9日現在で約650万再生というヒットとなったのです。

実はこの「GANG Official Remix」がヒットに至る前には、「깡(GANG)」がSNS上でちょっとした話題になっていたという事もあるようですが、そちらに関してはこちらをお読み頂ければと思います。

まぁつまりジェイ・パークたちの「GANG Official Remix」で再び脚光を集める事となったピ御大を、ZICOがタイムリーに起用(というかお願い)したという事なのではないかと思います。

そしてそのピ御大を迎えた「Summer Hate」では「#AnysongChallenge」同様に「#summerhatechallenge」も行われています。

「RANDOM BOX」にはピ御大の他に私の大好きなBiBi氏もフィーチャリングで参加していますが、7月6日にはアルバム収録曲「만화영화 (Cartoon) 」のMVも公開されています。

ちなみにこの「만화영화 (Cartoon)」に出てくるカワイ子ちゃんは誰だ!?と思った方は私だけではないはずが、彼女はドラマ「人間レッスン」にも出演しているパク・ジュヒョン(박주현)という女優さんです。

さて、そんな「Summer Hate」や「만화영화 (Cartoon)」を観て、「RANDOM BOX」を聴いて思ったこと。それはZICOがすでにラッパーという枠を超えたポップスターになったのではないかという事です。
もちろんこれまでも大人気アーティストだった事は間違いないのですが、彼のプロデューサーとしての手腕や時代を読む力、多くの聴衆の心を掴む事の出来る作詞・作曲能力は、「아무 노래 (Any Song)」以降更に向上し、もしや曲がヒットする方程式を習得してしまったのではないかと思うほどです。

「아무 노래 (Any Song)」では「何の曲でもとりあえずかけろ 何でもいいから楽しいやつで 何でもいいから踊れ」と歌っていましたが、これからは「じゃあとりあえずZICOの曲で」となるのかもしれません。

最新情報をチェックしよう!