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【Jackson Wang】ジャクソン王【Pretty Please】

ため息が漏れるような曲との出会い。

それは、私のように四六時中Kポップを追いかけ、ほぼ毎日新曲を聴いている身であっても、そう多くはありません。

体感としては、月に一度あれば良い方でしょうか。年間を通してみれば数える程度でしょう。

トレンドを貪欲に追いかけ、グローバルな基準を持ったKポップという上質な音楽に、耳が肥え過ぎてしまったのかもしれません。

そんな贅沢に育った私の耳をつんざく瞬間は、黄砂に吹かれてやってきました。

ジャクソン
(잭슨)
王嘉爾 (Jackson Wang)
1994年3月28日(26歳)
174cm/63kg/O型
中国・香港
GOT7
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その漢の名はワン・ガイ・ジャクソン。GOT7のメインラッパーでありながら、中国でTEAM WANGという会社を設立し、ソロアーティストとしても特異な活躍を見せているJackson Wang(ジャクソン・ワン)です。

【Jackson Wang】臨・兵・闘・者・皆・陣・烈・ジャク・ソン【GOT7】

冒頭では、ため息の出るような曲との機会について触れましたが、前作にあたる3月20日にリリースされたシングル『100 Ways』も、その一つだったことを思い出します。

上記の記事でも触れていますが、ジャクソンは2017年から芸能活動の拠点を中国に移しており、このコロナ禍の影響もあり、GOT7の活動以外は韓国のメディアにもほとんど登場することはなくなりました。

一方で、TEAM WANGというプロジェクト化されたチームは、Kポップの持つ世界戦略と中国資本というバックボーンを背景に、世界中の様々なアーティストや企業とコラボし、これまでもハイクオリティな楽曲、MVを数多く完成させてきました。

それは新曲『Pretty Please』も例外ではなく、またまた超がつく大物と手を組んでいます。

Galantis
(ギャランティス)
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Galantisは、“Bloodshy”としても知られるChristian Karlsson(クリスチャン・カールソン)と、“Style of Eye”としても知られるLinus Eklöw(リナス・エクレイ)が組んだエレクトロ・ユニットです。

スウェーデン出身の2人は、それぞれが世界的なヒット曲を手掛けたプロデューサーとして知られており、そのユニットということでEDM界では常に注目を浴びる存在です。

Bloodshyが手掛けた楽曲として最も有名なのが、ブリちゃんことBritney Spears(ブリトニー・スピアーズ)の「Toxic」で2005年のグラミー賞で最優秀ダンス・レコーディング賞ほか、数々の賞を獲得しています。

Style of Eyeが手掛けた楽曲として有名なのがIcona Pop(アイコナ・ポップ)がCharli XCX(チャーリーXCX)をフィーチャリングに迎えた「I Love It」で、こちらも世界的な大ヒットとなりました。

年齢がバレてしまいますが私はこの2曲が自分のEDMにおけるマスターピース的な存在でして「Pretty Please」に、ため息が漏れるのもDNA的に納得といった感じです。

ギャランティスは、Bloodshyが組んでいるスウェーデンのインディー・バンド「Miike Snow(マイク・スノウ)」がリミックスをStyle of Eyeに依頼し、スタジオで時間を過ごすうちに意気投合したことで2012年に結成しました。

Galantisとして有名な曲も数多くありますが、代表的な楽曲として挙げるなら2016年にリリースされた「No Money」がYouTubeで1番の再生数(記事作成時5.6億回)を誇っており、ヨーロッパを中心に世界中でヒットしました。

MVにもペイントメイクとして登場し、アパレルモチーフにもなっているのはGalantisの公式キャラクターの「Seafox(シーフォックス)」です。猫とクラゲがモチーフとなった架空のキャラクターで、Galantisはファンのことを「Seafox Nation」と呼んでおり、まるでKポップアイドルとファンダムの関係性のようです。「Pretty Please」のコメント欄にもGalantisが「WELCOME TO SEAFOXNATION JACKSON!! 😁」とコメントし、トップに固定されています。

Jackson Wangは楽曲の素晴らしさもさることながら、MVも映画のようなストーリー性と映像美が特徴的なのですが、何と今回はジャクソン自身がメガホンを撮っていると言うことで、さらなる驚きを与えてくれています。

最近のジャクソンは、歳を重ねたと言うこともあってGOT7でバリバリやっていた頃のような若々しさは無くなってきましたが、代わりに渋さや艶など大人としての色香漂う、セクシーな漢になってきていると言うのはIGOT7(通称アガセ:GOT7のファンダム)も納得していただけるんではないでしょうか。

そして、なにより脱帽せざるを得ないのが、そのセンスです。呼んでくるプロデューサーやスタイリスト、コレオグラファー(振付師)に至るまで、TEAM WANGの長としてJackson Wangをプロデュースするワン・ガイ・ジャクソンとしての手腕は、最早アイドルグループの一員として誰かにプロデュースされるような器には収まっていないように思えます。

中国で確かな城を築くジャクソン王がプロデュースしたGOT7を見てみたいと思うのは私だけでしょうか。

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