11月18日12時(KST)、이달의 소녀(イダレソニョ/今月の少女/LOONA)が、3rdミニアルバム『12:00(Midnight)』の収録曲である「Star」のMVを公開しました。
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이달의 소녀(イダレソニョ) 今月の少女/LOONA/LOOΠΔ(様式化) |
![]() ビビ ヒジン キム・リプ ヨジン チェリ ゴ・ウォン チュウ |
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「Star」は10月19日にリリースされた『12:00(Midnight)』(タイトル曲「Why Not?」)のラストトラックで、同収録曲「목소리 (Voice)」の英語ver.であり、今月の少女がリリースした初の英語曲ということになります。
「Why Not?」に次ぐ、サブタイトル曲を「Star」という英語曲にしたのは明確な理由があります。
今月の少女、米ビルボード200にランクイン!中小事務所のガールズグループとしては史上初の快挙https://t.co/cTTYjYC8ud
— Kstyle (@Kstyle_news) November 3, 2020
それは今月の少女が海外で圧倒的な人気を誇っているからです。上記記事は米ビルボードのメインチャート「ビルボード200」にデビュー後、初めてランクインしたことを伝えるものです。BoA、少女時代、2NE1、TWICE、BLACKPINKに続くKポップ女性アーティストとしては6番目の記録だということで、いかに国内外で知名度の格差があるかがお分かりいただけるかと思います。
通常サブタイトル曲は長期のカムバックにおいて、後半の活動曲として設けられていることが多くMVが作成されることもまちまちですが、「Why Not?」が国内向け、「Star」が海外向けのタイトル曲として想定されているため、まるで2度目のカムバックかのごとく準備がなされ「B Side 2」と名付けらました。
Star 1st Concept Photo | |
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Star 2nd Concept Photo | |
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11月4日にはPLAYLISTの音楽専門チャンネルMUPLYで「Star」のアートフィルムを公開し、17日に「Star 1st Concept Photo」、MV公開当日(18日)の深夜12:00に「Star 2nd Concept Photo」を公開しました。
私は、SMの総括プロデューサーのイ・スマン(이수만)がプロデュースした以降のタイトル曲「So What」「Why Not?」には懐疑的な立場を示してきました。それは曲の好み云々の話ではなく、LOONAという特異なグループにおいて正しくないアプローチのように見えるからです。
しかしながらセールス的な苦境に立たされていたLOONAにとって、それがイ・スマン流のやり方(売れ方)であるなら、ある種仕方ないと腹を括っている部分もありました。
「Star」は完璧ではありません。しかしながらこれまでのタイトル曲「So What」「Why Not?」よりは、LOONAの息吹を感じていることも事実です。少しショックなのは、イ・スマンがLOONAを自分色にただ染め上げたのではなく、過去のLOONAと、現在の今月の少女というものの世界観をある程度理解した上で、区別しているということです。まぁイ・スマンともあろうものが、わかっていないはずもないんですが。
すごく些細なことのように思われるかもしれませんが、その曖昧さがなくなっていくことは過去のLOONAが幻想であることをより明らかにするものです。
過去のLOONAを愛する私にとってイ・スマンの手腕が憎むべき対象だという事は変わりません。しかし「Star」によって、イ・スマンの能力というものに少し期待が持てるようになったのも事実です。
少なくともイ・スマンの引き出しの中に“LOONA”らしさというものは残っており、それが今後の海外進出に向けて放たれていくのであれば……
最後は希望を込めて「Star」の一節から
Close to me
(もっと近くに来てほしい)
You are all of me
(あなたは私のすべて)