11月20日 (金)、7人組ボーイズグループ・BTS (방탄소년단/バンタンソニョンダン/防弾少年団)がスペシャルアルバム「BE (Deluxe Edition)」(タイトル曲「Life Goes On」)をリリースしました。
BTS (방탄소년단/バンタンソニョンダン/防弾少年団) |
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ジョングク/ジン/V/RM/ジミン SUGA/J-HOPE |
所属事務所:Big Hit Entertainment |
レーベル 🇰🇷 Big Hit Entertainment 🇺🇸 COLOMBIA 🇯🇵 UNIVERSAL MUSIC JAPAN |
ファンダム:ARMY(아미/アーミー) |
HP(BigHit) / HP(JP) |
Instagram / Twitter(公式) / Twitter(メンバー) facebook / YouTube / TikTok / VLIVE |
Twitter(JP) / YouTube (JP) |
Weibo(公式) / Weibo(メンバー) |
え、もう?現在進行形で前作「Dynamite」がまだブイブイ言わせてるのに?と思いましたが、アルバム単位では今年の2月にリリースされた4thフルアルバム「MAP OF THE SOUL:7」以来、約9ヶ月ぶりです。
もう私のTwitterだけ見ても、連日連夜「BTSBTSBTS」という文字が並び、その名を目にしない日はないくらいなので、久しぶり感は皆無です。なので「Dynamite」からすでに3ヶ月経過しているという事にも驚きなんですが、またしても彼らは驚くべき事をやってのけました。
なにを、という前に今回のアルバムの説明をしておきましょう。「BE (Deluxe Edition)」はカテゴリー的にミニアルバムに該当しますが、今回はメンバーが曲だけでなく構成やコンセプト、デザインなどアルバム制作全般に参加し、「Life Goes On」のMV監督をジョングクが務めた事などから自主制作的な作品となっている為、“スペシャルアルバム”になっているものと思われます。
作詞・作曲にはRM、 SUGA、 J-HOPE大先生の他、「GFRIEND/Apple」にも参加したPdoggや、TXTの楽曲に携わったRuuthとChris Jamesなどが名を連ねています。
アルバムには今年の新型コロナウイルス感染拡大によって受けた影響を踏まえ、「予告もなしにある日突然、世界が止まったような気がする。けれども私たちはずっと前に進まなければならない。冬が過ぎれば間違いなく春が来るように。人生は続くから」というメッセージが込められており、ジンは「今回のアルバムを通じて多くの人が癒されることを願っている」とコメントしています。ただ、個人的には「Dynamite」からほとんど間髪入れずにリリースされたスパンを踏まえると、日を追う毎に人気を拡大し続け、今や「世界のBTS」となった彼らが、共に歩み、グループを支え続けてくれているARMY(ファンダム)に対し、「BE(ある、存在する)=BTSはARMYがいるからこそ」という想いが反映されているようにも感じます。それは日常の風景を切り取った「Life Goes On」のMVや、リリース翌日に公開された「Life Goes On’ Official MV : on my pillow」などからも、「僕たちは昔も今も変わらないから安心して欲しい」と語りかけているように思うからです。
そんな「Life Goes On」はアメリカ音楽界の3大音楽授賞式「2020 AMAs (アメリカン・ミュージック・アワーズ)」で初披露されましたが、同賞では「Favorite Duo/Group」部門と「Favorite Social Artist」部門で2冠を達成。
この「Favorite Social Artist」部門での受賞は、昨年に続き韓国のアーティストとして史上初の2年連続受賞という快挙を成し遂げましたが、冒頭に書いた「またしても彼らは驚くべき事をやってのけた」というのはこの事ではありません。
なんと「AMAs」「ビルボード・ミュージック・アワーズ」と共に3大音楽授賞式に挙げられる「第63回グラミー賞」で「Best Pop Duo/Group Performance部門」にノミネートされたのです。
グラミー賞(Grammy Awards)とは… the Recording Academyが主催する音楽賞。テレビにおけるエミー賞、舞台におけるトニー賞、映画におけるアカデミー賞と同列に扱われ、ファン投票の結果をもとに授賞する「AMAs」、ビルボードチャートの成績などに基づく「ビルボード・ミュージック・アワーズ」とは異なり、仲間のミュージシャンたちから多くの支持を受けて候補に指名される事から、今日世界で最も権威ある音楽賞のひとつとみなされている。 |
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これまで数々の栄冠を獲得し、あらゆる記録を塗り替えてきたBTSですが、「第61回グラミー賞」の「Best Recording Package」にノミネートされたことはあるものの、グループ自身がグラミーへノミネートされるのは初。2018年に米人気トーク番組「The Tonight Show Starring Jimmy Fallon」に出演した際、司会のジミー・ファロンから「今後の夢や成し遂げたいことは?」という質問に「グラミーに出たい」とSUGAが答えてから2年。
この年月は“僅か”とも言えますし、“ついに”とも言えますが、個人的には前者であるような気がします。それほどここ数年の活躍は…と今さら私が言う事ではないと思いつつ、とはいえ彼らにとっては後者なのでしょう。それを物語るのが以下です。
Ohmmmmmmyyyyyyyyggghghhhhhhhgggggggggdhdhsjsixudbslsogbdsisgshdbxidjdbdidhdifjfiri#GRAMMYs #BTS pic.twitter.com/6CWkSPoR6W
— 방탄소년단 (@BTS_twt) November 24, 2020
💜💜 @RecordingAcad 💜💜
💜💜ARMY, we did it !!!💜💜 https://t.co/C3M9XmY2zA— 방탄소년단 (@BTS_twt) November 25, 2020
このノミネートに関し、RMは「実はビルボードチャート1位は期待していたけれど、グラミーは本当にパン・シヒョクプロデューサーが言うように、『これは自分の領域を離れている』『自分でもわからない』だった」と語っており相当な驚きだった事がわかりますし、Twitterに書かれた「ARMY, we did it !!!」からもその喜びが伝わってきます。
ただ、「MAP OF THE SOUL : 7」が2020年上半期にアメリカで最も売れたアルバムであり、50万枚以上売れた唯一のアルバムでもあった事から、グラミー主要4部門のうちの一つ「Album of the Year」へのノミネートじゃないんかい!なんで?ねぇちょっとグラミーの人!と思わずにはいられませんが、まぁなんにしてもとんでもない事に変わりはありません。
発表は日本時間の2021年2月1日(現地時間1月31日)!
がんばれBTS!!
そしてまずはおめでとう、ARMY!!