12月1日、RBW所属の6人組ボーイズグループONEUSが、1stデジタルシングル『뿌셔 (BBUSYEO)』をリリース、MVを公開しました!
![]() (ワナス/원어스:ウォノス) |
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『뿌셔 (BBUSYEO)』は、ONEUS初となるデジタルシングルで、前作は8月19日にリリースされた4thミニアルバム『LIVED』タイトル曲「TO BE OR NOT TO BE」にあたります。
これまでのONEUSといえば、ダークな世界観とストーリー性、ステージではアクロバティックなダンスが特徴的なグループでした。
2020年4月30日〜6月18日にMnetで放送された「Road to Kingdom(로드 투 킹덤/ロード・トゥ・キンドム)」(通称:ロトゥキン)へ出場でも、そのポテンシャルを遺憾無く発揮し、前作『LIVED』では、そのイメージにさらに拡がりをもたらすような新章の幕開けとなりました。
しかし、どうしたということでしょう。
『뿌셔 (BBUSYEO)』では、これまで全くとは言いませんが、ONEUSがあまり披露して来なかった、いわゆるアイドル然とした明るく軽快な姿となりました。
では、もう一つの売り、アクロバティックなダンスはどうなったのでしょうか。
エネルギッシュで激しい点では共通していますが、アクロバティックな見せ場はありません。強いていうなら、ファンウンをセンターにしている点など3rdミニアルバム『FLY WITH US』のタイトル曲「가자 (LIT)」が近いかもしれません。
スタッフが変わったのかな。と思い調べてみましたが…
뿌셔 (BBUSYEO) | |
作詞 | イ・サンホ(RBW)/ソ・ヨンベ(RBW)/Inner child(Monotree)/RAVN/イド |
作曲 | イ・サンホ(RBW)/ソ・ヨンベ(RBW)、Inner child(Monotree) |
編曲 | イ・サンホ(RBW) /ソ・ヨンベ(RBW) |
いつものメンバーでした。イ・サンホ、Inner child(Monotree)、RAVNの3名は「가자 (LIT)」の制作にも参加しています。MVを制作しているのもZANYBROSというRBW御用達の制作会社で、こちらもいつもと変わらずです。
方向性が変わるのは全然構わないのですが、個人的には『LIVED』で示した方向性の行方が気になってしまいます。ちなみに『LIVED』はセールス・チャートともに好調でONEUS最高の売り上げを誇っているので、消したい過去などというわけではありません。悪しからず。
『뿌셔 (BBUSYEO)』は、恋に落ちた困難な感情を“뿌셔(プショ)”という言葉で表現したファンキーポップジャンルの清涼感あふれる明るい曲です。サビの「다 다 다 다 다 〜 뿌셔(タッタッタッタッタ 〜 プショ)」というリズミカルな歌詞が印象的です。
“뿌셔(プショ)”は“부수다(プスダ=壊す)”から来た造語で「砕く」という意味があります。
韓国にはSHINeeがCMキャラクターも務めていた「뿌셔뿌셔(プショプショ)」という叩いて砕いてから食べるスナック菓子があります。そのことから「ぐしゃぐしゃ」と意訳してもいいかもしれません。
最初は今までのONEUSのイメージを“壊す”ってことかなぁぐらいに思ってたんですが…
『뿌셔 (BBUSYEO)』は、初めてのデジタルシングルということもあり、デビューから支えてくれたTO MOON(ファンダム)に対する休憩=3時のおやつ的な意味合いとしてのリリースだった。
というこじつけで、いかがでしょ。