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【BOBBY (iKON)】BとBの2021【U MAD】

アイドルラッパー。

それはアイドルグループにおいてラップポジションを担当するメンバーを指し、デビューが決まった時から始めたというコも少なくありません。なのでこの“アイドルラッパー”という呼称は、主にヒップホップガチ勢などからそのお飾り的なスキルを揶揄する言葉として使われる事の方が多い印象です。というのも、Kポップアイドル好きならば、わざわざ“アイドルラッパー”とは呼ばず、「ラッパーの誰々」「ラップポジションの誰々」と呼ぶからです。

一方で確かなスキルをもったメンバーも確実に存在します。まずは元々デビュー前にアンダーグラウンドで活動していたZICOやBTSのRM、EXIDのLEなどが挙げられるでしょう。
そして自らの実力を推し量るべく、プロアマ問わずガチのラッパーたちがしのぎを削るヒップホップサバイバル番組・SHOW ME THE MONEY(以下SMTM)に参加したVIXXのラビ、WINNER・ミノ、SEVENTTEN・バーノン、MONSTA X・ジュホン、Stray Kids・チャンビン、PENTAGON・ウソクといったメンバーもいます。
そんな中、そのSMTMで数多いるガチラッパーを蹴散らし、見事優勝を果たした“アイドルラッパー”がいます。

BOBBY
(바비/バビ)
キム・ジウォン(김지원/Kim Ji-won)
1995年12月21日
大韓民国 🇰🇷 ソウル特別市西大門区延喜洞
176cm/O型
所属事務所:YG Entertainment
所属グループ:iKON
メインラッパー、サブボーカル
Instagram 

BOBBYは言わずと知れたiKONのメインラッパーですが、YG Entertainment主催でWINNERがデビューしたサバイバル番組「WIN:Who is Next?」で敗れたあと、後にiKONでリーダーを努めるB.I(2019年脱退)と共にSMTM・シーズン3に出場します。

BOBBYはまだデビュー前とはいえ「WIN:Who is Next?」で顔が知られていた為、他の出場者からは「アイドル風情が」という反感の目で見られます。しかしいざサバイバルが始まると周囲の予想に反し、新人アンダーグラウンドラッパーであるIRON、国内最高のフリースタイルラッパー・Olltii、ラップスター・Vascoといった実力派たちを撃破し、最終的に優勝の座を勝ち取ったのです。

ラッパーを評価する時に用いられる主な要素として「リリック」(歌詞:何が言われているか)、「フロウ」(リズム、韻)、「デリバリー」(話し方、声調)という3つがありますが、BOBBYはその3つを兼ね備えているだけでなく、アイドルに必要な「表現力」という武器もあります。つまりアイドルになるべく培ってきたものが彼のラップスキルに上乗せされ、SMTMでの活躍に繋がったと見て良いでしょう。更には、メンターだったDok2から荒い発声と落ちる呼吸をカバーする為に高速ラップをするようアドバイスされた時も見事に適応し決勝まで駒を進めたという経緯もあり、それまであった“アイドルラッパー”という色眼鏡を鮮やかに払拭してみせたのです。

そんなBOBBYはiKONでの活動以外でもEPIK HIGHやAKMU(楽童ミュージシャン)のイ・スヒョン、イ・ハイ、PSYといったアーティストの楽曲にフィーチャリングで参加し、BOBBYが優勝した翌シーズンのSMTMで準優勝を果たしたWINNER・ミノとは2016年にMOBBというユニットで「The MOBB」というシングルをリリースしています。

単独では2017年9月14日に1stフルアルバム「LOVE AND FALL」(タイトル曲「사랑해」「RUNAWAY」)をリリースし、iKONだけでなく2014年にデビューしたWINNERも含めた2つのグループの中で最初にソロデビューを果たしたメンバーとなったのです。

1月25日(月)、その「LOVE AND FALL」以来、3年4ヶ月ぶりにリリースされた2ndフルアルバムが「LUCKY MAN」で、BOBBYはタイトル曲「U MAD」を含めた全17曲(内4つはSKIT)中13曲の作詞・作曲に参加しただけでなくプロデューサーという役割も務め、アルバムにはiKONメンバーであるジュネとDKも参加しています。

このアルバムのリリースに際して気になったのが、共にSMTMに出場した盟友でありながら2019年にiKONを脱退しているB.Iが、1月18日にリリースされたEPIK HIGHのアルバム「Epik High Is Here 上」収録曲に参加し、Kポップシーンに復帰したというタイミングです。

【EPIK HIGH】復活のシナリオ【Epik High Is Here 上】

YGの前代表だったヤン・ヒョンソクは当時、2019年半ばにBOBBYとB.Iによるヒップホップアルバムを発売する予定だと語っていましたが、B.Iの脱退により白紙になってしまったという過去があります。
一方でBOBBYはB.Iがグループを去った後も、B.Iの誕生日に自身のインスタで祝福のメッセージを送っているほどなので、もしかしたら今回も何らかのやりとりがあったのかもしれません。もちろん単なる偶然という事もありますが、個人的にはBOBBYがアルバムリリースをB.Iの復帰に合わせたと考えた方が面白いのではないかと思っています。

 

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さて、そのBOBBYが所属するiKONは約1年カムバがありませんが、4月からの放送が決定したMnetの番組「Kingdom」へ参加する見通しだというニュースが流れてきました。

共にしばらく活動のなかったiKONと元メンバーのB.I。その両者が今年再び動き出そうとしています。
私個人としては、世間的な事を考慮すればそれはないだろうと思いつつ、「Kingdom」にiKONが出場した際、何らかの形でB.Iが絡んでくれる事を少し期待しています。
今回のタイトル曲にある「MAD」は「気が狂った、バカげている」という意味ですが、もし前記した両者のリリース日が離れていればそんな妄想じみた考えには至らなかったかもしれません。
果たしてそのバカげた妄想は妄想のまま終わるのか。
2021年のBOBBYとB.I、そしてiKONの動向に要注目です。

 

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