単独の記事としては取り上げられなかったヒップホップ、R&B、そしてその他のポップスなどをまとめてお届けする不定期企画「見逃してごめんね:R&B・Hip Hop・POPs特集」。
今回は2021年2月です。過去記事は以下。
2019年12月&2020年1月 | 2020年2月&2020年3月 |
2020年4月 | 2020年5月 |
2020年6月&2020年7月 | 2020年8月:Part.1 |
2020年8月:Part.2 | 2020年9月&10月 |
2020年11月:Part.1 | 2020年11月:Part.2 |
2020年12月&2021年1月 | – |
Leellamarz/HAVE A GOOD TRIP 2月1日 |
1月1日にリリースされたフルアルバム「[L]」に「FIRST TRIP」「777 (Feat. CAMO)」「않아」「HAVE A GOOD TRIP」という4曲が加えられた、ヒップホップシーンでは珍しいリパケ「[L] [DELUXE]」のタイトル曲。 アルバムは「777 (Feat. CAMO)」「너무해 (Feat. JUSTHIS)」「않아」もタイトル曲になっており、リリース後は「FLASH BACK」「BAD TRIP」「너무해 (Feat. JUSTHIS)」のOfficial Visualizerが順次公開されている。 |
youra/미미 (MIMI) 2月2日 |
문화인(文化人)に所属するシンガーソングライター・youraがリリースした初のミニアルバム「GAUSSIAN」タイトル曲。収録されている6曲全てにyoura自身が作詞・作曲で参加しており、「미미 (MIMI)」にはCRAFT AND JUNのプロデューサーでヒップホップクルー・WYBH(宇宙飛行)のメンバーでもあるCosmic Boyが作曲・編曲を手掛けている。なお、2020年12月23日にリリースされ、Heizeがフィーチャリングで参加した「하양」も先行シングルとして収録されている。 |
Homies/절대 prod. Kidstone 2月14日 |
Yng&Rich Recordsに所属する3人組ヒップホップグループ・호미들(Homies)がリリースした3rdシングル。メンバーはLouie(チェ・カンミン/채강민)、Chin(アン・サンジン/안상진)、CK(チョ・ガンヒ/조강희)の3人で、デビューは2019年11月15日にリリースされたミニアルバム「BFAM(Brother from another mom)」(タイトル曲「REMEMBER」)。今年の2月27日に開催されたKorean Hiphop Awards 2021では「今年の新人アーティスト」を受賞している。 |
Huh!/uh-uh Feat. Kid Milli, Gaeko 2月22日 |
昨年10月から12月にかけてMnetで放送されたSHOW ME THE MONEY9で注目を浴びたHuh!(ホ・ソンヒョン/허성현)がリリースしたメジャーデビューシングル。2019年10月15日にインディーズラッパーとしてシングル「1번」をしており、当時はRose de pennyというアーティスト名を使用していた。2021年2月18日にAmoeba Cultureに加入し、アーティスト名をHuh!に変更している。 |
BIG Naughty/Joker Feat. JAMIE |
2019年にMnetで放送されたSHOW ME THE MONEY8で3位という成績を残したBIG Naughty(ソ・ドンヒョン/서동현)がリリースした初のミニアルバム「Bucket List」タイトル曲。SMTMには本名で出場していたが、番組終了後にH1GHR MUSICに加入。以降は現在のアーティスト名を名乗っている。2019年11月21日にリリースされた「出発点Remix」でデビュー。今回のアルバムにはフィーチャリング勢にJAMIEの他WonsteinやPaloalto、Coogie、GSoulが参加し、プロデューサー陣にはCosmic Boy、PEEJAY、GRAY、DPR CREAMたちが名を連ねている。 |
パク・ムンチ x Young K of DAY6 /What a Wonderful Word 2月28日 |
今や天才プロデューサーとの呼び声も高く、レトロコンセプトの4人組中古新人ガールグループ・CSVCとしても活動し、1990年代〜2000年代初めにリリースされ、今も愛される名曲を現代を代表するアーティストたちがカバーする共同企画「Rewind:Blossom」にも参加したパク・ムンチがDAY6のYoung Kとコラボした楽曲。パク・ムンチは楽曲のプロデュースだけでなく、作詞・作曲・編曲、そしてピアノ、シンセ、ベース、ドラムの演奏まで手掛けている。 |
という6曲でした。R&Bとポップスが各1曲、あとはヒップホップでしたね。女性アーティストも2人だったので、次回はジャンル、男女比のバランスがもう少しうまい具合に取れるとより良いのですが。とはいえ良かった曲、気になる曲を基準に選曲しているのでこの辺りはなんともという感じでもあります。
そんな感じでまた次回お会いしましょう。