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【ITZY】ガールクラッシュのオーバードーズ【マ.フィ.ア.In the morning】

4月30日午後1時(KST)、ITZYが4thミニアルバム『GUESS WHO』をリリース、タイトル曲「마.피.아. (マ・フィ・ア.)In the morning」のMVを公開しました!

ITZY
(있지/イッジ)

リア イェジ ユナ(上) チェリョン(下) リュジン
JYP Entertainment
JYP Fan’s
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GUESS WHO』は、2020年8月17日にリリースされた『Not Shy』以来となるミニアルバムで、約9ヶ月ぶりのカムバックということになります。

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ITZYはその間、世界デビューとなる英語アルバム『Not Shy(English Ver.)』(2021年1月21日)、デジタルシングルのファンソング『믿지 (MIDZY)』(2021年3月20日)というイレギュラーな二枚をリリースしており、『GUESS WHO』は、久々に戻ってきたITZYのメインストリームということになります。

ブランクを経てリリースされた「마.피.아. (マ・フィ・ア.)In the morning」は、JYP代表でお馴染みのパク・ジニョンが手がけた曲で、韓国版人狼である「マフィアゲーム」がモチーフとなっています。

「マフィアゲーム」には、人狼と同じくマフィアが殺戮を行う「夜」と、マフィアをあぶり出す「昼」のターンがあり“In the morning”には、白日の元に晒される「ついに避けられない朝」という意味が含まれており、楽曲には自分の感情をベールに隠したまま近づいて、愛する相手の心を奪うというメッセージが込められています。

TEASERやMVは、マフィアゲームのターンである「昼」と「夜」がモチーフとなっており、フィジカル(CD)ではDAY&NIGHT VER.を加えた3パターンが用意されています。

TEASER IMAGE NIGHT VER.
TEASER IMAGE DAY VER.

アルバムタイトルの『GUESS WHO』は、“誰だと思う?”や、後ろから目隠しした時の常套句“だーれだ?”という使われる言葉で、こちらも「マフィアゲーム」に対するものから来ていると思われます。

アルバム『GUESS WHO』には「마.피.아. (マ・フィ・ア.)In the morning」のほか、高いところに向かって進み人々を熱狂させ、より多彩な姿を見せる準備が終わったというメッセージを盛り込んだ「Sorry Not Sorry」、中毒性溢れるサウンドとストレートな警告を盛り込んだ「KIDDING ME」、アメリカ西部の音楽を連想させるサウンドで、外見は気難しそうに見えるが、よく知ってみるとソフトな感情を持つ人をサボテンに例えた「Wild Wild West」、曖昧な相手の心を誘惑する魔法の呪文のようなメッセージが込められた「SHOOT!」、爽やかでときめく感情をテニスのラリーに例えて表現した「TENNIS(0:0)」が収録されています。

リリースと同時に配信されたショーケースでは「마.피.아. (マ・フィ・ア.)In the morning」とともに収録曲「Sorry Not Sorry」のパフォーマンスが披露されました。

ITZYはデビューから「DALLA DALLA」「ICY」「WANNABE」と、三部作とも言えるような構成で“新世代のガールクラッシュ”とも呼べるITZYカラーを世間に定着させ、そのカリスマ性で爆発的な人気を獲得しました。続く「Not Shy」では、そこにダーティな印象を加えることで、よりクールな進化を遂げて見せました。

마.피.아. (マ・フィ・ア.)In the morning」は、それまでにあった少女性やあどけなさが完全に排除されており、“悪”という部分が強調されました。楽曲の方もハードなヒップホップ がベースとなっており、ガールクラッシュとしての純度が高まった分、大衆性(キャッチーさ)が大きく失われた印象です。

成長曲線としての方向性は正しいように思いますが、海外志向に傾きすぎた感があるのは否めません。これでは先駆けであるBLACKPINKの亜種という烙印を押されかねないかと心配になってしまうのも正直なところです。

ITZYが提供していたのは“ITZYらしいガールクラッシュ”で、そこには「新世代」としての溌剌さやフレッシュさが欠かせないように思えます。もちろん、これは私個人の感想で、MIDZY(ファン)や海外のKポップ好きとは一致しないかもしれません。

GUESS WHO』での成否は、本気で海外進出を狙っているITZYならびにJYPの、これからの指針に影響することでしょう。

ITZYは、果たして世界に近づいたのか?今後のチャートやMVの再生数から様子を見てみようと思います。

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