ALL YOU NEED IS KPOP!

【GWSN】仄暗い公園【Like It Hot】

5月26日、公園少女が5thミニアルバム『THE OTHER SIDE OF THE MOON』をリリースし、タイトル曲「Like It Hot」のMVを公開しました!

公園少女
공원소녀/コウォンソニョ
(Girls In The Park)
ミヤ/ソリョン/レナ/ミンジュ/アン/ソソ/ソギョン
The WAVE Music
Instagram Twitter Facebook weibo YouTube VLIVE

【GWSN】バズーカ公園マトリックス【The Keys】

公園少女の前作は2020年4月28日の4thミニアルバム『the keys』(タイトル曲「BAZOOKA!」)で、なんと1年1ヶ月ぶりのカムバックということになります。

『the keys』は、デビューから続いた三部作“夜の公園”シリーズの後にリリースされた、新章突入を意味するミニアルバムでした。そこから長い期間が開いてしまった理由の一つとして、所属事務所の事情というものが考えられます。

今回のカムバック前、公園少女の所属事務所が「KIWI MEDIA GROUP」から「The WAVE MUSIC」へと変更されました。

これは公園少女が事務所を移籍をしたわけではなく「KIWI MEDIA GROUP」が3月末にドラマ、映画制作配給などのKコンテンツ専門企業である「ASCENDIO(アセンディオ)」に社名を変更したことによるもので、公園少女だけが所属する事務所として「The WAVE MUSIC」が設立されました。

社名変更の理由としては「KIWI MEDIA GROUP」の経営難と言われていますが、公園少女自体も、新型コロナの影響で接触イベントが無くなったことで資金難に直面しているという噂があります。

長過ぎる空白期間はそれを証明するものでもありますが、その代わりに朗報も運んできました。

2020年1月17日から健康上の理由で活動を休止していた台湾出身のソソが帰ってきたのです。

ソソはデビュー前から足首に負傷を抱えており、それが悪化したために心理的な不安も高まり、台湾の自宅で療養していました。それに加え新型コロナの影響もあり、合流が遅れていましたが今回のカムバックから見事復帰を果たしました。

そんな完全体となった『THE OTHER SIDE OF THE MOON』は、月の裏側で出会った別の公園少女を内面を表す“君”として、現実の狭間で揺れ動く“私”がテーマとなっています。

本アルバムは『the Keys』に引き続き、ミヤがアートワークに参加しておりデザインを手がけているのですが、楽曲面でも多くのメンバーの参加がみられるアルバムとなりました。ちなみに公園少女のメンバーがこれまで楽曲制作に携わったことはなく、今回が新たな試みとなります。

メインボーカルであるソリョンとマンネでセンターのレナは収録曲「I Can’t Breathe」「Starry Night」、レナは一人でも「I Sing (lalala)」の作詞に参加していますが、この曲はK-POPでは大変珍しくラップパートに日本語が使用されています。そのパートは当然日本人メンバーであるミヤが歌っているのですが、作詞(ラップメイキング)でクレジットされていないのが不思議な点です。他に作詞にクレジットされているNody CikaとこのアルバムのプロデューサーであるSWIN LEEが日本語に堪能であるかは不明です。

またタイトル曲「Like It Hot」は、メンバーの意見が多く反映されているそうで、曲やアルバムの紹介文はリーダーであるソリョンが手がけています。作曲と編曲にはIUの「Celebrity」、OH MY GIRLの「Dolphin」「DUN DUN DANCE」などを手掛けたヒットメーカーのライアン・チョンが参加しています。

メンバーが作詞や作曲に参加することは今日では珍しくなくなってきましたが、アートワークや紹介文まで手がけているのは非常に珍しいケースだと言えます。

『THE OTHER SIDE OF THE MOON』は、アメリカ、イギリス、カナダのiTunes K-POPアルバムチャート(27日)で1位を獲得しました。アメリカのiTunes K-POPアルバムチャートの1位は『the keys』でも獲得していましたが、今回はさらに地域が拡大した模様です。

好調な音源チャートとは裏腹に、これまで2000万再生を超えてきていたMVが、公開から1週間近く経っているのに何故か100万再生ほどしか回っていません。

個人的には、「Like It Hot」のサビで被さるハウス的なドラムのビートが心地よく、作曲家やプロデューサーが変わっても公園少女らしさは失われていなように感じられました。アルバムも全体を通して聞くと流れが素晴らしく、さすがグループのことをよく理解しているメンバーの意見を反映させたアルバムだなという印象です。それだけにMVだけ再生回数が落ち込んでいるのが不思議でなりません。

今回のカムバックは当初20日の予定でした、それがなんの声明もなく26日に変更されました。社名変更の件といい公園少女に暗雲が立ち込めているのは確かです。それを反映してか、今回のアルバムのテーマもこれまでの公園少女になかった仄暗いものとなっていますが、MVの再生回数が、その空気を後押しするものでないことを願います。

公園少女が露頭に迷い、それこそ公園生活なんてシャレになりません。次のカムバックこそは、晴れ晴れとした公園で出会いたいものです。

最新情報をチェックしよう!