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【STAYC】誰が支持してるのかって話【STEREOTYPE】

9月6日、2020年の後半に突如現れた超新星ガールズグループSTAYCが、1stミニアルバムSTEREOTYPEでカムバック!同名タイトル曲のMVを公開しました!

STAYC
(ステイシー / 스테이씨)
ユン スミン ジェイ アイサ シウン セウン
High up Entertainment
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【STAYC】“ふみふみダンス”踊ってみた【ASAP】

STAYCの前作は4月8日にリリースされた、2ndシングルアルバム『STAYDOOM』(タイトル曲「ASAP」)で5ヶ月ぶりのカムバック、そして今作がデビュー以来初のミニアルバムということになります。

2020年はコロナ禍という過酷な状況下にありつつも、多くの有望株がデビューを果たしました。本質的に“豊作”であったかどうかは、それらが今後活躍してくかにかかっているとはいえ、その一部を羅列するだけで納得度は高くなるはずです。

新人賞を総なめにしたSTARSHIPのCRAVITY、ヨジャで新人賞を総なめにしたWeeekly、ポストBTS、HYBEのENHYPEN、インドネシアで爆発的な指示を受けるSECRET NUMBER、YGの隠し球で日本人が4人もいるTREASURE、そしてSMの未来を担うaespaという豪華な面々です。他にもWEiwoo!ah!、GHOST9、LUNASOLAR、MCND、DRIPPIN、P1Harmony、Bling BlingPURPLE KiSSなどなど、すでに順調とは言えないグループも幾つかいますが、枚挙にいとまがないとはこのことです。

STAYCは2020年11月12日いわゆる後半にデビューした組ということで2020年デビュー組に与えられる新人賞は受賞しておらず、そのことからなんか人気あるけど特に印象的ではないという人もいるかもしれません。

その“なんか”という曖昧さを、はっきりとさせる要素が“音源・音盤”の成績の良さです。

デビューシングルである『Star To A Young Culture』(タイトル曲「SO BAD」)は初動で1万枚を突破し、中小規模の事務所からデビューしたグループとしては異例の売り上げを記録しました。続く『STAYDOM』では、それを遥かに上回る初動売上3.5万枚を記録し、タイトル曲の「ASAP」はいまだに音源チャートで上位をキープし続けているのです。MVでは「SO BAD」の総再生は3000万回、「ASAP」は4000万回を突破しています。

その甲斐もあり5月27日には「2021ブランド顧客ロイヤリティ大賞」に新人女性アイドルブランドとして選定されました。

これはアメリカの10大ブランド評価機関であるブランド・キー(Brand Keys)と韓国消費者フォーラムが韓国のブランドのロイヤリティを調査し、社会と大衆文化に最も影響力のある各部門の1位ブランドを発表する韓国最大規模のイベントで、現在のところSTAYCが唯一受賞しているものということになります。

STAYC(스테이씨) ‘색안경 (STEREOTYPE)’ Dance Practice

そんなSTAYCの新しいタイトル曲「색안경 (STEREOTYPE)」は、STAYCがデビューする前から準備されていた曲で、作曲家でプロデューサーを務めるブラック・アイド・ピルスン曰く「歌手とは、メッセージを伝える職業だと思います。しかし当時、STAYCはデビューしたばかりの新人だったし、「色眼鏡で見ないでください」という社会的なメッセージを込めた音楽を伝えるには、影響力が足りないと思いました。なので今がびったりの時期だと思って、2年越しに「STEREOTYPE」を公開することになりました」と語っています。ちなみに原題の“색안경(セガンギョン)”とはサングラスという意味で、日本と同じく「色眼鏡で見る」という意味が含まれています。

またタイトル曲と過去作の違いとしては「「SO BAD」は新人であるSTAYCの華やかで堂々としたエネルギーが“ある重要なスタート”を知らせる曲で、「ASAP」は彼女たちだけの“ティーンフレッシュ”ジャンルの始まりを知らせる楽曲でした。「STEREOTYPE」は、STAYCというチームを構想する頃から念頭に置いた「健康で思慮深いグループを作ってみよう」という趣旨に最も近い音楽だと思います。ありふれたラブソングではなく、時代的な共感を引き出して、感動を与えられる音楽になれば嬉しいです」と語っています。

STAYC(스테이씨) [STEREOTYPE] Preview #2 Highlight Medley

アルバムには他に、悲しくて寂しい別れの感性を夢幻的なムードで表現したコンテンポラリーR&Bジャンルのナンバーの「I’ll BE THERE」、溌溂としたトロピカルサウンドとSTAYCの洗練したボーカルが調和をなしたトロピカルハウスジャンルの楽曲「SLOW DOWN」、グルーヴィーなビートとクセになるメロディ、そして“ティーンフレッシュ”を込めたレトロ感性の曲「COMPLEX」など4曲が収録されています。

STAYC(스테이씨) [STEREOTYPE] Concept Trailer

“ティーンフレッシュ”とはSTAYCのテーマで「ティーンエイジャー(Teenager)」と「フレッシュ(Fresh)」を組み合わせた造語です。STAYCのアイデンティティである「ヘルシー(Healthy)」をもっと直観的に表現する言葉として採用されています。

STAYCは今回のカムバックで「音楽番組の1位」という、現実的な目標を設定しました。

MVはすでに1000万再生(公式+1theK)を突破し、Bugs!のリアルタイムとデイリーチャートでは1位を記録しました。音盤の方も前回は初動(初の週)で記録した35,000枚を、今回はなんと初日で突破したようで、順調な滑り出しを見せています。テレビでの活動は9月10日のKBS『MUSIC BANK』からですが、目標の初1位も早々に達成しそうな勢いです。

STAYCの人気を裏付けるものとして、一つ面白いデータがあります。

それはファン層です。STAYCのファンダムはSWITH(스윗:スイート)といい、2020年12月31日にデビュー間も無く公開されました。注目すべきはその男女比で女性アイドルとしては非常に珍しく7(女):3(男)と言われています。これは女性ファンが多いことで有名なRed Velvet(Reveluv)、MAMAMOO(MOOMOO)などに似た比率だということです。しかも一般的な認知を大きく広げた「ASAP」リリース前は9:1だったという極端な数字も出ています。

女性の支持を得ることは特赦な魅力をもったグループであることの裏付けですし、バックにはその魅力を明確に伝えられる敏腕作曲家ブラック・アイド・ピルスンが付いています。STAYCが所属するHigh Upはそのピルスンが設立した事務所であり、そのピルスンの意図を忖度なく、スピーディーに実現できる環境に不安要素は見当たりません。

ピルスンは今回のカムバックのインタビューに際し、最後に達成したい目標を聞かれ、こんな言葉で締めくくりました。

「数値的な成功ではなく、誰からも認められる成果を達成してほしいです」

STAYCが新人賞という枠を飛び越え、TWICEやBLACKPINKという人気グループに肩を並べる日は、そう遠くないのかも知れません。

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