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【Weki Meki】アイドル人生の分岐点【Siesta】

11月18日、Weki Mekiが5thミニアルバム『I AM ME.』、タイトル曲「Siesta」でカムバックしました!

Weki Meki
(위키미키/ウィキミキ)

ユジョン エリー ルーシー スヨン リナ セイ ルア ドヨン

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『I AM ME.』および「Siesta」は、2020年10月8日の4thミニアルバム『NEW RULES』以来となる久しぶりのカムバックで、なんとデビュー以来最長の空白期間で1年1ヶ月ぶりのリリースということになります。

【Weki Meki】ガール・スピリットの向こう側【COOL】

2017年8月8日にデビューした8人組のガールズグループWeki Mekiは1年1か月の間にデビュー5年目を迎え、メンバー全員が韓国年齢で20歳となりました。

光陰矢の如し、時は金なりの韓国アイドル業界において、グループとしての立ち位置も定まりつつあるWeki Mekiにとって、この空白期間は将来のためのモラトリアム(猶予期間)であり、『I AM ME.』には、その未来をいい意味で定まらないものにしようという意気込みが現れています。

「私は私」を意味するアルバム『I AM ME.』の紹介には、“歌手としての「私」だけでなく、20代の「私」についての話”という意味が込められており“新しい転換期”となると記されています。

タイトル曲「Siesta」はスペイン語で“昼寝”を意味しており、エレクトロニックとディープハウスの要素を取り入れたポップジャンルの楽曲です。OH MY GIRLの「Dun Dun Dance」、TWICEの「The Feels」などヒット曲を手がけた作曲家Anna Timgren、Harold Philipponが手がけています。

歌詞ではユジョンが歌う「언젠가 이 어둠도 끝이 날 걸 아니까(いつかこの闇も終わることを知っているから)걱정은 저 하늘에 날려(心配はあの空に飛んで)」という箇所が印象的で、長い昼がもっと輝く夜を作るように、長い時間の果てに大きな跳躍を望むWeki Mekiの抱負が込められています。

シックな雰囲気の曲調という点でも、これまでのWeki Mekiと違うのは明らかですが、MVにおいてもグループの顔役であるユジョン(上)、ドヨン(下)がこれまでよりも並列な扱いになっているという印象を受けます。ちなみにそのドヨンは左腕手首と手の甲を骨折しており、全治約4~6週間ということで、音楽番組等のカムバック活動には参加しない予定です。

アルバムには他に、fromis_9を生んだMnetのサバイバル番組『アイドル学校』にも参加していたC’SA(シンシア)が手がけた「Who am I」、「Luminous」、リーダーのスヨンが作詞に参加した「Sweet Winter」、SMエンターテイメントのアーティストに多くの楽曲を提供しているチョ・ユンギョンが作詞に参加した「First Dream」、スヨンが作詞と作曲に参加した「One Day」が収録されています。

Ki-Ling(ファン)以外の人にとってWeki Mekiとは、どんな存在なのでしょう?

Weki Mekiは、のちに人気シリーズとなるMnetのサバイバル番組『PRODUCE』シリーズのシーズン1から誕生したI.O.Iの中心メンバーとして活躍したユジョンとドヨンを擁し、その番組にも参加していたエリーセイを加え8人組のガールズグループとしてデビューしました。誰もが知る大手事務所というわけではありませんが、fantagioという数ある俳優やASTROというボーイズグループを抱える優良事務所から排出された大人気グループになるという期待を集めていたことは間違いありません。

しかしながら、余りにも時が早く流れるK-POPという世界において、その存在はいつしか当たり前のものになってしまいました。Weki Mekiのような触れ込みを持つグループはいくつも登場し、気づけば特別な存在ではなくなっていったのです。

ユジョンとドヨンが居るグループということで存在を認識していても「あぁ、あのグループ、カムバックしたんだ」という、まるで他人事のような空気感こそがWeki Mekiの現状を現しています。中途半端に存在を認識されているということが、息長く活動できている要因でもありますし、ブレイクに至らないという原因にもなっています。

Weki Mekiはこれまでの活動でシングルアルバムやミニアルバムなど数多くの音源を残し、未だフルアルバムというディスコグラフィは残せていません。「Crush」「COOL」などのヒット曲もありますが、それらのガールクラッシュ系のコンセプトにしなかったのも「失敗ではなかった」ではなく「大成功だった」という結果を求めたからだと思います。

デビュー当時からWeki Mekiを見守ってきた私としては『I AM ME.』という、大人への成長というアプローチも素晴らしいと思いますし、この変化こそがWeki Mekiの現状を打破するための最適解だと信じています。

私は『I AM ME.』という強かな変化に世間が気づいてくれることを願っています。そしてブレイクの果ての1stアルバムという、Weki Mekiが返り咲く未来を見てみたいです。

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