2021年もついに年の瀬ですね。
この時期になると当ブログにおいて年末恒例企画となっている「KPOP WATCHMEN AWARDS」(通称KPWA)が例年通り控えていますが、その前に「タイトル曲以外(Coupling Track/カップリング曲)Best10」を発表させて頂きたいと思います。
ちなみに昨年の「2020年・タイトル曲以外Best10」と「2021年上半期・タイトル曲以外Best10」は以下のような感じでした。
なお、当ブログは管理人と私の2人でやっていますがランキングを決めているのは私の独断のみ、というのはもう書かなくてもいいですかね?まぁそんなの読んで頂いている方にはどうでも良いことかもしれないので、さっさと発表しちゃいましょう。
ではどうぞ!
第9位 ITZY/Sooo LUCKY |
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収録アルバム:CRAZY IN LOVE(2021年9月24日) | ||
作詞 | 作曲 | 編曲 |
심은지 | 심은지, 이민영(EastWest), Yeul(1by1) | 이민영(EastWest), Yeul(1by1), 심은지 |
迷った。大いに迷いましたよ。Best10を決める場合、1つのグループで複数の楽曲が候補となるのは珍しくないんですが、特に今回のITZYは「Sooo LUCKY」と「Chillin’ Chillin’」が大接戦。最終的にはグループらしさがある中にサビの部分でどことなくTWICEっぽさを感じた前者を選びました。まぁクレジットを見ればTWICEの楽曲を多数手掛けているシム・ウンジ(심은지)が関わっていたので、後々「そりゃ好きなはずだわ」と納得した次第です。 | ||
第8位 Billlie/flipp!ng a coin |
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収録アルバム:the Billage of perception : chapter one(2021年11月10日) | ||
作詞 | 作曲 | 編曲 |
LLANO | Alexander Karlsson (JeL), Alexej Viktorovitch (JeL), Bobii Lewis,,Cazzi Opeia, Ellen Berg |
JeL |
タイトル曲「RING X RING」以上にアルバム収録曲の方を評価する人を多く見かけたBilllieのデビューミニアルバムですが、全体的なクオリティが高いという意味では同意します。中でもこの曲が1番ぶっ飛びました。プレスリリースによると「deep & future要素が混在した新しいG-houseスタイル」とあり、「G-houseスタイルってなんぞ?」という感じではあるんですが、ポップさがありながら硬質なサウンドでグイグイ攻める感じは2021年デビュー組の中でもっともっと注目されるべきだと思います。あとアルバムアートワークが最高。 | ||
第7位 TWICE/HELLO |
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収録アルバム:Formula of Love: O+T=<3(2021年11月12日) | ||
作詞 | 作曲 | 編曲 |
Jed, Like, Davidior | Jed, Like, Davidior | Jed, Davidior |
長らく「ユニットはやらない」と言われていたTWICEも今作でついにそれが解禁!更にはここまでヒップホップジャンルの強い楽曲を披露するのも初ですし、このテイストの参加メンバーにチェヨンがいるのは当然として、個人的に実は1番ラップポジションに向いている声だと思っているモモを入れたのも大正解です。しかしなによりナヨンa.k.a. MC Railがついに音源でもガッツリ登場というところが最高過ぎました。 | ||
第6位 Red Velvet/Pushin’ N Pullin’ |
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収録アルバム:Queendom(2021年8月16日) | ||
作詞 | 作曲 | 編曲 |
Kenzie | Kenzie, Mike Daley, Mitchell Owens, Nicole Cohen |
Mike Daley, Mitchell Owens |
まずは帰ってきてくれただけでも「マジでありがとうございます(T_T)」なのに、タイトル曲の「Queendom」はもちろんのこと、収録曲まで文句なしだったので、正直に言えば5曲の中でどれを入れても良かったのです。つまりこれはITZYの頭を悩ませた“迷い”とは違って、5曲全部同点なんだから選びようがないという事になります。なので、今の気分で選んだらこれだなという嬉しい悲鳴的な感じでの選曲でした。 | ||
第5位 クォン・ウンビ/Eternity |
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収録アルバム:OPEN(2021年8月24日) | ||
作詞 | 作曲 | 編曲 |
김현아 | 박태진 | |
実質的に最後となったオンコンも含めて、喉に刺さった魚の小骨の如くモヤァっとしたものを残したまま活動を終了したIZ*ONEでしたが、リーダーらしく先陣を切ってデビューしたウンビが、そのIZ*ONEに対する小骨を「Eternity」によって優しく取り除いてくれたように思います。だってこの曲、どう考えてもIZ*ONEっぽい、というか、もうそのまんまで、アルバムに収録されてても一切違和感ないし、12人で歌うためのメロディラインになってますって絶対。しかもアルバムのラストトラックというところも含めて「ウンビ(T_T)」という彼女のグループに対する強い愛をヒシヒシと感じたのです。 | ||
第3位 Weeekly/Weekend |
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収録アルバム:Play Game : Holiday(2021年8月4日) | ||
作詞 | 作曲 | 編曲 |
danke , lnner child(Mono Tree) | Pdly(Mono Tree), lnner child(Mono Tree) | Pdly(Mono Tree) |
前回のタイトル曲「After School」はリリースから少し時間を置いてTikTokなどで人気となっており、今回の「Holiday Party」もテイストとしては「After School」同様、一聴して「良い!」というよりどちらかと言えば後々効いてくるスルメソングではないかと思っています。そんな中、速攻で「はい、これ最高!」となったのがこの曲で、サビ前の「Brrrrrr!」からして完璧にWeeekly節炸裂。メンバーのチャントも楽しい。そしてイヤホンで聴くとよりわかりますが、とにかく音が細部に至るまで作り込まれていて「お見事!」の一言に尽きます。 | ||
はい、というBest10だった訳ですが、上半期だけでなくこの年間を通してのランキングでも1位というのは、タイトル曲Best10を含めても初です。Apple Musicが自動生成してくれるサービス「リプレイ:2021」によると最も聴いたアーティストではドゥケが1位で、楽曲単体ではこの「바람아 (Wind Blows)」が1位となっているんですが、“ドゥケが1位”となった要因の7割くらいはこの曲によるものじゃないかと思えるほどヘビロテもヘビロテでしたし、言い換えれば「この曲は別格」とも言える存在でした。
とはいえ上半期と同じく2位となった「ウェンディ/When This Rain Stops」も順位の変動は考えられない位、ぶっ刺さった曲でした。
最後に1位と2位を飾った2曲の動画をもって締めの言葉とさせて頂きたいんですが、上半期と順位が同じなので別バージョンの動画を貼らせて頂きます。ではまた「KPOP WATCHMEN AWARDS」で。